エクストレイルは何万キロまで走れる?30万キロや40万キロは本当?

エクストレイルが気に入って、特にその年式のモデルが好きならずっと乗りたくなるはずです。

となると、気になるのは何万キロまで走れるかです。

ここでは、まず、エクストレイルが何万キロまで走れるかを考えていきましょう。

また、30万キロや40万キロ走ったとか走れるとかいう話も聞きますので、これが本当かもチェックしておきましょう。

エクストレイル-記事一覧

エクストレイルは何万キロまで走れるの?

まず、エクストレイルは何万キロまで走れるのか、いくつかの観点で考えていきましょう。

  1. ボディとエンジンは30~50万キロ程度は走れる
  2. ATの寿命は15~20万キロ
  3. ハイブリッド車の駆動用バッテリーの寿命は15~20万キロ
  4. 10万キロを超えればそこそこ高額の修理は頻発

ボディとエンジンは30~50万キロ程度は走れる

まず、最近の車は高剛性のモノコックボディということもあり、ボディだけなら30万キロは問題なく50万キロ程度なら十分に走れるということです。

エンジンも30万キロは問題なく、50万キロまではオーバーホールなしで乗れることも珍しくないようです。

タクシーがだいたい50万キロ乗るといいますから、車の根幹部分であるボディとエンジンは30~50万キロ程度は走れるとみていいでしょう。

ただ、エンジンに関しては個体差があるようで、タクシー会社でもメンテや交換が必要になる場合もあるようです。

ATの寿命は15~20万キロ

エンジンの次に高価なパーツであるATの寿命は15~20万キロだそうです。

また、MT車のクラッチの寿命は10万キロと言われています。

ただ、これは使い方次第で、私はMT車を30万キロ乗りましたが一度も交換なんかしませんでした。

心配なのはCVTの故障です。

エクストレイルは2代目(T31)からディーゼルエンジン搭載車以外のほとんどのモデルがCVTです。

そして日産のCVTはできが悪く、とても壊れやすいと言われているのです。

20万キロまでの耐久性が確保されているといいますが、一説には10万キロ程度が寿命とも言われています。

修理費も高くて、リビルド品で30~40万円、新品で50~60万円とも言われていますから、これが寿命を決めるかもしれないのです。

また、ディーゼルターボ車のクラッチは丁寧に乗っても20万キロ当たりが寿命で、ルノーミッションなので専門の整備工場に依頼することになり工賃が30万円超かかるという話もあるようです。

ハイブリッド車の駆動用バッテリーの寿命は15~20万キロ

ハイブリッド車の駆動用バッテリーの寿命はエンジンよりも確実に短くなります。

メーカー保証は5年または10万キロですが、他メーカーのハイブリッドなどから推測すると15~20万キロくらいはもちそうです。

トヨタと違って日産車は駆動用バッテリー交換の事例が少ないのですが、交換するなら少なくとも20万円超の出費になるはずです。

10万キロを超えればそこそこ高額の修理は頻発

どんな車でも10万キロを超えれば、こそこ高額の修理は頻発するものです。

オルタネーター、ウオーターポンプ、燃料ポンプ、上げればきりがありません。

ディーゼルターボ車のターボのタービンもエンジンよりも早く寿命を迎えます。

これも交換となると30万円以上ですが、ルノーのエンジンなのでもっと高額になるかもしれません。

30万キロや40万キロ走れるというのは本当?

さて、30万キロや40万キロ走れるという話がありますが、これは本当なのでしょうか。

  1. Webでの投稿のほとんどは初代(T30)
  2. 30万キロ越えの買い取り実績も多数

Webでの投稿のほとんどは初代(T30)

Webを見ると「30万キロ到達」とか「目指せ40万キロ」という記載をかなり見かけます。

このような記事で特徴的なのは、ほとんどが初代(T30)だということです。

当時は今ほど電子制御が進んでいませんでしたし、ミッションも古典期な4速ATで、技術的にはとてもこなれたものでした。

ただ、30万キロ走行する間にはいろんな修理が必要だということはこの記事を見てもわかります。

https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/nissan/x-trail/urev/detail/309713/

定番のオルタネーターをはじめ、ドライブシャフトなど盛りだくさんです。

それでも、エンジン交換がないのは当然として、ATの修理が1回もないのです。

トルコンAT恐るべしですね。

30万キロ越えの買い取り実績も多数

Webでエクストレイルの30万キロ越えの買い取り実績を掲載しているサイトもありますが、これが結構な数なのです。

さすがにほとんどが2代目(T31)ですが、高いものなら30万円超の査定が付いているのです。

この値段で買い取るということは、これにマージンを乗せても売れるということです。

もちろん、海外に持っていく場合が多いのだと思いますが、国内でも30万キロ超のエクストレイルの中古がいくつかみつかります。

例えば、2010年式の走行距離33.4万キロの20GTが本体価格55.9万円、支払総額64.6万円で販売されているのです。

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/12/700040299430230307001.html

また、2008式の走行距離52.6万kmの20Sなんかは本体価格19.8万円、支払総額38.8万円とかなり安いとはいえ、ちゃんと販売しています。

こうしてみると、すべてのエクストレイルが30万キロ走れるかどうかはわかりませんが、30万キロ走る車両があることは間違いないようです。

まとめ

最近の車では10万キロが寿命だなんて言わなくなりましたが、エクストレイルもいい個体にあたってちゃんと乗れば30万キロも夢ではないようです。

エンジンやボディは大丈夫ですから、あとは致命的な高額修理さえなければ大丈夫ですし、エクストレイルの場合は修理パーツが無いということもなさそうです。

私も日産車に乗ってますが、30万キロを目指すうえでの最大のネックはCVTだと思っています。

エンジン始動直後や完全停止状態以外でのシフトチェンジはしないように気をつけていますが、30万キロもってくれますかね。

エクストレイルを限界値引きから更に安く購入する方法!

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確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

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