ステップワゴンのサイズを歴代で比較!室内についても

ステップワゴンは今回のモデルで6代目ですが、1996年の誕生から四半世紀以上が経ち、様々な進化を遂げています。

ここでは、そんなステップワゴンのサイズを歴代で比較していきます。

もちろん室内のサイズについてもです。

また、せっかく歴代のステップワゴンを見るのですから、歴代モデルで人気なのはどれなのかもチェックしておきましょう。

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ステップワゴンのサイズを歴代で比較!(外寸)

まず、ステップワゴンの外寸を歴代で比較していきますが、ここはノーマルモデルとSPADAに分けて比べていきましょう。

  1. ステップワゴンのノーマルモデルの外寸を比較
  2. ステップワゴンSPADAの外寸を比較

ステップワゴンのノーマルモデルの外寸を比較

最初に、ステップワゴンのノーマルモデルの外寸を比較しますが、関連するホイールベースと最小回転半径も比べておきましょう。

ノーマルモデル外寸比較表

形式等 全長 全幅 全高 ホイールベース 最小回転半径
RF1 ・RF2

(初代)

4,605mm 1,695mm 1,830mm

(1,845mm)

2.800mm 5.6m
RF3 ・RF4

(2代目)

4,670mm 1,695mm 1,845mm

(1,860mm)

2.805mm 5.3m
RG1・RG2・RG3・RG4

(3代目)

4,630mm 1,695mm 1,770mm

(1,785mm)

2.855mm 5.3m
RK1・RK2・RK3・RK4

(4代目)

4,690mm 1,695mm 1,815mm

(1,830mm)

2.855mm 5.3m
RP1・RP2

(5代目)

4,690mm 1,695mm 1,840mm

(1,855mm)

2,890mm 5.4m
RP6・RP7・RP8

(6代目)

4,800mm 1,750mm 1,845mm

(1,860mm)

2,890mm 5.4m

( )書きは4WD

ノーマルモデル歴代外寸の傾向

ステップワゴンのノーマルモデルは1996年5月に誕生しました。

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/normal/

ノーマルモデルの外寸は全幅は一貫して5ナンバー上限の1.7mぎりぎりで、全長は徐々に拡大して上限の4.7mに限りなく近付いています

全高も高くなっていますが、3代目は背が低くなった3代目オデッセイの影響か75mmも背が低くなっています

ダウンサイジングということで、全長も少しだけ短くなっています。

プラットフォームが低床・低重心の新しいものに変更された結果、大きな箱のようなスタイリングがおしゃれにカッコよく変わりました。

2代目 3代目

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/normal/

その後4代にわたってこのプラットフォームを使っていますが、徐々に全高は高くなり、2代目と同じ水準に戻ってしまいました。

4代目 5代目

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/normal/

6代目についてはSPADAと一本化され、本格的な3ナンバーサイズに変わっています。

引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/

ホイールベースについては徐々に拡大を続け、同クラスのノア&ヴォクシーやセレナより大きいので、長距離ドライブでは効果を発揮しそうです。

また、長大なホイールベースなのに最小回転半径がむしろ小さいのも評価すべきポイントです。

ステップワゴンSPADAの外寸を比較

次に、ステップワゴンSPADAの外寸を比較しておきましょう。

形式等 全長 全幅 全高 ホイールベース 最小回転半径
RF5 ・RF6・RF7・RF8

(2代目)

4,680mm 1,725mm 1,845mm

(1,860mm)

2.805mm 5.3m

(24T2WDのみ5.5m)

RG1・RG2

(3代目)

4,630mm 1,695mm 1,770mm

(1,785mm)

2.855mm 5.3m
RK5・RK6

(4代目)

4,690mm 1,695mm 1,815mm

(1,830mm)

2.855mm 5.3m(COOLSPIRIT 2WDのみ5.6m)
RP3・RP4・RP5

(5代目)

4,735mm 1,695mm 1,840mm

(1,855mm)

2,890mm 5.4m(COOLSPIRIT 2WDのみ5.7m)
RP6・RP7・RP8

(6代目)

4,830mm 1,750mm 1,845mm

(1,860mm)

PREMIUM LINEは5mm高

2,890mm 5.4m(PREMIUM LINE 2WDのみ5.7m)

( )書きは4WD

SPADA歴代外寸の傾向

SPADAはステップワゴン2代目、3代目はマイナーチェンジから登場という今とは違った扱いでした。

2代目のときは3ナンバーモデル、3代目、4代目は5ナンバーモデルと一貫性はありません。

2代目 3代目 4代目

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/spada/

5代目は3ナンバーになりましたが全幅は1.695mで、まさに「なんちゃって3ナンバー」でした。

引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/spada/

3ナンバーになったところで、ベースは5ナンバーのノーマル車ですから、見た目が少し大きいだけだったのです。

しかし、6代目は非エアロボディのAIRも含めて3ナンバー化され、これで晴れて本格的な3ナンバーになったわけです。

引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/

ステップワゴンのサイズを歴代で比較!(内寸)

今度は、ステップワゴンの内寸を歴代で比較していきましょう。

  1. ステップワゴンの内寸を比較
  2. ステップワゴンの歴代内寸の傾向

ステップワゴンの内寸を比較

ステップワゴンの内寸の比較ですが、ノーマルモデルもSPADAも内寸は変わりません。

形式等 室内長 室内幅 室内高 荷室容量(VDA)
RF1 ・RF2

(初代)

2,730mm 1,575mm 1,335mm
RF3 ・RF4・RF5 ・RF6・RF7・RF8(2代目) 2,800mm 1,.570mm 1,350mm
RG1・RG2

(3代目)

2,775mm(Honda HDDインターナビシステム装着車は2,800mm 1,505m 1,350mm
RK1・RK2・RK3・RK4・RK5・RK6(4代目) 3.095mm 1.500mm 1.395mm
RP1・RP2・RP3・RP4・RP5

(5代目)

3,220mm  1,500mm 1.425mm(ハイブリッド車は1,405mm) 366L
RP6・RP7・RP8

(6代目)

2,845mm 1,545mm 1,420mm(ハイブリッド車は1,410mm) 379L

ステップワゴンの歴代内寸の傾向

ステップワゴンの歴代内寸の傾向ですが、室内長については測り方次第なので何とも言えません。

先代ステップワゴンは、エンジンルームを40mm短縮して室内スペースを拡大したということで室内長は拡大しているのですが、現行モデルでは短くなっているのです。

6代目は全幅が55mm拡大した結果室内幅も拡大していますが、初代、2代目はもっと大きかったのです。

ただ、3代目で低床・低重心のプラットフォームを採用した効果は大きかったようです。

3代目は同じ室内高で全高を抑えたのに、それ以降は全高を元に戻して室内高に振っているのでここに余裕が生じています。

低床については、ステップ高が390mmという素晴らしい数値を叩き出しています。

荷室容量については過去のモデルはよくわかりませんがVDA方式で300L台後半というのはすごいことです。

ノア&ヴォクシーだってセレナだって300L未満なのですから。

ステップワゴンの歴代モデルで人気なのは?

この機会に、ステップワゴンの歴代モデルで人気なのはどれなのかも、販売台数をベースにチェックしておきましょう。

年(西暦・暦年) 販売台数 順位
1996(5月 初代発売) 11位以下
1997 109,894台 5位
1998 93,,280台 6位
1999 90,495台 3位
2000 79,270台 9位
2001(4月 2代目発売) 110,014台 5位
2002 71,128台 11位
2003 63,182台 13位
2004 46,700台 20位
2005(5月 3代目発売) 91,745台 7位
2006 78,216台 6位
2007 55,800台 13位
2008 44,441台 20位
2009(10月 4代目発) 43,020台 20位
2010 80,934台 7位
2011 48,797台 11位
2012 63,707台 9位
2013 62,206台 10位
2014 42,743台 18位
2014(4月 5代目発売) 53,699台 17位
2016 52,472台 15位
2017 46,457台 22位
2018 56,872台 16位
2019 52,676台 18位
2020 34,441台 20位
2021 39,247台 19位
2022年1月 2,800台 17位
    2月 2,586台 21位
    3月 1,431台 41位
    4月 193台
    5月( 6代目発売) 2,025台 19位
    6月 3,378台 15位
    7月
    8月 4,614台 9位
    9月 2,792台 21位
          10月 3,075台 17位
          12月 5,327台 11位

販売台数的には初代が圧倒的で、1999年なんかはセレナの倍以上も売れていました。

ただ、ノアが投入されると、2002年にはノアが5位でステップワゴンが11位、翌年はノアが8位でステップワゴンが13位と、ノア&ヴォクシーの後塵を拝するようになりました。

3代目にモデルチェンジした効果で、2006年にはノアを追い越したのですが、上位にはこれまで負けたことのないセレナが君臨していました。

4代目へのモデルチェンジで2010年には息を吹き返しましたがそれも一時的で、すぐにライバル車の後塵を拝してしまいます。

5代目のモデルチェンジに至っては、ほとんど販売上の効果はなかったのです。

こうしてみると、ライバルのノア&ヴォクシーがいなかったにしろ、箱形の初代の人気が圧倒的だったことがわかります。

また、3代目、4代目も一定の人気を博したことがわかりますね。

投票方式でも男性の1位は初代ステップワゴンですが、女性の1位は4代目だそうです。

男女ともトップ3には5代目、6代目が入っているのは意外ですが、室内高の高さや積載量、スパーダの3ナンバー化などが効いているのかもしれませんね。

まとめ

ステップワゴンは先代までは基本的に5ナンバーの制約の下で、少しずつサイズを拡大していますが、低床による室内高の高さや積載量はかなりのものです。

ただ、今回の本格的な3ナンバー化では室内サイズの拡大があまり図られていません。

今後はこのあたりの改良も検討してほしいものですね。

 

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