ハリアーは誕生直後から人気モデルで、買われた方はさぞかし満足されているとばかり思っていました。
しかし、一部ではありますが、やめた方がいいとか買って後悔したという声もあるようなのです。
ここでは、そんなハリアーはやめたほうがいいのか、買って後悔するのはなぜなのかを探ってみます。
また、ハリアーは高いだけだからなのかもチェックしておきましょう。
ハリアーはやめたほうがいいの?
まず、ハリアーを買うのをやめておいたほうが良かったという理由です。
- 燃費などの維持費
- 大きいボディサイズ
- レクサスなど他の車にしておけばよかった
- ローン
- 世間の見る目
燃費などの維持費
ハリアーのカタログ燃費はWLTCモードで、ガソリン車15.4km/L、ハイブリッド車22.3km/Lで、そこそこの高燃費に見えます。
しかし、実燃費となるとガソリン車は11km/L、ハイブリッド車は17km/L程度のようなのです。
いずれも2Lクラスのミニバン並みの燃費で、そう悪いわけでは無いのですが、リッター170円というガソリン高はこたえるようです。
もっと燃費が良くてコンパクトなミニバンを選んでおけばよかったと後悔するのでしょう。
大きいボディサイズ
現行ハリアーの最小回転半径は5.5mです。
初代(10系)、2代目(30系)は5.7mでしたが3代目(60系)ではダウンサイジングの恩恵で5.3mとなり、取り回しは大きく改善したと言います。
しかし、現行(80系)ハリアーでは先祖返りしてボディサイズが拡大し、最小回転半径も拡大したわけです。
最小回転半径5.5mというのは明らかに大きいですから、車庫入れやUターンが大変なのは間違いありません。
それが毎日となるとげんなりしそうですね。
また、SUVらしく車高が高くて、視界が良好というメリットもありありますが、車のそばにある低い障害物た子供などはとても視認しづらいものです。
また、子供や高齢者にとっては高くて乗れなかったり乗りにくい場合もあるのです。
レクサスなど他の車にしておけばよかった
ハリアーというのは誰もが憧れる車で、ステータスを手に入れた気分になると思います。
しかし、同じようなサイズでも例えばレクサスNXなら2.4Lの8速ATで、満足度は格段に違います。
価格は140万円以上高いのですが、中古で買う手だってあったはずです。
また、国産でなければ、同じような予算で輸入車のSUVだって買えますし、その方が周囲の羨望を受けられると思います。
ローン
買ってからこたえてくるのはローンです。
車というものはガソリン、税金、任意保険、メンテナンス、修理など予想以上にお金がかかるものです。
お子さんが生まれても、進学しても固定費は増えますし、収入が減ることもあります。
出費を抑えられるものもありますが、ローンだけは確実に払わないといけません。
仮に400万円借りたとしたら、例えば毎月5万円、ボーナス時20万円というような返済を5年も続けなけれなならないのです。
世間の見る目
ハリアーはかつてはお金持ちのある程度の年齢の男性が買う車でしたが、今では若い見栄っ張りの男性が買う車というイメージもあります。
世間は高収入ならレクサスLXなんかを買うはずで、収入も無いのに無理して買っているなあと見ているかもしれないのです。
そうでなければ心外でしょうし、実際にそうならなおのこと悔しいと思います。
ハリアーを買った後に後悔するのは?
次に、ハリアーを買った後に後悔するのはこんなことのようです。
- グレード選択
- ガソリン車・ハイブリッド車の選択
- ナビの選択
- オプション選択
グレード選択
どんな車を買う時もグレード選択は悩ましいところです。
ハリアーの場合、一番安いのは「S」ですが、プロジェクター式LEDヘッドライトやLEDデイタイムランニングランプはオプションでも装着不可で、見た目も違ってきます。
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プロジェクター式LEDヘッドライト+LEDデイタイムランニングランプ(S以外) | 3灯式LEDヘッドランプ(S) |
引用元:https://toyota.jp/harrier/grade/?padid=from_harrier_gallery_navi-menu_grade
12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイは「S」ではオプションでも装着不可で、ずっと小さい7.0インチですが、見た目は全く違います。
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12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ
(G、S以外) |
7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+オプティトロンメーター
(G、S) |
引用元:https://toyota.jp/harrier/grade/?padid=from_harrier_gallery_navi-menu_grade
タイヤ&ホイールだって、「S」だけ225/65R17です。
特に「S」と他グレードの差が大きいので買う前にこれで満足できるかはよく考えた方がいいでしょう。
一番高いグレードを買えばこうした後悔はありませんが、それなりの出費はこたえます。
購入の際にはグレードによる装備差をしっかりと考えて、後悔の無いようにしましょうね。
ガソリン車とハイブリッド車の選択
ハリアーにはガソリン車・ハイブリッド車がありますので、この選択も後悔の原因になります。
ガソリン車・ハイブリッド車の価格差は結構大きく、59万円もありますが、10万キロちょっと走れば価格差は回収できそうです。
価格差でガソリン車を選んだ方は、年間3万キロを走るようなら、とても後悔しているはずです。
一方で年間1万キロも走らない方にとってはハイブリッドの燃費面でのメリットは享受できないでしょう。
ナビの選択
ハリアーのナビはディスプレイオーディオで、オーディオレスの設定はありません。
また12.3インチと8インチはグレードによって決まりますので、「G」や「S」にはオプションでも12.3インチナビは付きません。
ただ、12.3インチナビは存在感が圧倒的ですから、8インチナビなら後悔するかもしれません。
引用元:https://toyota.jp/harrier/feature/?padid=from_harrier_top_navi-menu_feature
ちなみに、現行ハリアーのナビはCD再生、DVD視聴はできませんので注意が必要です。
オプション選択
ハリアーの購入時にはオプション選択で悩んだことでしょうし、予算の関係で諦めたオプションもあるはずです。
オプションの中でもディーラーオプションは後付けも容易ですし、追加費用もそれほどかからないものです。
しかし、メーカーオプションは後付け不可だったり、装着にかなりの経費がかかる場合が多いのです。
また、スペアタイヤは装着は簡単ですが、取り付け部材が必要になりますし、廃材の処理も必要になるのです。
後悔するのは価格が高いだけだから?
ハリアーを買って後悔するのは価格が高いことにも原因はあります。
ただ、「高いだけ」と思われている方は少なく、高いなりの価値を否定されている場合は少ないのです。
しかし、高いお金を出しただけに、こんなはずではなかったと思う場合のダメージも大きいのです。
ただ、一番大きいのは無理をして買ってローンに苦しんでいる場合でしょう。
一見払えそうでも、維持費は結構なものですし、生活が破綻したら何にもなりません。
結局ローンが払えなくて大事なハリアーを手放すようなことになれば元も子もなくなるのです。
まとめ
いろいろと書いてきましたが、ハリアーは高い買い物だけに、グレード選び、パワーユニットのタイプ、オプションなど、より慎重に選ぶべきでしょう。
そこまでしても後悔することはあり得ますが、買わなければよかったと思う確率は低くなるはずです。
また、無理して買うことを否定はしませんが、かかる経費は厳しめに見積もって、楽観的な収支計画は立てないようにしたほうがいいと思いますよ。
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しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
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