ステップワゴンはミニバンですが、アウトドアテイスト、SUVっぽさを出そうと思ったら、リフトアップは有効な手段です。
本編で画像を紹介しますが、なかなかカッコいいのです。
ここでは、まず、ステップワゴンをリフトアップするとどうなるかを紹介します。
その上で、ステップワゴン用リフトアップキットの費用や具体的なリフトアップの方法をチェックしておきましょう。
ステップワゴンをリフトアップするとどうなる?
ステップワゴンをリフトアップするとどうなるのかを次の点についてみていきます。
- ステップワゴンのリフトアップ事例(リフトアップするとこうなる)まず、ステップワゴンをリフトアップした実例と、リフトアップするメリット、デメリットを整理しておきましょう。
- リフトアップするメリット、デメリット
ステップワゴンのリフトアップ事例(リフトアップするとこうなる)
まず、ステップワゴンをリフトアップするとどうなるかを見てみましょう。
これはAUTO MOTIVE JAPANという車の内外装を手掛ける会社のカスタム画像です。
引用元:https://a-m-j.co.jp/stock/11430
どうです、なかなかの迫力ですし、いかにもSUVでしょう。
ベース車は先々代のステップワゴンなので比べてみると差は歴然としています。
引用元:https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/normal/2012/
リフトアップしたカスタム車はカーキのような色にブラックのバンパー、ホワイトレタータイヤとブラックのスチールホイールです。
だから、SUVテイスト満載なのですが、1.5インチ(約3.8cm)のリフトアップも間違いなく効いています。
リフトアップするメリット、デメリット
そんなステップワゴンをリフトアップするメリット、デメリットを整理しておきましょう。
メリット
本来は走行性能なのでしょうが、一番の効果は見た目の迫力です。
車高が高くなり、タイヤの大径化などと組合せば、圧倒的な存在感になります。
走行性能面では、最低地上高、アプローチアングル、デパーチャーアングルとも大きくなるので、悪路走破性が大幅に向上します。
またアイポイントも上がるので視認性も良くなります。
デメリット
ステップワゴンのリフトアップの最大のデメリットは、重心が高くなる結果、ロールなどコーナリング時の挙動が大きくなり、旋回性能が低下することです。
前面投影面積、側面投影面積とも大きくなり、加速、最高速などに影響が出るほか、風の影響も受けやすくなります。
遠方の視認性は良くなるのですが、車のすぐ側の死角が大きくなり、前方のバンパーあたりや左側方の背の低い障害物はまるで見えなくなります。
ステップワゴンはもとももとそのあたりの視認性は良くありませんから大きなデメリットですね。
ステップワゴン用リフトアップキットの費用や具体的なリフトアップの方法
では、ステップワゴン用リフトアップキットの費用や具体的なリフトアップの方法を紹介していきましょう。
- リフトアップキットの費用
- 具体的なリフトアップの方法
リフトアップキットの費用
SUVであればリフトアップはカスタム化の定番なのでリフトアップキットはいろんなところから提供されています。
リフトアップキットというのは簡便なものであればスペーサーやスプリングの上側に付けるネジ式アダプターなどの場合もあります。
純正ダンパーを使うコイルスプリングだけのもの、コイルスプリングとダンパーがセットになったもの、車高調が組み込まれたものなど種々あるのです。
ただ、ミニバンはローダウンをされる方は多いものの、リフトアップをされる方はあまり見かけません。
そんなこともあって、ステップワゴンのリフトアップキットで見つかったのはこのリフトアップサスだけでした。
価格は前後セットで、税・送料込み33,147円で、純正ダンパーを使うコイルスプリングとしては普通の値段です。
フロント+20~+30mm、リア+19~+29mmですが、40mmを超えると構造変更手続きという面倒があります(これをしないと車検に通らない)。
また、極端なことをすると自動ブレーキにも影響しますし、工賃もとても高くなります。
この程度なら、これに取り付け工賃が2万円~2万5千円、アライメント調整が1万円、光軸調整が5千円というところでしょうか。
具体的なリフトアップの方法
具体的なリフトアップの方法はいくつかあります。
ボディブロックを使う
ジムニーのようなラダーフレームならフレームとボディの間にボディブロックを挟んで、サスペンションは一切いじらずにリフトアップすることができますが、ステップワゴンにはできない方法です。
リフトアップ用のスペーサーを使う
純正のサスペンションと車体の間にリフトアップ用のスペーサーを入れる方法で、純正のサスペンションを使うので乗り心地は変化しませんが、大きなリフトは困難です。
リフトアップサス
純正のサスペンションのスプリングをリフトアップサスという長いスプリングに交換する方法で、通常は純正よりは剛性の高いスプリングを使用します。
車高調サスペンション
純正のサスペンションを車高調サスペンションに交換する方法です。
交換後も自由に車高を変更できますし、乗り心地の調整も可能ですが、当然高価です。
まとめ
ステップワゴンのような車高の高い車でリフトアップというのはリスクが大きいということは承知しておいてください。
しかし、ステップワゴンのリフトアップは少ないので目をひきますし、ホワイトレターの大径マッドテレーンタイヤあたりを履くと目立つことは目立ちます。
1.5インチ、 38.1mmまでのリフトアップならありかもしれません。
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