ハリアーも現行モデル(80系)へのモデルチェンジから2年半を経過し、そろそろマイナーチェンジがあるかもしれませんし、フルモデルチェンジの時期も気になり始める時期です。
ハリアーは2021年の販売台数は全体で7位、SUVの中ではライズにわずかに及びませんが、このクラスでは圧倒的ですから、その影響は小さくないはずです。
ここではそんなハリアーのモデルチェンジ周期をまず整理してみます。
そして、それを踏まえて、諸般の事情も勘案しながらフルモデルチェンジ時期を予想してみました。
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昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ハリアーのモデルチェンジ周期と歴史?
まず、ハリアーのモデルチェンジ周期を整理しますが、あわせてハリアーの歴史も紐解いておきましょう。
- ハリアーのモデルチェンジ周期
- ハリアーのハリアーの歴史
ハリアーのモデルチェンジ周期
まず、ハリアーのモデルチェンジ周期です。
世代(系) | フルモデルチェンジ | マイナーチェンジ | モデル期間 |
---|---|---|---|
初代(10系) | 1997年12月 | 2000年11月 | 5年2か月 |
2代目(30系) | 2003年2月 | 2007年1月 | 10年5か月 |
3代目(60系) | 2013年7月 | 2017年6月 | 7年 |
4代目(80系) | 2020年6月 |
2代目(30系)は異様に長いのですが、これには理由があるはずで、そこは後述します。
参考になるのは初代(10系)と3代目(60系)のモデル期間です。
ハリアーの歴史
ハリアーの歴史を世代ごとに簡単に紐解いていきましょう。
初代(10系)
初代ハリアー10系は、「WILD but FORMAL」というコピーで1997年12月に発売されました。
当時SUVのマーク2とも呼ばれ、ラグジュアリーSUVという分野を切り拓いた車でした。
カムリのプラットフォームをベースとし、3.0LのV型6気筒と2.2Lの直列4気筒という構成で、直列4気筒エンジンはその後2.4Lへとグレードアップし、豪華さと力強さを両立させていました。
こうした新しいコンセプトのSUVは市場に歓迎され大ヒット車となったのです。
2代目(30系)
2003年2月に発売された2代目ハリアー30系は10系と同様のパワートレインで、ラグジュアリーSUVというコンセプトも引き継ぎました。
しかし、新たな「電子制御エアサスペンション」や「スーパーインテリジェント5速オートマチック」が装備されましたし、新設計のプラットフォームも投入されました。
こうしたことにより、加速、走行安定性、安全性も大きく向上しました。
車体もかなり拡大するとともに装備も非常に豪華になりました。
また、2005年にはアルファードのシステムをベースとしてハリアーハイブリッドが登場し、SUVにおけるハイブリッドの先駆となりました。
ハリアーの場合はアルファードと違って3.3LのV6エンジンと高出力モーターとの組み合わせでしたから、圧倒的な加速性能と低燃費を両立させたハイブリッドシステムでした。
高価な車でしたが、年配の方だけでなく若者も憧れるモデルとなり、モデル周期は10年を超える大ヒット車になりました。
3代目(60系)
2013年7月に誕生した3代目ハリアー60系はレクサスRXから切り離され(それまではレクサスRXの国内版)、独自モデルになりました。
レクサスRXから切り離されたこと、時代の要請、あるいは日本の道路事情等もあったのでしょう、車体ををダウンサイズするとともにエンジンも小型化しています。
新たに搭載されたエンジンは2LのNA及びターボ(マインナーチェンジで追加)で、エンジンの小型化により車体のダウンサイジングにもかかわらず室内空間や荷室容量は犠牲になっていません。
ダウンサイジングにより取り回しは良くなり、燃費も大きく改善しました。
これまでの圧倒的な存在感とパワーという路線は少し薄れましたが、豪華さの中により洗練されたテイストを漂わせていました。
4代目(80系)
2020年6月に登場した4代目ハリアー80系は基本的なコンセプトは先代60系を受け継ぎましたが、ダウンサイジングの流れを巻き戻したかのようです。
全長、全幅はともに拡大され4,740mm×1,855mmと2代目30系のサイズとほぼ同じサイズになっていますが、全高が低いので威圧感よりシャープさを感じます。
これは「TNGAプラットフォーム」を採用した恩恵で、地を這うような低重心のフォルムを獲得したのです。
エンジンは2Lターボが廃止され2LのNAだけになりましたから、以前の圧倒的なパワーを持つSUVの面影はありません。
もはや大出力エンジンでガンガン走る時代ではないのでしょう。
パワートレインがダイナミックフォースエンジンに全面刷新されたこともあってモデルチェンジ前がJC08モード、後がWLTCモードにもかかわらず数値があまり変わらないのです。
WLTCモードではJC08モード燃費より2割程度燃費が低下するはずですから、相当燃費は改善しているのでしょう。
ハリアーのモデルチェンジ周期から時期を予想する
ハリアーのモデルチェンジ周期などから時期を予想していきましょう。
過去のモデルチェンジ周期(6年から7年)
ハリアーのモデルチェンジ周期を見ていると2代目30系のモデル周期が異様に長いのがわかります。
ただ、30系の場合はレクサスRXから切り離されて、2009年1月にはレクサスRXが代替わりしてハリアーは競合を避けていずれ廃止の方向だったのです。
しかし、ディーラー等の反発もあって存続が決まったようですから、モデルチェンジ時期は特殊ですし、ダウンサイジングに舵を切ったのもそれが原因でしょう。
となると、過去のモデルチェンジ周期を見れば6年から7年程度がモデルチェンジ周期ですが、今はどの車種もモデルチェンジ周期が長期化しています。
とうすると先代60系の7年を超えてしまうかもしれません。
マイナーチェンジ
ここで考えたいのは、マイナーチェンジです。
マイナーチェンジはモデルチェンジを考えるうえで大きなヒントになるからです。
問題は2022年10月の一部改良がマイナーチェンジかどうかですが、これはPHVの投入と安全装備の拡充、そして最も大きいのは価格改定という名前の値上げです。
となるとあくまで一部改良なのでしょうが、60系ではモデルチェンジから2年で一部改良、その2年後にマイナーチェンジでした。
となると80系のマイナーチェンジは2024年10月頃でしょう。
マイナーチェンジをすれば一定期間は販売しますから、モデルチェンジがその3年後とすれば、早くても2027年10月頃でしょうか。
まとめ
今からハリアーのモデルチェンジ時期を占うのは気が早い気もしますが、車を買う上ではとても大事です。
モデルチェンジ、マイナーチェンジで車は変わりますが、値引きは厳しくなりますし、初期不良のリスクは高くなります。
モデルチェンジ、マイナーチェンジが近付けば値引きは拡大しますが、すぐに旧モデルになってしまいます。
それを考えればある程度ハリアーのモデルチェンジ時期を考えるのは大事なことなのです。
ハリアーを限界値引きから更に安く購入する方法!
ハリアーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ハリアーも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約600万円オーバーとかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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