ハイブリッドがこれだけ一般的になってくると、雪国では必需品である4WDもラインナップにあると安心ですよね。
ハイブリッドの王者は今も昔もプリウスですが、プリウスに4WDが登場したのはいつからなのでしょうか。
ここでは、他のハイブリッド4WDの歴史も紐解きながらプリウスの4WDの歴史を見ていきます。
また、プリウスの4WDはE-Fourですが、その仕組みをおさらいし、2WDからの切り替えは自動なのかもチェックしておきましょう。
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昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
プリウスに4WDが登場したのはいつから
まず、プリウスに4WDが登場したのはいつから、他のハイブリッド4WDの歴史も辿りながら確認していきましょう。
- 登場後しばらくはプリウスに4WDは無かった
- 大型車のハイブリッド4WDはあった
- プリウスにやっと4WDが投入されたのは4代目(50系)で、2015年
登場後しばらくはプリウスに4WDは無かった
登場後しばらく、いや、かなり長い間、プリウスに4WDはありませんでした。
当時は全く新しいコンセプトの車をつくるということで、4WDなんか頭になかったでしょうし、インサイトとの燃費競争も大変でした。
バッテリーを搭載するのだって大変だったはずで、ガソリン車の4WDユニットよりかさばるモーターを積むスペースなんか考えていなかったはずです。
もちろん、雪国では4WD需要はあったはずですし、プリウスに4WDをという声もあったでしょう。
しかし、性能の上がったスタッドレス等の存在を考えれば、プリウスには4WDがなくてもいけると判断したのでしょう。
大型車のハイブリッド4WDはあった
同じトヨタのアルファードにも2003年7月にハイブリッドが追加されましたが、これはE-Fourと呼ばれる立派な4WDでした。
ただ、アルファードのE-Fourは、前輪のパワーだけで走らせるには、車体が重すぎ、それを補うために後輪モーターを追加したのが真相のようです。
もちろんこの4WDには雪道や悪路を走破するという役割もありますが、ハイブリッドシステムでアルファードを軽快に駆動するための選択だったのです。
ハリアーには2005年にハイブリッドが投入されましたが、これはアルファードと同じシステムながら3.3LのV6エンジンなので、オフローダーとしての4WDの必要性を意識していたはずです。
ただ大きなスペースを必要としたため小さめのモデルでのE-Fourの採用はなかなか進まなかったのです。
しかし、そんな中で、ホンダのフィットハイブリッドは2013年12月にはプリウスに先んじて4WDを投入していました。
プリウスにやっと4WDが投入されたのは4代目(50系)で、2015年
プリウスにやっと4WDが投入されたのは2015年12月、4代目(50系)にモデルチェンジしたタイミングでした。
採用されたのは、電気式4輪駆動システムE-Fourで、アルファードなどに比べ、軽量化に成功していますが、リヤモーターの最高出力は5.3kW(7.2PS)とアルファードの50kW (68PS)に比べると非力です。
雪道での発進時など主におおむね時速25キロ前後までの低速域で稼働し、E-Fourが介入するのも時速70キロ程度までと、性能も限定されています。
ただ、このおかげで4WDシステムがかなり小型化されたはずですし、一番大事な上り坂の発進時などには威力を発揮してくれたはずです。
その後、5代目(60系)では30kW(41PS)に大幅に増強され、トヨタは高出力E-Fourと呼んでいるものとそん色は無くなりました。
プリウスのE-Fourの仕組みをおさらい(2WDからの切り替えは自動?)
では、プリウスの4WDシステムE-Fourの仕組みをおさらいし、2WDからの切り替えは自動なのかを確認していきましょう。
- プリウスの4WDシステムE-Fourの仕組み
- 2WDから4WDの切り替えは自動?
プリウスの4WDシステムE-Fourの仕組み
これがプリウスの4WDシステムE-Fourです。
引用元:https://global.toyota/jp/download/25012114/
ホンダのハイブリッドの4WDのようにプロペラシャフトなんかありません。
前輪はエンジン主体でモーターと協調しながら駆動しますが、後輪はモーターだけで駆動します。
路面や走行状態に応じて、FFから4WDへ駆動を制御し、発進も加速も安定した走りを実現してくれます。
E-Fourの場合、滑る前から4WDには移行しませんが、滑りを検知すれば直ちに4WDに移行します。
ただ、モーターのパワーがアップしたとはいえ、後輪のトルク不足は明白で、高速域でのE-Fourの働きはいささか心もとない気もします。
トヨタではリヤのトルクを大幅に増加させて、前後駆動力配分を自動最適制御する新型E-Fourを開発したということなので、そのシステムの搭載を期待したいところですね。
引用元:https://global.toyota/jp/mobility/tnga/powertrain2018/4wd/
2WDから4WDの切り替えは自動?
E-Fourの制御は完全に自動で行われます。
ガソリン車のアクティブコントロール4WD登載車には、昔は「4WDオートモードスイッチ」というものがありました。
これを押せば2WDと4WDが自動で切り替わるけど、OFFにすれば2WDで燃費がいいといえばいいわけです。
ただ、不測の事態が起こった時はスイッチを押す暇なんかありません。
しかも、通常は2WDで走りますから、燃費だって挿して変わらないのです。
ということで、プリウスのE-Fourにはそんなスイッチはありません。
2WDから4WDの切り替えは運転状況や路面状況をモニタリングしながら車載コンピューターがすべてコントロールしてくれます。
マルチインフォメーションディスプレイの「4WD作動状態表示」では、0 ~ 5 の6 段階で、各車輪の駆動状態を表示してくれますから、働き加減はチェックできます。
引用元:https://manual.toyota.jp/prius/2301/hev/ja_JP/contents/vhch02se010403.php
まとめ
プリウスに4WDシステムが搭載されてから、アクアなど小型のハイブリッド車でも4WDの搭載が進みました。
ハイブリッドの4WDはガソリン車の4WDほどの性能はありませんが、あると無いとでは大違いです。
燃費もさして変わりませんから、雪国の方や急なカーブが多くて路面が悪くてヒヤッとすることのある方はE-Fourにしておいた方がいいかもしれませんよ。
プリウスを限界値引きから更に安く購入する方法!
プリウスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
プリウスもフルモデルチェンジを果たし、最上級グレードの車両本体価格が約460万円とかなりの高額になっています。
プリウスには補助金があるとはいってもなかなかの高額です。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きやモデルチェンジ直後は各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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