CX-5は現行(KF系)になって後部座席のリクライニングができるようになりました。
2列目シートのリクライニングはミニバンでは当たり前のことですが、あると便利です。
しかし、このCX-5の後部座席リクライニングで背もたれの真ん中が戻らないということがあるようなのです。
ここでは、CX-5の後部座席リクライニングの変遷と操作方法をまず説明します。
後部座席のリクライニングで真ん中が戻らないという話については、戻し方、角度変更などをチェックしておきましょう。
CX-5の後部座席リクライニングの変遷と操作方法
まず、CX-5の後部座席リクライニングの変遷と操作方法です。
- CX-5の後部座席リクライニングの変遷
- 後部座席リクライニングの操作方法
CX-5の後部座席リクライニングの変遷
CX-5の2代にわたる後部座席リクライニングの変遷です。
初代CX-5(KE系)はリクライニング無し
初代CX-5(KE系)の後部座席はリクライニング無しでした。
マニュアルを見ても荷物を積むために後部座席を左右独立に前に倒すこと、アームレストを出し入れすることくらいしか記載はありません。
同じクロスオーバーSUVでも先代ハリアーやCR-Vにはちゃんとリクライニング機能はありました。
先代エクストレイルの場合はシートの裏側のストラップを引くので停車中しか操作できませんでしたが、一応リクライニング可能でした。
このため、割と垂直方向に立った背もたれとあいまって、特に背が高い方には不満があったようです。
現行CX-5(KF系)はリクライニング可能に
現行CX-5(KF系)になってからは後部座席はリクライニング可能になりました。
リクライニング可能とそうでないのとはえらい違いですが、それほど便利なものでもないようです。
リクライニングは2段階で2cmくらいなので、軽く倒れる程度で、体形にあわせて少し座りやすくなるくらいと思った方がいいでしょう。
1列目シートのようなリクライニングを考えたら失望してしまいますね。
後部座席リクライニングの操作方法
CX-5の後部座席リクライニングの操作方法は以下のようなものです。
レバーを引いたまま背もたれを後方に倒す、これだけです。
引用元:https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/cx-5/kf/eksu/contents/02110301.html
この他注意事項として、操作後はシートをゆさぶって、確実にロックされて、赤色の表示が見えないことを確認するという注意事項が記されています。
赤色の表示が見えているときは、背もたれがロックされていないので危険なのだそうです。
引用元:https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/cx-5/kf/eksu/contents/02110301.html
いずれにしても、角度調整をどうするのか、真ん中の部分がどうなるのかは、マニュアルではよくわかりませんね。
CX-5の後部座席のリクライニングで真ん中が戻らない現象と対応方法
では、本題のCX-5の後部座席のリクライニングで真ん中が戻らない現象と対応方法です。
- 後部座席のリクライニングで真ん中が戻らない現象
- 真ん中の部分の戻し方と角度調整
- どうしても戻らない時は
後部座席のリクライニングで真ん中が戻らない現象
CX-5の後部座席のリクライニングで真ん中が戻らない現象というのは、倒すときは右側の座席と一緒に倒れるのですが、右側の座席を起こしても戻らないのです。
結果的に真ん中部分が少しだけ窪んだ状況になるわけです。
後部座席に2人乗るのならあまり気になりませんが、3人乗るとさすがに困りますよね。
真ん中の部分の戻し方と角度調整
真ん中の部分の戻し方は説明書には全く記載がありません。
どうやら、右側のシートを押さえて固定しながら真ん中の部分を戻すというか起こすともとに戻るようです。
こんな現象が起きない場合もあるようですが、問題なのはほとんどのCX-5でこの症状が出ていることです。
リクライニングを操作するたびにこんなことをしなければならないのは面倒ですが、そうそう変更する方はおられないのかもしれませんね。
そんな状況ですので、この部分に限定しての角樋調整は不可能です。
後部座席そのものの角度調整は赤色の表示が出ない場所を手探りで探すしかありません。
どうしても戻らない時は
しかし、どうしても戻らない場合もあるそうで、その時は中央部分を交換してもらうしかないようです。
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ちなみに、自然に戻らない(前述の方法なら戻る)場合も交換はしてもらえるようですが、必ずしも改善するとは限らないようです。
ここまでくると設計上の問題ではないでしょうか。
まとめ
現行CX-5の後部座席はリクライニングができるようになりましたが、十分なものとは言えません。
また、中央部が戻らないところは設計上の問題としか思えません。
そう使うところではないので諦めるしかありませんが、次回モデルチェンジではリクライニング量の拡大も含め、改善を期待したいですね。
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