アルファードのローンは月々いくら?種類・計算例など購入前に知っておくべきこと

アルファードを購入する際、多くの方がローンを検討されると思います。

そして、「アルファード ローン 月々いくら?」と考えるとき、それは単に月額の支払いだけでなく、より深い経済的意味合いを含んでいます。

この記事では、乗り出し価格やローンの種類を説明したうえで、アルファードのローンや残クレの支払い例、月々いくらかをお示ししていきます。

これで、アルファードを購入した場合の月々の支払いの目安がわかっていただけるはずです。

また、ローン地獄やローン払えないという状況に陥らないためのヒントとして、ローンや残クレ利用時の注意点や、後悔しないための知恵をあわせて提供します。

アルファード-記事一覧

  • アルファードの乗り出し価格の意味と重要性
  • アルファード購入時のローンの種類とメリット、デメリット、頭金の目安
  • ローンの種類ごとの月々の支払い額
  • 購入する際に知っておくべきこと、注意すべきこと

アルファードのローンが月々いくらかを考える前に確認すべきこと

アルファード ローン 月々 いくら

最初に、アルファードのローンが月々いくらかを考える前に確認しておきたいことがいくつかありますので、それを説明していきましょう。

  1. アルファードの乗り出し価格
  2. ローンの種類は?
  3. 頭金はどれくらい必要?

アルファードの乗り出し価格

まず、アルファードの乗り出し価格です。

乗り出し価格は車両本体価格と違って、契約時に必要な、これだけ払えば運転が始められるという金額です。

乗り出し価格とは
車を購入して実際に運転を始めるまでに必要な経費の総額(車両本体価格-値引き+諸経費(環境割、自動車重量税、自動車税、登録料、印紙税、自賠責保険料、ディーラーへの納車準備費用など)

たとえば、トヨタのアルファードのZ、ハイブリッドZの2WDで乗り出し価格を試算してみましょう。

区分 Z(2WD) ハイブリッドZ(2WD)
車両本体価格 5,400,000円 6,200,000円
値引 100,000円 100,000円
オプション 185,000円 225,000円
税金 233,800円 39,800円
環境性能割 132,500円 0円
重量税 61,500円 0円
自動車税(11か月) 39,800円 39,800円
自賠責保険料 24,190円 24,190円
リサイクル費用 14,900円 14,900円
登録諸費用(参考価格、消費税込) 50,414円 50,414円
合計 5.623.304円 6.454,304円

Zは最廉価ですが、グレードをしぼっているからで、実際には装備充実グレードです。

このため、オプションは不要ですが、デジタルインナーミラー(44,000円)、トヨタチームメイト(ガソリン車95,700円、ハイブリッド車139,700円)くらい付けておきたいところです。

メーカーオプションなので10%程度の値引きを見込みます。

このように、車を購入する際には、単に車両本体価格だけを考えるのではなく、全体のコストを把握することが重要です。

予期しない費用に驚かされることがないよう、乗り出し価格をしっかりと理解しておく必要があります。

ローンの種類は?

次は、ローンの種類はどのようなものがあるかです。

アルファードのような高価な自動車の購入に際して、多くの方はローンを利用します。

利用できるローンにはいくつかの種類があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

ここでは、主に利用される銀行系マイカーローンディーラーローンを含む信販系ローン残価設定ローン(残クレ)について、そして最近注目を集めているサブスクについても説明していきましょう。

マイカーローン

マイカーローンは、銀行や信用金庫などの金融機関から提供される一般的なローンです。

このローンの最大のメリットは、金利が比較的低いこと(1~4%にあります。

さらに、金融機関によっては、長期間の返済オプションを選択でき、月々の返済額を抑えることが可能です。

ただし、審査が厳しいことや、審査に時間がかかることがデメリットとして挙げられます。

また、フルローン(頭金なしのローン)が難しい場合もあります。

ディーラーローン

ディーラーローンは、自動車ディーラーが提供するローンです。

このローンの最大のメリットは、審査が比較的緩いこと、迅速に審査結果が出ることです。

これにより、すぐに車を手に入れることが可能になりますが、金利は一般的にマイカーローンよりも高め(4~6%に設定されています。

ディーラーローンは信販系の場合が多く、これも金利負担が大きくなる原因となっています。

残価設定ローン(残クレ)

残価設定ローン、または残クレは、契約終了時の車両の残価(将来の価値)をあらかじめ設定し、その残価を除いた金額に対してローンを組む方式です。

この方式の最大のメリットは、月々の支払額を大幅に抑えることができる点にあります。

これにより、購入者は高価なアルファードのような車でも購入しやすくなります。

また、アルファードのような人気車は期間終了後の残価率が高いので、月々の支払い額が少なくて済むというさらなるメリットもあります。

しかし、デメリットとしては、実質的な金利が高い(5%程度)こと、契約終了時に大きな一括払いが発生する可能性があること、長期間にわたって車の返済を続けなければならないことなどが挙げられます。

また、車を返却するときに、過走行や車の傷みなどにより追加費用が発生するというリスクもあります。

カーリース・サブスクリプション

最近注目を集めているのが、カーリースやサブスクリプションサービスです。

トヨタで言えば「KINTO」ですね。

こうしたサービスでは、車を所有するのではなく、月額固定料金で車を使用することができます。

メリットとしては、初期費用がほとんどかからず、定期的に最新の車種に乗り換えることができる点が挙げられます。

これにより、利用者は常に最新のテクノロジーと快適性を享受することが可能になります。

さらに、保険やメンテナンスが月額料金に含まれているため、車に関する予期せぬ出費を抑えることができます

一方で、サブスクにはいくつかの注意点もあります。

まず、長期的に見た場合には総コストが高くなる可能性が高いことです。

車を長期間使用する場合、購入した方がコストパフォーマンスが良いことも少なくありません。

また、契約には走行距離の制限が設けられている場合が多く、走行距離が多いユーザーにとっては問題になってきます。

制限を超えた場合には追加料金が発生してしまうのです。

さらに、車の所有権がユーザーにないため、カスタマイズや改造が基本的に許されません

また、契約終了時に車を返却することになり、車の状態によっては追加費用が発生することもあります。

頭金はどれくらい必要?

次に、頭金はどれくらい必要かです。

自動車を購入する際に最初に支払う金額、つまり頭金については、一般的な指標として購入価格の10%から20%が目安とされています。

しかし、これはあくまでも目安過ぎず、実際には財務状況や購入する車の種類、購入方法によって最適な頭金は大きく変動します。

頭金を多く支払う主なメリットは、ローンの残高を減らすことができるため、月々の返済額やローン全体の金利負担を軽減できる点です。

例えば、500万円のアルファードを購入する場合、頭金を100万円支払えば、ローンを組む必要がある残額は400万円に減ります。

これにより、月々の支払額を抑えることができ、経済的な余裕を持って車を所有することが可能になります。

一方で、頭金なしでの購入も現実的な選択肢です。

特に初めての車購入や現金が限られている場合、大きな一時金を支払うことは難しいかもしれません。

頭金ゼロの場合、月々の返済額は高くなりますが、購入時の負担は軽減されます。

ただし、この場合、月々の返済額が収入に見合ったものであることを確認し、予期せぬ経済的困難で返済できないというような事態に陥らないように計画を立てることが重要です。

また、不測の事態を考えれば。無理に貯金を取り崩して頭金を工面することもおすすめできません

頭金を用意することは償還負担軽減のためには有効ですが、頭金を入れすぎるのも逆に考えものなのです。

アルファードのローンが月々いくらかの計算例と注意事項

アルファード ローン 月々 いくら

ここでは、アルファードのローンが月々いくらかの計算例をお示しし、アルファードをローンで購入する際の注意事項を説明していきます。

  1. マイカーローンでは?
  2. 残クレでは?
  3. サブスクでは?
  4. アルファードをローンで購入する際に知っておくべきこと、注意すべきこと

マイカーローンでは?

まず、マイカーローンを使った場合、月々いくらかかるかです。

アルファードZとハイブリッドZの2WDを前述の乗り出し価格で購入した場合の5年償還のマイカーローンの支払い例です。

金利は銀行系2%、ディーラー(信販系)6%、最近はボーナス払いの利用が少ないようなので、ボーナス払いなしで計算しています。

銀行系ローン

銀行系ローンの月々の支払い額です。

区分 Z(2WD) ハイブリッドZ(2WD)
頭金20% 80,122円 91,962円
頭金なし 100,152円 114,953円

ディーラー(信販系)ローン

ディーラー(信販系)ローンの月々の支払い額です。

区分 Z(2WD) ハイブリッドZ(2WD)
頭金20% 88,236円 101,275円
頭金なし 110,295円 126,594円

いずれの場合も月々1万円くらいの支払い額の差が出てきます。

ちなみに、ボーナス払い(通常50%が上限)の場合は、例えば50%ボーナス払いなら、ざっくりとした数字で、月々の支払いは半分、ボーナス払いはここに示した数字×3になります。

残クレでは?

次は残クレですが、残クレの毎月の支払い額はどうなるでしょうか。

ここでは5年後の残価率53%として計算してみましょう。

ちなみに、残価設定ローンで頭金を入れても残価は変わりません。

このため、月々の支払い額の削減効果は大きいのですが、支払金利低減効果はあまり大きくないので、頭金を入れるのはあまり意味がないと言われています。

区分 Z(2WD) ハイブリッドZ(2WD)
頭金なし 63,223円 72,567円

返済する額は残価分の53%を引いた47%ですが、残価の53%も負債なので利子がかかってきます

このため、金利6%の信販系ローン×0.47の数字よりは、かなり大きくなっているのがわかると思います。

サブスクでは?

次にサブスクですが、これについては、任意保険や税金も含まれるため、購入者の年齢などによって違ってきます。

例えば、 KINTOでアルファードZの2WD、誰でも運転OK、 5年 (初期費用フリープラン)で計算すると、月額80,630円になります。

当然のことながら、ディーラーローンより2万円近く高く、残クレより4万円近く高いのですが、税金や故障修理、車検、法定点検整備、消耗品の交換、任意保険料なども含まれています。

期間が5年で車は手元に残らないので、残クレと比べた方がいいかもしれません。

アルファードをローンで購入する際に知っておくべきこと、注意すべきこと

次に、アルファードをローンで購入する際に知っておくべきこと、注意すべきことです。

アルファードのような高価な車をローンで購入する際には、いくつかの重要な点を考慮する必要があります。

金利を比較する

ローンを選ぶ際には、金利が最も重要な要素の一つです。

金利が低いほど、返済総額は少なくなります。

銀行系ローンとディーラーローンを比較し、審査に支障がなければ、低い金利の銀行系ローンを選ぶべきです。

また、銀行系ローンでも金融機関によって金利は違いますし、ディーラー系ローンや残クレでもキャンペーンなどで金利が低くなる場合もあるのです。

返済期間を慎重に選ぶ

長い返済期間を選ぶと、月々の返済額は少なくなりますが、最終的な総支払額は増加します。

自分の月々の支払い能力と将来の計画を考慮して、適切な返済期間を選んでください。

頭金の検討

頭金を多く入れることで、ローンの必要額と月々の支払い額を減らすことができます

しかし、貯蓄を大きく切り崩してまで大きな頭金を用意する必要はありません

そんなことをすると、不測の事態に対応できなくなるからです。

安定した財政状態を維持しながら、適切な頭金額を選ぶことが大切です。

無理のない返済計画を立てる

ローンを組む前に、月々の返済額が家計にどのように影響するかを正確に把握し、返済計画を立ててください。

予期せぬ出費や将来の収入減の可能性を考慮に入れた上で、返済に余裕のある計画を立てることが重要です。

契約内容を確認する

ローン契約を結ぶ前に、契約内容をしっかりと確認し、理解することが必要です。

特に金利、返済期間、早期返済に関する条項、違約金などに注意しましょう。

早期返済の選択肢の確認

収入が増えたりして返済能力が向上した場合に備え、ローン契約に早期返済の選択肢があるかを確認してください。

早期返済によって利息の支払いを減らすことができますが、早期返済により手数料やペナルティが発生する場合もあります。

維持費、追加費用に注意

車両価格以外にも、燃料費、保険料、税金、登録料、メンテナンス費用など、維持費や追加で発生する費用に注意してください。

アルファードの場合、この維持費などの経費が大きくて、結構家計や返済を圧迫するので、これらの費用も全体の予算に含めることが重要です。

総括:アルファードのローンは月々いくら?種類・計算例など購入前に知っておくべきこと

この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。

  • 車両本体価格よりは税金、手数料等必要な経費を含む乗り出し価格の方が重要
  • ローンは銀行系、ディーラーローン(信販系)、残クレ、サブスクがある
  • 頭金は10~20%が目安で月々の支払軽減には有効だが、入れない方がいい場合も
  • 月々の支払い額は銀行系ローンが安い
  • 残クレは銀行系ローンより安いが金利支払いは大きい
  • サブスクは支払額は大きいが、税金、整備費、保険などすべて含まれる
  • ローンを組むには最安の金利で、無理のない償還計画を立てるのが大事

 

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