タントのバッテリー交換は簡単ですから、DIYでやる方もおられると思います。
ただ、DIYでバッテリー交換をするとリセット作業が心配ですよね。
ここでは、タントのバッテリー交換時にリセットしないとどうなるのかを説明し、具体的なリセット作業についても触れておきます。
また、アイドリングストップ車には別のリセットが必要なはずですので、タントの場合どんな影響があるのかもチェックしておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
タントのバッテリー交換でリセットしないとどうなる?リセット方法は?
まず、タントのバッテリー交換でリセットしないとどうなるかです。
あわせて、具体的なリセット手順も説明しておきましょう。
- バッテリー交換時にリセットしないとどうなる?
- リセット手順
バッテリー交換時にリセットしないとどうなる?
では、タントの場合、バッテリー交換時にリセットしないとどうなるかを説明しておきますが、これは後述する「メモリーバックアップ」をしなかった場合の話です。
パワーウインドウの「AUTO」動作が効かない
タントの場合はパワーウインドウの「AUTO」動作が効かなくなるようですね。
使えないわけではありませんが、「AUTO」動作に慣れていますから、やはり不便ですね。
パワースライドドアが動かなくなる
タントの場合はパワースライドドアを開けっぱなしでバッテリー交換するとパワースライドが動作しなくなるようです。
リセットは簡単ですし、リセットすればすむ問題ですが、パワースライドドアは高額修理の可能性があるので焦ります。
スマートアシスト(ステアリング舵角センサー)の異常
タントにはスマートアシストがついていますが、リセットするとステアリング中点の情報が消え去ってしまいます。
こうなると、スマートアシストが使えなくなって、現行モデルでは「スマアシ停止」、古いモデルでは「レーダー停止」なんて物騒な警告が表示されるのです。
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/service/torisetu/tanto/pdf/tanto_full_2304.pdf
時計とメーター照度が初期値に
タントに限らず、バッテリー交換すると時計は0時0分になってしまいます。
また、メーターの照度も初期値に戻っています。
その他ECU学習値の初期化
今どきの車は、例えばアクセルは電動スロットルですから、運転しているうちにドライバーの癖を学習して制御に反映するようです。
このため、こうした学習値が初期化されれば新車時の制御に戻ってしまいます。
とはいえ、大きな問題になることはないようです。
また、トリップインフォメーションの航続可能距離のデータなんかも消えてしまいます。
リセット方法
以下に具体的なリセット手順を記載しておきます。
パワーウインドウ
パワーウインドウスイッチで運転席ガラスを全開させたうえで、その後全閉させ、そのままスイッチを2秒以上保持する、これだけでOKです。
パワースライドドア
パワースライドドアを手動で1回だけ全閉にする、それだけです。
スマートアシスト(ステアリング舵角センサー)
しばらく走れば勝手に学習してくれ、警告灯も消えてくれます。
時計やメーター照度
時計は時計調整スイッチで合わせます。
引用元:https://www.daihatsu.co.jp/service/torisetu/tanto/pdf/tanto_full_2304.pdf
1で時間を、2で分を調整し、一緒に押せば0分になります。
スマホ連携ディスプレイオーディオ装着車や純正ナビ装着車には不要な操作です。
メーターの照度についてはトリップインフォメーションのメーター照度調整で5段階の中から選びますが、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車は不要です。
その他ECU学習値の初期化
これは運転するうちに勝手に学習してくれますから放置しておいて大丈夫ですし、それ以外に方法はありません。
リセットしないとアイドリング ストップへの影響はないの?
アイドリングストップ車はバッテリー交換時に一般的にリセットが必要なのですが、その理由とタントのeco IDLEへの影響を説明しておきましょう。
- アイドリングストップ車はバッテリー交換時にリセットが必要な理由
- タントのeco IDLEへの影響
アイドリングストップ車はバッテリー交換時にリセットが必要な理由
アイドリングストップ車は停止するたびにエンジンを止めてバッテリーの力で再始動します。
エンジンを再始動するにはバッテリーに負荷をかけますので、バッテリーが消耗してきたらシステム的にアイドリングストップさせないようにするのです。
これをどうコントロールしているかというと、例えば放電電流を積算値で記録しておいて、一定数値になればアイドリングを止めてしまうのです。
このため、バッテリー交換時にはこの数値をリセットしてバッテリーが新しくなったと教えてやる必要があるのです。
この作業のためにはトヨタや日産ではディーラーの診断機やOBDモニターでリセット作業をする必要がありますし、マツダは手順を踏んだリセットが必要になるのです。
タントのeco IDLEへの影響
ダイハツのアイドリングストップ、eco IDLE搭載車はバッテリーの状況を監視してアイドリングストップできるかどうかを判断しています。
このため、バッテリー交換時にリセット作業は必要ありません。
ただ、eco IDLE表示灯が点滅しているなら話は別で、これはリセット作業が必要になってきます。
エンジンルーム内の「ECU–B」とグローブボックスの「BACK UP」のヒューズを 取り外して1分以上待ちます。
その後、同じ位置にヒューズを戻せばリセット完了です。
最近のマニュアルにはヒューズボックスの位置は記載されていますがヒューズの位置は書いてありませんので、わからなければディーラーに頼んだ方がいいかもしれません。
メモリーバックアップをしておけばリセットの必要は無い
こうしたリセットは面倒ですから、バッテリー交換をするときは、メモリーバックアップをするものなのです。
例えばこの税・送料込み1,601円の製品を買って、バッテリー端子につないでおけば、メモリー保持程度の電流を流してくれるのです。
単三電池が8本必要ですが、それでも全部で2千円弱で、1回買えばずっと使えますから、買っておいてもいいと思いますよ。
まとめ
タントのアイドリングストップ車用バッテリーはM-42で、ネットならボッシュでも税・送料込み6,880円で買えますが、ディーラーだと安くて1万円、高いところだと2万円くらいかかるようです。
タントの場合、eco IDLEのリセット作業も必要ありませんので、メモリーバックアップを取りながらDIYで交換もいいかもしれませんね。
廃バッテリーの回収もネットやカー用品店で無料で対応してくれるところはいくらでもありますからね。
タントを限界値引きから更に安く購入する方法!
タントを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
タントは軽自動車とはいえ最上級グレードの車両本体価格が約184万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きやモデルチェンジ直後は各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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