タント vs N-BOX 徹底比較!どっちがいい?

この記事ではダイハツの「タント」とホンダの「N-BOX」を比較し、どちらが購入するのに最適かを検討する内容をまとめています。

サイズ、室内空間、運転のしやすさ、安全装備など、車選びに重要な要素を比較分析し、特に家族向けの車を検討している方々に役立つ情報を提供します。

それぞれの車種の特長を明確にし、消費者が自分のニーズに合った選択をする手助けをすることを目的としていますので役立てて頂ければ幸いです。

タント-記事一覧

  • タントとN-BOXの基本特徴の比較
  • タントとN-BOX両車の室内空間の違い
  • タントとN-BOXの安全装備の充実度の違い
  • 各車の運転のしやすさに関する評価

新車を安く購入する値引以外の方法!

新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。

人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。

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タントとN-BOXの各種スペックを比較!どっちがいい?

タントとN-BOXの各種スペックを比較!どちらがいい?

まず、タントとN-BOXの各種スペックを比較してみましょう。

そして、いろんな観点からどちらがいいかを考えていきます。

  1. タントとN-BOXのサイズ
  2. タントとN-BOXの動力性能
  3. タントとN-BOXの燃費
  4. タントとN-BOXの荷室の使い勝手と積載量
  5. タントとN-BOXの安全装備

タントとN-BOXのサイズ

最初に、タントとN-BOXのサイズを比較していきます

区分 タント M-BOX
全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,755/1,775mm 3,395×1,475×1,790mm

4WDの全高は1,815mm

ホイールベース 2,460mm 2,520mm
最小回転半径 4.4~4.7m 4.5~4.7m
室内長×室内幅×室内高 2,125×1,350×1,370mm 2,240×1,350×1,400mm

今の軽自動車の基準は、全長3.4m、全幅1.48m、全高2m以下で、エンジンの排気量が660cc以下と決められています。

このため全長1,475mm、全幅1,475mmは軽自動車ではお決まりです。

全高は2mまでOKなのですが、さすがに高すぎるのか、このあたりで性格が変わってきます

N-BOXは背が高いことが室内高の高さにもつながっていて、よりトールワゴンらしい車といえます。

タントとN-BOXの動力性能

タントとN-BOXの動力性能です。

排気量は基準上660cc以下ですし、タントもN-BOXも658ccです。

区分 タント N-BOX
NA ターボ NA ターボ
エンジン形式 直3DOHC 直3DOHCターボ 直3DOHC 直3DOHCターボ
最高出力 52ps(38kW)/6900rpm 64ps(47kW)/6400rpm 58ps(43kW)/7300rpm 64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク 6.1kgm(60Nm)/3600rpm 10.2kgm(100Nm)/3600rpm 6.6kgm(65Nm)/4800rpm 10.6kgm(104Nm)/2600rpm

軽自動車の最高出力には64psという自主規制が設けられていますから、ターボで比較をするのはあまり意味がありませんが、N-BOXの方が低い回転域でピークパワー&トルクに達しており、実用性は高そうです。

一方、NA(自然吸気)エンジンについては最高出力も最大トルクもN-BOXが圧倒していますが、ピークパワー&トルクに達する回転数がかなり高いことがわかります。

試乗レビューをみても、常用域ではタントの方が力強い走りをするようです。

タントとN-BOXの燃費

タントとN-BOXの燃費も比較しておきましょう。

単位:km/L

区分 タント N-BOX
NA ターボ NA ターボ
WLTCモード燃費 21.9~22.7

(21.4)

21.2

(19.6)

21.2

(19.8)

20.2

(19.0)

市街地モード 20.1~20.9

(19.5)

19.5

(18.0)

19.8

(17.5)

19.0

(16.6)

郊外モード 23.4~22.6

(22.6)

24.3

(20.8)

18.7

(21.0)

17.4

(20.3)

高速道路モード 21.8~22.6

(21.6)

21.1

(19.6)

21.6

(20.2)

20.7

(19.4)

実燃費 18.5

(17.1)

18.0

(17.4)

18.5

(17.8)

16.3

(16.2)

( )内は4WD

極端な差はありませんが、カタログ燃費、実燃費ともタントの方がいいようです。

タントとN-BOXの荷室の使い勝手と積載量

タントとN-BOXの荷室の使い勝手と積載量を見ていきます。

区分 タント N-BOX
荷室開口部幅 1,000mm 1,060mm
荷室開口部高さ 1,060mm 1,205mm
荷室開口部 地面からの高さ 580mm 470mm
荷室幅 1,010mm 1,120mm
荷室長(2列目収納時) 250~500mm(1,300mm) 410~600mm(1,500mm)

VDA方式の荷室容量は示されていませんが、積載量や開口部の低さといった使い勝手でもN-BOXの優位は動かせそうもありません

タントとN-BOXの安全装備

いまどき、総突被害軽減ブレーキなどの安全装備は当然ですが、カタログの能書きでは比較は不可能です。

そこは良いくしたもので、NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)が実施している自動車アセスメントというのがあって、その結果を見ればよくわかるのです。

区分 タント N-BOX
衝突安全性能 80.2点 / 100点 184.1点 / 208点
減点項目 フルラップ前面衝突(運転席)3 /5

オフセット前面衝突(運転席)4/5

オフセット前面衝突(後席)3 /5

歩行者保護(頭部)4 /5

シートベルト着用警報4 /5

フルラップ前面衝突(運転席)4 /5

オフセット前面衝突(後席)4 /5

シートベルト着用警報4 /5

予防安全性能 72.0点 /141.0点 129.2点 /141.0点
被害軽減ブレーキ[対車両] 31.6 /32.0 32.0 /32.0
被害軽減ブレーキ[対歩行者] 11.4 /80.0 72.6 /80.0
車線逸脱抑制 16.0 /16.0 16.0 /16.0
後方視界情報 6.0 /6.0 6.0 /6.0
高機能前照灯 5.0 /5.0 1.4 /5.0
ペダル踏み間違い時加速抑制 2.0 /2.0 1.2 /2.0

参照元:https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/detail/136#result_list01 https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/detail/41#result_list01

タントは2019年検査、N-BOXは2020年調査ですが、タントは2016年以降スマアシ3を搭載していますから、比較しても大丈夫でしょう。

これを見ると、衝突安全性能はN-BOXがやや優れる程度ですが、予防安全性能は大きな差があるのがわかります。

特に問題なのがタントの被害軽減ブレーキ[対歩行者]で、衝突時にあまり、あるいはほとんど減速できていないことが多かったのです。

安全性能についてはN-BOXに軍配を上げざるを得ませんね。

タントとN-BOXを運転しやすさや子育て世代で考えてみるとどっちがいい?

タントとN-BOXを運転しやすさや子育て世代で考えてみるとどっちがいい?

では、タントとN-BOX、運転しやすさや子育て世代にとってどっちがいいのでしょうか。

  1. 運転しやすさならタント
  2. 子育て世代にいいのはN-BOX
  3. 荷物を積むならN-BOX

運転しやすさならタント

タントとN-BOXのいずれも大きなウィンドウで視界はいいのですが、タントのほうがボディのラインが低く、メーターパネルの出っ張りも少なく、視界はいいようです。

また、スペック上はN-BOXに劣るタントのエンジンですが、低回転から最高出力、最大トルクが出るタントのエンジンのほうが常用域ではきびきび走るので運転はしやすく楽しいようです。

また、ハンドリングもタントのほうが俊敏で切れのいい走りができるようです。

大きな差ではありませんが、運転のしやすさでいえばタントでしょう。

子育て世代にいいのはN-BOX

ミラクルオープンドアという子育て家庭に向けた強力な装備があるのはタントですが、今時点で子育て世代にいいのはN-BOXだと思います。

まず、荷室の開口部も荷室そのものの高さも高いので、ベビーカーは畳まずに立てて積むことができます

また、パワースライドドアはどちらもベースグレードには付いていないのですが、N-BOXはベースグレード以外はすべてのグレードに両側パワースライドが装備されています。

塾の送り迎えでママチャリを積むのは難事業ですが、N-BOXなら後部座席を畳めば積めてしまいます(タントは助手席を前に倒して、運転席と後部座席の片方に乗れなくはない)。

引用元:https://www.honda.co.jp/Nbox/

さらに、安全性能の面でも後席オフセット前面衝突はN-BOXが高く、予防安全性能も優秀なことを考えればN-BOXに軍配を上げざるを得ませんね。

それと、このあと記載しますが、N-BOXの後部座席以降はフルフラットになりますので、これはキャンプなどで重宝するはずですよ。

荷物を積むならN-BOX

荷物を積むならN-BOXというのは前項の「タントとN-BOXの荷室の使い勝手と積載量」を見ればわかりますが、機能面でも優れています

まず、N-BOXは後部座席を足元に収納でき、そうすれば広大な、天井の高いフラット空間が確保できるのです。

引用元:https://www.honda.co.jp/Nbox/

また、後部座席はチップアップといってはね上げられますので、そうすれば、後部座席のあった場所に高さのある、結構大きな荷物も積めるのです。

引用元:https://www.honda.co.jp/Nbox/

狭い駐車場でテールゲートが開けられない場合もありますので、そんなときにも便利な機能ですね。

まとめ:タントとN-BOXはどっちがいい

タントとN-BOXは同じようなカテゴリーの車ですが、コンセプトはかなり違います。

N-BOXはトールワゴンのスタイルを追求して、積載性では高い能力を有しています。

一方で、実用的な動力性能や燃費に関してはタントの方がいいようですし、価格が安いのもうれしいところです。

タントとN-BOXを選ぶときは、雰囲気だけでなく、自分がどう使うかを考えて決めた方がいいかもしれませんね。

この記事をまとめると下記のようになります。

  • タントとN-BOXはスーパーハイトワゴンで競合。
  • 両車のサイズ、動力性能、燃費を比較。
  • N-BOXは室内高が高く、荷室利用に優れる。
  • タントは運転しやすく、低回転で力強い。
  • N-BOXの安全装備が全体的に優れる。
  • 子育て世代にはN-BOXが推奨される。
  • タントは運転しやすさで勝る。
  • 荷物を多く積む場合はN-BOXが有利。

 

タントを限界値引きから更に安く購入する方法!

タントを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

タントは軽自動車とはいえ最上級グレードの車両本体価格が約184万円とかなりの高額になっています。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

しかし、人気車の値引きやモデルチェンジ直後は各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。

だからといって、諦める必要はありません。

方法はあるのです。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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