ヤリスクロスはヤリスベースのSUVだと思っていたのですが、なぜか3ナンバーです。
もちろん敢えて3ナンバーにしたのでしょうが、なぜ3ナンバーなのでしょうか。
また、3ナンバーにすると税金などのデメリットも心配になります。
ここでは、まず、ヤリスクロスはなぜ3ナンバーなのかを考えてみます。
また、気になる税金などのデメリットあるのかもチェックしておきましょう。
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昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ヤリスクロスはなぜ3ナンバー?
ヤリスクロスのサイズ等を確認して、なぜ3ナンバーなのかを考えていきましょう。
- ヤリスクロスのサイズをヤリスと比較する
- ヤリスクロスは全幅1,700mmを超えるので3ナンバー
- ヤリスクロスが3ナンバーの理由
ヤリスクロスのサイズをヤリスと比較する
まず、ヤリスクロスのサイズをヤリスと比較していきます。
同じGA-Bプラットフォームなのにそんなに違うものでしょうか。
ちなみにGR SPORTは特殊なコンセプトなのでここでは比較対象から外しています。
区分 | ヤリスクロス | ヤリス | |
---|---|---|---|
Adventure | Adventure以外 | ||
全長×全幅×全高 | 4200×1765×1590mm | 4180×1765×1590mm | 3940×1695×1500mm |
車両重量 | 1140~1270kg | 1110~1250kg | 980~1180kg |
ホイールベース | 2560mm | 2560mm | 2550mm |
トレッド(前/後) | 1515/1510~1515mm | 1515~1525/1510~1525mm | 1490/1485mm |
最小回転半径 | 5.3m | 5.3m | 4.8~5.1m |
室内長×室内幅×室内高 | 1845×1430×1205mm | 1845×1430×1205mm | 1845×1430×1190mm |
ご覧いただければわかるように全長・全幅・全高が240mm・70mm・90mm程度拡大されています。
ホイールベースはあまり変わりませんが、トレッドはかなり広がっています。
意外なことに室内長と室内幅はなぜか同じなのです。
ヤリスクロスは全幅1,700mmを超えるので3ナンバー
まず、5ナンバーの条件です。
- 排気量 2000cc以下
- 全 長 4700mm以下
- 全 幅 1700mm以下
- 全 高 2000mm以下
ヤリスクロスは1.5Lエンジンですし、全長も全高も上限には遠く及びません。
ただ全幅だけはヤリスでも1,695mmで上限いっぱいで、1,765mmのヤリスクロスはここで超えてしまうのです。
というわけで、ヤリスクロスは全幅1,700mmを超えるので3ナンバーになるのです。
ヤリスクロスが3ナンバーの理由
ヤリスクロスが3ナンバーの理由はSUVなので、広い室内やラゲージスペースを確保する必要があるからと言われています。
ただ、カタログデータ上ですが、ヤリスとヤリスクロスの室内長と室内幅は同じです。
これだけ見れば、居住性や積載性は変わらないように見えますが、ラゲージスペースはライズが209Lなのに対しライズクロスは303Lもあります(VDA式)。
このあたりは全長が240mm伸びた効果の方が大きいかもしれません。
SUVの場合は全高も重心も高くなるので、「トレッドを広げたい=全幅を広げたい」ということもあったのかもしれません。
また、一番大きいのはSUVらしい迫力を出すことだったのかもしれません。
ライバルとなるSUVはすべて3ナンバーですから、5ナンバーボディでは迫力負けするのではないでしょうか。
3ナンバーで税金などのデメリットあるの?
では、3ナンバーで税金などのデメリットあるのでしょうか。
- 3ナンバーで税制面でのデメリットはない
- 3ナンバーのデメリットは取り回しだけ
3ナンバーで税制面でのデメリットはない
1989年の地方税法の改正までは、5ナンバーの自動車税は一番高いもので39,500円なのに対し、3ナンバーは3L以下で81,500円でした。
だから、3ナンバーにすることは税制面で大きなデメリットがあり、5ナンバーと3ナンバーの間には大きな壁があったのです。
しかし、この改正で自動車税においては小型自動車と普通自動車の区別はなくなり、排気量だけで税額が決まるようになりました。
重量税は車両重量と2030年燃費基準の達成状況で決まるので3ナンバーだからといって不利に働くことはありません。
というわけで、過去はともかく現在は3ナンバーで税制面でのデメリットは存在しません。
3ナンバーのデメリットは取り回しだけ
3ナンバーの車は必ず全幅が大きくなりトレッドも広くなるので最小回転半径が大きくなります。
ヤリスクロスも5.3mと1.5Lの車にしては大きいので、Uターンや車庫入れなどでヤリスほどの取り回しの良さは期待できません。
また、全幅が70mm広くなりますから、狭い路地を走る時は両側の障害物が気になると思われますが、1,800mm越えの車に比べれば知れています。
また、1,800mmを超えていないので、古い立体駐車場でも横幅で入庫を断られることはないはずです。
まとめ
ヤリスクロスはヤリスと同じプラットフォームですが、設計は全く別物と思われます。
このため、ヤリスは5ナンバー、ヤリスクロスは3ナンバーなのですが、ヤリスクロス程度の横幅ならデメリットはほぼ皆無です。
税制面でのデメリットもありませんから、安心してヤリスクロスを選んでいいと思われます。
ヤリスクロスを限界値引きから更に安く購入する方法!
ヤリスクロスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ヤリスクロスも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約294万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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