アルファードのグレード構成と特徴!一目でわかる見分け方は?

アルファードを買う時の難しさは、グレードが多様で選択肢が豊富なところかもしれません。

しかし、特に30系のようなグレードの多さは、アルファードのグレード順さえわからなくし、ちょっと見にはグレードを見分けることさえ難しくしてしまいます。

この記事では、まず、アルファードのグレード構成とグレードの特徴を簡潔に説明します。

そのうえで、「アルファードのSCとSCパッケージの違いは?見分け方は?」というような質問に答えられるような見分け方をお示ししていきます。

目に見える外見の違いを優先しますが、場合によっては目に見えない違いををお示ししますので、アルファードのグレードを一目で見分けるためのヒントになればと思います。

アルファード-記事一覧

  • アルファードのグレードはどう違ってどう見分けるか
  • 40系アルファードでは、アルファードとヴェルファイアの見分け方も含めて解説
  • 30系アルファードでは、エアロボディとノーマルボディの見分け方を解説
  • 30系の多様なグレードの簡単な見分け方も解説

40系アルファードのグレード別特徴と見分け方

アルファード グレード 見分け 方

最初に、出たばかりの40系アルファードのグレード別の特徴と見分け方を説明していきます。

  1. 40系アルファードのグレードと特徴
  2. 40系アルファードのグレードの見分け方

40系アルファードのグレードと特徴

まず、40系アルファードのグレードと特徴です。

30系と違って、40系の場合はアルファードとヴェルファイアのグレード構成は一体的なものなので、40系ついては同一車種として記載していきます。

では、40系アルファードのグレードと特徴を一覧表形式でお示しします。

《ハイブリッド》

グレード 特徴
ヴェルファイア Executive Lounge(2WD) 最高峰で、漆黒メッキを基調とした加飾などアグレッシブなデザイン ハイブリッドのみの設定

プラチナホワイトパールとブラックのみ

ヴェルファイア Executive Lounge(E-Four)
アルファード Executive Lounge(2WD) 最高峰で、落ち着いたデザイン ハイブリッドのみの設定

プラチナホワイトパールとブラックに加えプレシャスレオブロンドが選択可

アルファード Executive Lounge(E-Four)
ヴェルファイア Z Premier(2WD) プレミアムナッパ本革シート

内装色はブラックに加えサンセットブラウンが選択可

ヴェルファイア Z Premier(E-Four)
アルファード Z Premier(2WD) 合成皮革 シートブラック サンセットブラウン

内装色はブラックのみ

アルファード Z Premier(E-Four)

2WDと4WDを分けていますが、実際にはアルファードエグゼクティブラウンジ、ヴェルファイアエグゼクティブラウンジ、アルファードZの3グレードです。

アルファードのZはパノラミックビューモニターなどほとんどの装備が付いており、30系で言えばG Fパッケージのような位置づけですね。

 

《ガソリン》

グレード 特徴
ヴェルファイア Z Premier(2WD) 2.4L ターボエンジン(最高出力279ps(205kW)、最大トルク43.8kgm(430Nm))

プレミアムナッパ本革シート

内装色はブラックに加えサンセットブラウンが選択可

ヴェルファイア Z Premier(E-Four)
アルファード Z(2WD) 2.5L NA(自然吸気)エンジン(最高出力182ps(134kW)、最大トルク 24.0kgm(235Nm))

合成皮革 シートブラック サンセットブラウン

内装色はブラックのみ

アルファード Z(E-Four)

アルファードとヴェルファイアは全体のフォルムは同じですが、フロントを中心に見た目も違ってきます。

ヴェルファイアのZプレミアは、プレミアムナッパ本革シートという装備を見ても、30系のエアロボディ最高峰のSCよりも上位の位置づけのようです。

全体的な見分け方は次のセクションで紹介していきます。

40系アルファードのグレードの見分け方

次に、40系アルファードのグレードの見分け方です。

アルファ―ドとヴェルファイアの見分け方

まず、アルファ―ドとヴェルファイアの見分け方ですが、これは簡単で、前から見れば一目でわかります。

アルファード ヴェルファイア

引用元;https://toyota.jp/alphard/ https://toyota.jp/vellfire/

アルファードは先代のイメージを残すうろこ状のパネルを敷き詰めたようなデザインなのに対し、ヴェルファイアは横方向の太いフィンと全く違うデザインです。

フォグあたりの造形も含め、ヴェルファイアの方が迫力があり、攻撃的です。

後述する30系で言えば、アルファ―ドはノーマルボディ、ヴェルファイアはエアロボディのような位置づけでしょうか。

アルファードエグゼクティブラウンジとZの見分け方

次に、アルファ―ド エグゼクティブラウンジとZの見分け方です。

エグゼクティブラウンジにはリアゲートの左下にちゃんとエンブレムが付いていますからわかるのですが、その他の違いもあります。

メッキモール付きサイドマッドガード

まず、画像矢印のメッキモール付きサイドマッドガードです。

引用元;https://toyota.jp/alphard/

結構太いメッキで、足元がぐっと締まってきますね。

ホイールサイズとアルミホイールのデザイン

アルファードエグゼクティブラウンジとZはタイヤ&ホイールのサイズもデザインも違います。

区分 Executive Lounge Z
タイヤ&ホイールサイズ 225/65R17 225/60R18
ホイールデザイン
塗装 スパッタリング塗装 スーパークロームメタリック塗装

引用元;https://toyota.jp/alphard/

一般的には上位グレードになると低扁平タイヤ大径ホイールになるのですが、エグゼクティブラウンジはむしろ小径の高扁平タイヤで、上質な乗り心地を重視したのでしょうか。

デザインもエグゼクティブラウンジは端正な方向を狙っているようです。

シートの材質と加飾

アルファードエグゼクティブラウンジとZはシートの材質や内装の加飾も違っていて、シートの違いは車外からでもわかります。

区分 Executive Lounge Z
ホイールデザイン
シート材質 UZURAMOKU +シルバーorブロンズスパッタリング DARK BROWN(木目調) +ブロンズスパッタリング
内装加飾 プレミアムナッパ本革 合成皮革

引用元;https://toyota.jp/alphard/

エグゼクティブラウンジのプレミアムナッパ本革は明らかに豪華です。

なお、ヴェルファイアZプレミアとの見分け方は記載しませんが、シートは同じなので、メッキモール付きサイドマッドガードとホイールで見分けることになります。

また、30系ではパノラミックビューモニターが標準装備のエグゼクティブラウンジにはサイドアンダーミラーがありませんでしたので、これで見分けが付いていました。

しかし、40系ではグレードを絞って下級グレードがないこともあって、全グレードパノラミックビューモニターが付いているので、この手は使えません。

30系アルファードのグレード別特徴と見分け方

アルファード グレード 見分け 方

次は、30系アルファードのグレード別の特徴と見分け方です。

  1. 30系アルファードのグレードと特徴
  2. 30系アルファードのグレードの見分け方
  3. 総括:アルファード グレード構成と特徴!一目でわかる見分け方は?

30系アルファードのグレードと特徴

まず、30系アルファードのグレードと特徴です。

30系アルファードも時期によってグレード構成が違いますので、ここでは2020年1月の一部改良後のモデルで説明していきます。

また、この時期のヴェルファイアは2.5ゴールデンアイズ2だけでしたので、ここの説明からは除外します。

《ハイブリッド》

グレード 特徴
ハイブリッドX ノーマルボディのエントリーモデル
ハイブリッドS エアロボディのエントリーモデル
ハイブリッドG ノーマルボディの装備充実モデル
ハイブリッドSR エアロボディの装備充実モデル
ハイブリッドG Fパッケージ ハイブリッドGの装備充実タイプ
ハイブリッドSR Cパッケージ ハイブリッドG Fパッケージのエアロボディ版
ハイブリッド エグゼクティブラウンジ ノーマルボディの最高峰
ハイブリッド エグゼクティブラウンジS エアロボディの最高峰

《ガソリン》

グレード 特徴
2.5X ノーマルボディのエントリーモデル
2.5S エアロボディのエントリーモデル
2.5G ノーマルボディの装備充実モデル
2.5S Cパッケージ 2.5Sの装備充実モデルで、3.5SC並みの装備(売れ筋モデル)
3.5GF 3.5Lのノーマルボディの装備充実モデル
3.5SC 3.5Lのエアロボディの装備充実モデル
3.5エグゼクティブラウンジ ノーマルボディの最高峰
3.5 エグゼクティブラウンジS エアロボディの最高峰

往時と比べるとグレードは絞られていますが、それでもグレードはかなり多いのがわかりますね。

30系アルファードのグレードの見分け方

次は、30系アルファードのグレードの見分け方です。

最初に、ノーマルボディとエアロボディの見分け方を説明しておきましょう。

ノーマルボディとエアロボディの見分け方

まず、30系アルファードのノーマルボディとエアロボディの見分け方ですが、これは画像を見るのが一番です。

Executive Lounge(ノーマルボディ) Executive Lounge S(エアロボディ)

引用元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_201912.pdf

エアロボディはエアロ専用のバンパーなので迫力と高級感が違い、一目でわかります

2.5X(ハイブリッドX)の見分け方

そんな中で、まず、2.5X(ハイブリッドX)の見分け方です。

ノーマルボディで3眼LEDヘッドランプではなく2眼LEDヘッドランプなのは2.5X(ハイブリッドX)だけなので、ヘッドランプを見ればすぐにわかります。

2眼LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ 3眼LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ(イルミネーション[デイライト]機能付)

引用元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_201912.pdf

また、2.5Xだけ16インチホイール、それもシンプルなものを履いているので、ここでも見分けられます。

引用元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_201912.pdf

2.5S(ハイブリッドS)の見分け方

次は、2.5S(ハイブリッドS)の見分け方です。

エアロボディで3眼LEDヘッドランプではなく2眼LEDヘッドランプなのは2.5S(ハイブリッドS)だけなので、ヘッドランプを見ればすぐにわかります。

2.5Xと違いエアロボディはブラックエクステンションといって黒のアクセントがありますが、ヘッドランプそのものは同じです。

2.5G(ハイブリッドG)の見分け方

次に、2.5G(ハイブリッドG)の見分け方です。

同じノーマルボディの2.5X(ハイブリッドX)との見分け方は簡単ですが、3.5GF(ハイブリッドG Fパッケージ)との見分け方は難しいです。

唯一、2.5G(ハイブリッドG)の2列目はリラックスキャプテンシートなのに対し、3.5GF(ハイブリッドG Fパッケージ)はエグゼクティブパワーシートということくらいでしょうか。

ただ、シート表皮はどちらも合成皮革なので、見分けは難しいかもしれません。

ただ、よく見ればアームレストの構造が全く違うことがわかりますので、車内を見れば見分けはできます。

リラックスキャプテンシート エグゼクティブパワーシート

引用元:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21800077.html

3.5GFの場合はバックドア下方右側に「V6」のエンブレムがあるから、外観でもこれでわかりますけど。

2.5S Cパッケージ(ハイブリッドSR)の見分け方

次は、2.5S Cパッケージ(ハイブリッドSR)の見分け方です。

2.5S(ハイブリッドS)との見分け方はヘッドライトですぐにわかります。

しかし、上級モデルの3.5SC(ハイブリッドSR Cパッケージ)との見分けは難しいです。

そもそも、3.5SC(ハイブリッドSR Cパッケージ)の装備をほぼ取り込んだことで人気なのですから。

これも、リラックスキャプテンシートとエグゼクティブパワーシートくらいしか違いがないのです。

ガソリン車の場合は「V6」エンブレムに加え、シーケンシャルシフトマチックが3.5Lは8速、2.5Lは7速ですが、これも運転しなければわかりませんよね。

エグゼクティブラウンジと下位グレードの見分け方

最後に、エグゼクティブラウンジと下位グレードの見分け方です。

外観は、225/60R17のタイヤ&ホイールにスパッタリング塗装がしてあるので、これが一番の違いです。

引用元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_201912.pdf

また、エグゼクティブラウンジにはパノラミックビューモニターが付いていますので、サイドアンダーミラーが付いていないのもポイントです。

引用元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_201912.pdf

ただ、オプションでパノラミックビューモニターを付けると、サイドアンダーミラーは付いてこないそうです。

後は「Executive Lounge」のエンブレムですが、内装は下位グレードとは全く違います。

プレミアムナッパ本革のシートの高級感は別格ですし、ブラウンオリーブ・アッシュバール木目調の内装も高級感が全く違うのです。

Executive Lounge 3.5GF

引用元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_201912.pdf

総括:アルファードのグレード構成と特徴!一目でわかる見分け方は?

この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。

  • 40系ではアルファ―ドは30系のノーマルボディ、ヴェルファイアはエアロボディのような位置づけ
  • 40系ではエグゼクティブラウンジはサイドアンダーミラーでは見分けられないので、ホイールとエンブレムで見分ける
  • 30系ではサイドアンダーミラーがないのがエグゼクティブラウンジ(パノラミックビューモニター付きはその限りにあらず)
  • 30系のX、Sは上級モデルの3眼ではなく2眼LEDヘッドライト
  • 30系G、S Cパッケージと上級グレードの違いはリラックスキャプテンシートとエグゼクティブパワーシートの違いで見分ける
  • 30系ガソリン(3.5GF、3.5SC)車は「V6」のエンブレムで識別可能

 

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