ヤリスクロスを買うとなると悩むのはオプションかもしれません。
ものによっては後付け不可ですし、工賃だって割高になってしまうのです。
付けなかったことで後悔はしたくありませんし、だからといって、予算は抑えたいので付けて後悔するような不要なオプションは付けたくないですよね。
ここでは、ヤリスクロスにつけると後悔するオプションと、是非とも付けたい、付けないと後悔する必須オプションとその理由を紹介していきましょう。
最後に、こうした選択をした理由なり考え方をお示ししておきますので参考にしていただけたらと思います。
- ヤリスクロスにに付けて後悔するオプションとその理由
- 便利そうなハンズフリーパワーバックドアを後悔と分類した理由
- ヤリスクロスに必須のオプションとその理由
- 付けて後悔するものと必須のものを選んだ理由
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ヤリスクロスにつけると後悔するオプション
最初に、ヤリスクロスにつけると後悔するオプションを説明していきましょう。
- アダプティブハイビームシステム
- トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]
- LEDフォグランプ
- ハンズフリーパワーバックドア
アダプティブハイビームシステム
まず、アダプティブハイビームシステムです。
アダプティブハイビームシステムというのはLEDの点消灯を制御し、先行車や対向車に光が当たる部分を遮光できるシステムで、ハイビームとロービームも自動で切替えてくれます。
引用元:https://www.e-tp.jp/blog/store/detail/249019
性能はかなりのもののようですが、対向車から眩しいという声を聞くのは一瞬とはいえハイビームで照射するからかもしれません。
問題は価格で、カラーヘッドアップディスプレイと抱き合わせで99,000円(Zのみ)ということで、このヘッドアップディスプレイが好きなら買いだと思います。
引用元:https://toyota-mobi-toyama.jp/blog/store/detail/117674
アダプティブハイビームシステムがオートマチックハイビームより優れた安全装備であることは確かです。
しかし、LEDヘッドランプが非常に明るく、ハイビームを使う機会がほとんどない方は価格分の恩恵を受けることができるでしょうか。
たまに行うハイビームの切り替えは手動でも構わない気もします。
ただ、メーカーオプションで、ヘッドアップディスプレイも含めて後付けは不可ですから、取り付けるかどうかはしっかり考えましょうね。
トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]
トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]はボタンを押すだけで、駐車をサポートするシステムです。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
駐車したいスペースの横に停車して、アドバンスト パークスイッチを押して駐車位置を確認します。
開始スイッチを押すと、シフト操作は手動ですが、周囲を監視ながら、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作をアシストして駐車を完了させてくれます。
引用元:https://toyota.jp/safety/scene/parking/index5.html
完成度は非常に高いのですが、別の操作も入りますし、駐車場の状況によっては時間がかかることもあります。
そもそも、普通に駐車できる方の場合は自分で駐車したほうが圧倒的に早いという大きな問題もあるのです。
これもメーカーオプションで、後付けは不可と考えてください。
価格はパノラミックビューモニター代プラス44,000円ですから、そう高い装備ではありません。
LEDフォグランプ
ヤリスクロスのバイカラーフォグランプは販売店装着オプションですが、5万円台後半となかなか高価です。
バイカラーだとホワイト発光とイエロー発光と切り替えられるのでいかにも良さそうです。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
とはいえ、ヤリスクロスの場合、LEDヘッドライトは明るいので、フォグはまず不要です。
そもそも、このフォグランプ、あまりにも暗すぎるのです。
また、デイタイムランニングランプがとても目立ちますし、フォグランプが点灯した画像なんかWebページにもありません。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
今の時代、フォグランプは実用性より見栄えで選ぶものですから、これでは付ける必要はありません。
また、メーカーオプションではありませんから、後付けは極めて簡単で、そう割高にもなりません。
ちなみに、色の切り替えのないLEDフォグランプだと1万円くらい安いのですが、同様に明るさは期待できないと思われます。
フォグ無しでも配線は来ているようなので、この税・送料込み27,780円~の製品を買ってDIYで付けた方がいいかもしれません。
その際、この税料込み6,820円+送料1,000円のフォグランプのスイッチの付いたターンシグナルコンビネーションスイッチを付けた方がよさそうです。
ハンズフリーパワーバックドア
次は、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能・予約ロック機能付)です。
オプション価格は77,000円とそれなりに高価です。
ハイブリッド、ガソリン車のZ、G限定のオプションで、手を使わずに足の出し入れでバックドアを開閉できる便利装備です。
両手がふさがっていても足を指し出せば開けることができるので、あれば確かに便利です。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
問題はその価格で、使用頻度次第ではあまりにも高すぎるのです。
自分がヤリスクロスを使うシチュエーションを考えた時、そんな局面は年に数えるほどしかない方が大多数ではないでしょうか。
しかも、故障したら修理に10万円もかかるといいますから、滅多に使わない装備に77,000円かけて、修理代がそうなら、故障すると心底後悔しそうです。
もちろん、これはメーカーオプションで後付け不可ですから、子育て時期などで頻繁に使うことが想定できるなら、むしろつけておくべき装備です。
ヤリスクロスに必須、付けないと後悔するオプション
今度は、ヤリスクロスに必須で、付けないと後悔するオプションです。
- パノラミックビューモニター
- LEDライトセット
- アクセサリーコンセント
- ブラインドスポットモニター
- ステアリングヒーター・シートヒーター
パノラミックビューモニター
まず、絶対に付けるべきはパノラミックビューモニターです。
SUVは車高があるので見晴らしはいいのですが、左側面や前方にある背の低いものの視認性に欠けるのが大きな欠点です。
パノラミックビューモニター非装着車は補助ミラーが付いているのですが、パノラミックビューモニターの視界にはかないません。
引用元:https://toyota.jp/safety/scene/parking/index6.html
X以外はオプション可能で33,000円しかしませんから、何はおいても付けておくべきでしょう。
Xの場合はバックガイドモニター込みで49,500円ですから、こちらも付けておくべき装備です。
LEDライトセット
次は、LEDライトセットです。
LEDヘッドランプ、LEDクリアランスランプ、LEDデイタイムランニングランプ、フルLEDリヤコンビネーションランプのセットです。
XとGは残念なことにヘッドライトはハロゲンです。
クリアランスランプにはお迎え機能はありませんし、デイタイムライニングランプにはターンランプが組み込まれていません。
リアもテール&ストップランプだけがLEDです。
このオプションは71,500円といささか高いのですが、LEDヘッドランプの明るさと上級グレード並みの外観が手に入りますから付けておくべきでしょう。
また、ハロゲンのように玉切れの心配はまずありませんので、交換の経費はともかく、手間と切れた時のリスクを考えればLEDの優位は動きません。
アクセサリーコンセント
次は、アクセサリーコンセントです。
ハイブリッド車限定ですが、100V1500Wのアクセサリーは付けておくべきです。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
1500Wあればキャンプなどでは重宝しますし、非常時にはガソリンさえあれば家電品に電力供給できるというメリットもあります。
後付けはできなくはありませんが高くつくので、44,000円ならつけておくべきでしょう。
ブラインドスポットモニター
次は、ブラインドスポットモニターです。
ブラインドスポットモニターは隣の車線を走る車両をレーダーで検知し知らせてくれるシステムで、最大後方約60mまで検知します。
引用元:https://www.chibatoyota.co.jp/blog/store/detail/280377
車両を検知すると、ドアミラー内にあるインジケーターが点灯し、その状態でウインカーを操作するとインジケータが点滅して注意喚起してくれるのです。
引用元:https://www.chibatoyota.co.jp/blog/store/detail/280377
X以外にオプション可能で、価格は49,500円と高価ですが、走行中の車線変更は重大事故につながることを考えれば付けておきたいオプションです。
ステアリングヒーター・シートヒーター
次は、ステアリングヒーターとシートヒーターです。
寒冷地はもちろんですが、ヤリスクロスの場合はスキーやスノボで寒冷地に出かけることも多いでしょう。
エアコンで暖房をかければやがて温かくなりますが、エンジンをかけてもしばらくは寒いままで、凍えた手は辛いだけでなく運転にも支障が出かねません。
ステアリングヒーターなら、エンジンをかけると直ちに手を温めてくれるのです。
これがX以外にはメーカーオプションで11,000円なら、そんなシチュエーションが想定できればつけない手はないでしょう。
社外品で後付けはできなくはありませんが、とてもこんな金額では無理ですから。
なお、シートヒーターはZ以上には付いているのでGだけのメーカーオプションですが、運転席、助手席セットで31,900円ですから、これも付けておいた方がいいでしょう。
ヤリスクロスのオプションで後悔及び必須の基準となる理由は?
ここまで、ヤリスクロスのオプションで後悔及び必須のものを選んできましたが、基本的な理由なり考え方をお示ししておきましょう。
- 後悔するものはコストパフォーマンスの悪いもの、使用頻度の低いもの
- 必須のものは安全装備、SUVとして付けておきたいもの
- メーカーオプションは後付け不可なのでよく考える
後悔するものはコストパフォーマンスの悪いもの、使用頻度の低いもの
まず、後悔するものはコストパフォーマンスの悪いもの、使用頻度の低いものだと思います。
コストパフォーマンスの悪いもの
コストパフォーマンスの悪いものは、アダプティブハイビームシステム、トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]、LEDフォグランプです。
いずれも、あれば便利ですが、価格の割には性能がもう一つです。
アダプティブハイビームシステムはオートマチックハイビームよりは優れていますが、対向車からパッシングで眩しいというサインを送ってくるほど時として迷惑な代物です。
カラーヘッドアップディスプレイはカッコいいですが、無ければ困る装備ではありません。
トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]については、普通の人ならこれを使わないで駐車する方が遥かに早いというのは致命的です。
LEDフォグランプは暗いうえに、フォグランプで一番大事な目立つという役割が果たせない時点で不要だと思います。
使用頻度の低いもの
使用頻度の低いものの代表格はハンズフリーパワーバックドアです。
この装備の完成度は高く、頻繁に使う方にとっては77,000円のオプション代は安いと思われます。
しかし、たいていの方にとって、両手がふさがってバックドアが開けられないという局面はめったにありません。
仮にそうでも、雨の日でもなければ荷物をどこかに置いて開ければいいのです。
もちろん、お子さんを抱かれている方は別ですよ。
きっと、そんな方には是非ともほしい装備なのですから。
アダプティブハイビームシステムはこの側面もあるので、やはり不要です。
実際、運転していてハイビームの切り替えが頻繁に起こる曲面ってそう多くはないのです。
必須のものは安全装備、SUVとして付けておきたいもの
次に、必須のものは安全装備、SUVとして付けておきたいものだと思います。
安全装備
安全装備と言いましたが、これはSUVでヤリスクロスの安全面での弱点をカバーしてくれる装備です。
ヤリスクロスはコンパクトとはいえSUVですから、ウエストラインというサイドウインドウの下端が高いという問題があります。
このため、左側方などの背の低い物体の視認性が著しく低くなっています。
これをカバーするのがサイドアンダーミラーで、これは保安基準に沿って付けていますから、付いているということは、ヤリスクロスも視認性が悪いのです。
引用元:https://manual.toyota.jp/yariscross/2207/cv/ja_JP/contents/vhch03se040405.php
こんな弱点をカバーするのがパノラミックビューモニターであり、ブラインドスポットモニターですから、付けるのは当然です。
また、車にとって前照灯の明るさは安全性の要ですから、LEDライトセットも必須なのです。
SUVとして付けておきたいもの
ヤリスクロスはSUVですから、SUVとしての用途を考えれば付けておきたいものがあります。
SUVを買う方はアウトドア志向が強いはずですから、キャンプや、そこまでいかなくてもアウトドアにでかけることでしょう。
そんなアウトドアで役立つのがAC100V1500Wのアクセサリーコンセントで、これがわずか44,000円で付くのです。
これなら、家庭用のたいていの電化製品は使えますし、災害時には非常用電源として威力を発揮しますから、付けない手はないのです。
また、スキーやスノボを楽しむ方、あるいは寒冷地にお住まいの方にとって、ステアリング・シートヒーターは強い味方です。
特にハンドルを握るお父さんにとって、ステアリングヒーターはありがたいはずですよ。
メーカーオプションは後付け不可なのでよく考える
次に、メーカーオプションは後付け不可なのでよく考えることが大事です。
この記事では4つほどつけたら後悔すると言っていますが、そのうち3つはメーカーオプションです。
メーカーオプションは後付け不可ですが、メンテナンス用のパーツは供給していますので絶対に後付けできないわけではありません。
しかし、ディーラーオプションのように取り付けキットが用意されていませんから、必要なパーツを洗い出して注文するところからはじめることになるのです。
当然費用も高くて、例えばアクセサリーコンセントはヤリスクロスの場合44,000円ですが、後付けなら10万円以上かかってしまいます。
だからといって、メーカーオプションをすべて付けておくのは非現実的ですから取捨選択することになるのですが、それだけに、シビアに必要性を吟味しておく必要があるのです。
ハンズフリーパワーバックドアなどは不要と言いましたが、近未来的に出産が想定されるなら、多少高くても付けておいた方がいいかもしれません。
車庫入れが苦手なら、あるいは苦手な方が家族にいるなら、トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]を付けておくと安心感が違ってくるかもしれないのです。
総括:ヤリスクロスのオプションで後悔及び必須のものはどれ?理由についても
この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。
- オプションで後悔するのはアダプティブハイビーム、アドバンストパーク、LEDフォグランプ、ハンズフリーパワーバックドア
- アダプティブハイビーム、アドバンストパーク、LEDフォグランプはコストに比べて性能がいまいち
- ハンズフリーパワーバックドアは高価な割には使用頻度が低い
- 必須はパノラミックビュー、LEDライト、100Vコンセント、ブラインドスポットモニター、ステアリング・シートヒーター
- 側方など周辺視界の悪いヤリスクロスの安全性をパノラミックビュー、ブラインドスポットモニターで確保
- SUVとしての用途を考えれば、100Vコンセントやステアリング・シートヒーターは必要
- メーカーオプションは後付け不可なので、将来も見据えて必要性を吟味すべき
ヤリスクロスを限界値引きから更に安く購入する方法!
ヤリスクロスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ヤリスクロスも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約294万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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