タントのスライドドアはL以外は助手席側はパワースライドですし、運転席側もカスタム系は標準装備、X、Xターボはオプション設定可能です。
このパワースライドドアは便利なのですが、開かないという不具合も多く、そうなるとタントの魅力もダダ下がりですよね。
ここでは、タントのスライドドアが開かない不具合とはどんなものか、原因も含めて解説していきます。
また、リセットが必要な不具合もあるようなので、それはどんなものか、リセット方法も含めて説明しておきましょう。
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昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
タントのスライドドアが開かない不具合と原因
ここでは、タントのスライドドアが開かない不具合と原因について説明していきます。
- 電動スライドドアのメインスイッチがOFFになっている
- 給油扉が開いている
- チャイルドプロテクターがLOCKになっている
- リアウインドウが開いている
- バッテリーが消耗している
- メインモーターが壊れている
- リリースモーターの故障
- ワイヤー切れ、絡み
- スイッチの故障、センサーの誤作動
電動スライドドアのメインスイッチがOFFになっている
基本的なことですが、電動スライドドアのメインスイッチがOFFになっていたら、手動でしか動きません。
これはハンドルの右側下方にあるスイッチを1の方向に動かしてONにすればいいのです。
https://www.daihatsu.co.jp/service/torisetu/tanto/pdf/tanto_full_2304.pdf
3代目タントの場合はハンドル左下のわかりにくい場所にあり、何かの拍子に当たってしまうこともあるようで、決して珍しい原因ではないようです。
給油扉が開いている
これは助手席だけの話ですが、給油扉が開いている状況ではパワースライドドアア開きません。
これは、このままスライドドアを開けてしまうと給油扉やスライドドアにダメージが生じる可能性があるわけですから、むしろありがたい機能です。
もちろん、給油が終わって給油扉を閉めればパワースライドドアは正常に作動します。
チャイルドプロテクターがLOCKになっている
チャイルドプロテクターはお子さんが誤ってスライドドアを開ける危険を避ける重要な安全装置です。
これが「LOCK」になっていると、当然車内からはスライドドアは操作できません。
https://www.daihatsu.co.jp/service/torisetu/tanto/pdf/tanto_full_2304.pdf
リアウインドウが開いている
リアウインドウが開いているとスライドドアは動きません。
タントのリアウインドウは半分くらいしか下がりませんが、ここから顔を出している状態でスライドドアを閉めると大変な惨事になるのは明白です。
もちろん、リアウインドウを締めればスライドドアは作動します。
バッテリーが消耗している
電動スライドドアはバッテリーの電力で動いていますが、バッテリーが消耗すると大きな影響を受けます。
バッテリーの電圧が低すぎると誤作動を起こしたり、そもそも動かなかったりするのです。
メインモーターの故障
電動パワースライドでは2つのモーターがあるのですが、ドア全体を開けたり閉めたりするためのがメインモーターです。
ドアノブやパワースライドドアスイッチを操作すると最初は動くものの途中から動かなくなるのが特徴です。
高額修理で、パーツ代だけでも5万円から7万円くらいするようです。
リリースモーターの故障
電動パワースライドの2つのモーターのうちもう1つがリリースモーターです。
これはドアノブを引いた時、パワースライドドアスイッチを押したときに動くモーターでドアの開け始めに使うものです。
これが故障すると、ドアノブやパワースライドドアスイッチを操作しても動き始めないのですが、途中まで開けるとメインモーターは正常なので、その勢いでパワースライドが動き出すのです。
パーツ代はメインモーターに比べればはるかに安価で数千円のようです。
ワイヤー切れ、絡み
パワースライドドアではワイヤーでモーターの動力を伝えていますが、これが古くなると切れてしまうことがよくあるのです。
また、絡むこともありますから、いずれにしても交換が必要です。
問題はワイヤー単品の部品が無いことで、解体屋で手に入らなければメインモーター交換(モーターに付いている)せざるを得なくなります。
そうなると高額修理になってしまいます。
スイッチの故障、センサーの誤作動
スイッチの故障やセンサーの誤作動ということもあり得ますし、配線が切れたりカプラーが抜けているということもあり得ます。
修理費用はさしてかかりませんが、突き止めるのも大変ですよね。
リセットが必要な不具合とリセット方法
タントのスライドドアが開かない原因は前項で書きましたが、リセットが必要な不具合もあるのです。
- リセットが必要な不具合とは
- リセット方法
リセットが必要な不具合とは
バッテリーを交換するとき、メモリーバックアップといって車載コンピュータの記憶を保持しておかないと、いろんな情報が消えてしまいます。
結果として、パワーウインドウの動作もおかしくなりますし、パワースライドドアの機能が作動しなくなったりもするようです。
これは機械的には何の障害もない、ソフトウエアの問題ですから、最初は気付かないかもしれませんね。
ちなみに、リセット作業が必要なのはパワーウインドウ、パワースライドドア、スマートアシストのステアリング舵角センサーなどのようです。
リセット方法
この障害はスライドドアを全開にしてバッテリー交換をした時に固有の症状です。
このため、スライドドアを閉めて作業した場合は不要になります。
といっても、作業は簡単で、パワースライドドアを手動で全閉させるだけでいいのです。
バッテリー交換をするときはこうしたリセット作業が面倒なので、この税・送料込み1,601円の製品を使うといいと思いますよ。
単三電池が8本いりますが、こうした面倒が2千円弱で避けられるなら安いものです。
私は新旧バッテリーをブリッジしてメモリー保持をしていますが。
まとめ
タントのスライドドア、動かない原因はスイッチのON・OFFや使い方など、すぐに動くようになるものも多いようですね。
一方で、モーターやワイヤーなどスライドの動作にかかわるものは結構な修理代になります。
電動で動かないスライドドアは重いので、高い修理代を出しても直すしかないのですが、便利な機構は維持費がかかるものなのですね。
タントを限界値引きから更に安く購入する方法!
タントを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
タントは軽自動車とはいえ最上級グレードの車両本体価格が約184万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きやモデルチェンジ直後は各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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