シエンタにチャイルドシート装着は2台は大丈夫でも3台は難しい?

シエンタは典型的なファミリーカーですからお子さんが小さければチャイルドシートを装着する必要があります。

また、お子さんがたくさんいらっしゃれば2台、あるいは3台装着する場合もあると思います。

ここでは、シエンタにチャイルドシートを装着するとして、2台は大丈夫なのか、さすがに3台は難しいのかについて説明していきましょう。

シエンタ-記事一覧

新車を安く購入する値引以外の方法!

新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。

人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。

>> 詳細はこちらからご確認頂けます

シエンタにチャイルドシート2台は装着できる?

まず、シエンタにチャイルドシート2台は装着できるかです。

チャイルドシート装着の前提となるシエンタのISOFIX金具の設置状況も含めて説明してきましょう。

  1. シエンタのISOFIX金具の設置状況は?
  2. チャイルドシート2台は装着して大丈夫?

シエンタのISOFIX金具の設置状況は?

最初に、シエンタのISOFIX金具の設置状況です。

ISOFIXとは?

まず、ISOFIXとは何かです。

ISOFIX(アイソフィックス)というのはチャイルドシートを固定するための国際標準規格です。

これができるまではチャイルドシートはシートベルトで固定していたのですが、ISOFIXではコネクターでチャイルドシートを確実、簡単に固定できるのです。

シエンタにISOFIX金具は付いている?

次に、シエンタにISOFIX金具は付いているかです。

ISOFIXへの対応については、道路運送車両の保安基準改正が2006年10月1日から施行され、移行期間経過後の2012年7月以降に発売された全ての自動車は必ず対応しています。

ISOFIXアンカーは基本的には2つ必ず装着されています。

ちなみに、シエンタについては2003年発売の初代からISOFIX対応で、ISOFIXロアアンカー、トップデザーアンカーは2列目の両窓側席に付いています

シエンタのISOFIX金具の設置場所は?

次に、シエンタのISOFIX金具の設置場所ですが、ここでは、3代目シエンタ(10系)のISOFIX金具の設置場所を示しておきます。

ロアアンカー

ロアアンカーはチャイルドシートを装着するための金具で、座面と背もたれの境目あたりに付いています

7人乗り 5人乗り

引用元:https://manual.toyota.jp/sienta/

トップデザーアンカー

トップデザーアンカーはテザーベルトフックを固定するために背もたれの裏側に設置されてます。

テザーベルトフックというのは、チャイルドシート裏がわ上部から出ているベルトで、これをトップデザーアンカーに固定することで衝突時に前方へ倒れるのを抑えるのです。

7人乗り 5人乗り

引用元:https://manual.toyota.jp/sienta/

なお、初代(80系)、2代目(170系)の金具の場所については「シエンタの3列目のチャイルドシートはISOFIX未対応?」をご覧ください。

チャイルドシート2台は装着して大丈夫?

では、シエンタにチャイルドシート2台は装着して大丈夫かです。

シエンタの場合は、2列目シートの両窓側にISOFIX金具が付いています。

このため、チャイルドシート2台を進行方向に向かって設置するのであれば、2列目シートに2台装着することに何の問題もありませんし、安全上も推奨されます。

ただ、赤ちゃんの呼吸を守るために新生児用のベッド型のチャイルドシートを装着して、ベッドを横方向に倒すのであれば2列目に2台装着するのは不可能です。

また、3列目シートへの乗り降りやアクセスはほぼ不可能になります。

引用元:https://www.aprica.jp/products/childseat/bedchildseat/

となると、2列目以外に設置することを検討することになりますが、これは次項の3台設置の可否のお話と同じになりますので、次項をお読みください。

シエンタにチャイルドシート3台は難しい?

シエンタにチャイルドシート2台は普通に付ければ大丈夫ということは説明しましたが、3台ではどうなのでしょうか。

  1. トヨタの見解は?
  2. チャイルドシートが同時に3台取り付けられるの?

トヨタの見解は?

まず、シエンタにチャイルドシートを何台取り付けられるかについてのトヨタの見解です。

これは、シエンタのマニュアルを紹介したほうがいいでしょう。

これは、現行シエンタ(10系)のマニュアルに記載されている「シート位置別チャイルドシート適合性」です。

引用元:https://manual.toyota.jp/sienta/2304/cv/ja_JP/contents/vhch01se020402.php?kw=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88#ch01se0204020505

3列目シートは「チャイルドシートの取り付けに適していません」ということになります。

また、助手席についてはシートベルトで固定するタイプで、前向き限定(後ろ向きは不可)です。

トヨタの見解に沿えば、2列目2台(〇)+助手席(△)の3席については設置可能ということになります。

ただ、この3列目の扱いについては、2代目(170系)のマニュアルでは別の記載がされています。

引用元:https://manual.toyota.jp/pdf/sienta/sienta_202106.pdf

2代目(170系)と現行3代目(10系)で3列目シートの構造は変わりませんから、トヨタの適合判断がよりシビアになったものと思われます。

ちなみに3列目シートの幅は455mmで、画像で紹介したアップリカのチャイルドシートの横幅が440mmですから、サイズ的には3列目に2台装着可能です。

チャイルドシートが同時に3台取り付けられるの?

では、シエンタにチャイルドシートが同時に3台取り付けられるのでしょうか。

2列目2台+3列目1台は?

まず、2列目2台+3列目1台のパターンはどうかです。

シエンタの3列目シートに乗り降りするためには2列目シートをタンブルといって折りたたんで前に倒す必要があります。

ということは、2列目に2つチャイルドシートを付けて3列目にアクセスしようと思ったら、そのたびに2列目シートのチャイルドシートを外すか、リアハッチから出入りするしかありません

というわけで、2列目2台+3列目1台のパターンは使えませんね。

2列目1台+3列目2台は?

次に、2列目1台+3列目2台のパターンはどうかです。

確かに設置はできますし、2列目シートの片側をタンブルさせれば3列目へのアクセスも可能です。

ただ、3列目シートの前後の長さはギリギリで、少し2列目シートを前に出さないといけないくらいです。

しかも、3列目シートへの設置は推奨されていません。

2列目1台+3列目2台のパターンは可能と思われますが、安全性の問題もあり、使い勝手も良くはなさそうです。

2列目2台+助手席1台は?

次に、2列目2台+助手席1台のパターンです。

この3列はトヨタの適合性でもOKが出ていますので、助手席の安全性に目をつぶれば設置可能です。

ただ、ドライバー以外に大人がもう一人いたら乗るところがありません

リアハッチから乗るとか、乗った後にチャイルドシートを装着して子どもを乗せる手はありますが、現実的ではありませんね。

ということで、2列目3台+助手席1台のパターンはドライバー+子ども3人の場合に限り可能ということになります。

2列目3台は?

最後に2列目3台のパターンです。

2列目の中央席はトヨタの適合性でも「×」ですし、シート幅は126cmくらいなので、幅440mmのチャイルドシートなら3台装着は不可能です。

ただ、横幅が33mmというチャイルドシートもあるのです。

この製品の価格は税・送料込み9,018~9,169円(色によって違う)で、シエンタに取り付けたという事例もあるのです。

トヨタの適合性評価はトヨタ純正チャイルドシートで行っているようなので、中央席が「×」になっているのは気にしなくてもいいのかもしれません。

1歳から4歳まで使用可というこことなので問題無いはずです。

2列目3台のパターンは、幅の狭いチャイルドシートを使用すれば可能ということになります。

まとめ

この記事では、シエンタにチャイルドシートを装着するとして2台は大丈夫なのか、さすがに3台は難しいのかについて説明してきました。

シエンタのチャイルドシートを2台付けるなら2列目の両窓側のISOFIX対応の席ですが、キャプテンシートもウオークスルーも無いシエンタでは3列目シートへのアクセスはほぼ不可能になります。

3台設置するのなら、トヨタの推奨に沿えば2列目+助手席ですが、ドライバーと子ども3人しか乗れないので結局使えない気がします。

となると、記事で紹介した2列目中央席に幅の狭いチャイルドシートを装着するというパターンもあるかもしれません。

いずれにしても、お子さんが3人おられるにおられるのなら、安全上も、道路交通法遵守の観点からも必ずチャイルドシートを3台装着しましょうね。

 

シエンタを限界値引きから更に安く購入する方法!

シエンタを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

シエンタも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。

だからといって、諦める必要はありません。

方法はあるのです。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。

>> 詳細はこちらからご確認頂けます

一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!

 

>>  目次ページに戻る