ヤリスクロスはSUVだけに雪道を走る機会も多いはずです。
また、降雪地域にお住まいの方にとってはSUVであるなしにかかわらず雪道での4WD性能が気になるはずです。
ここでは、ヤリスクロスの4WDシステムを説明し、ヤリスクロスの4WDが雪道に強い車なのかチェックしていきます。
また、ハイブリッドの4WDであるE-Fourにデメリットはあるかも気になるところなので、そこも確認しておきましょう。
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詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ヤリスクロスの4WDの仕組みと雪道の走破性
まず、ヤリスクロスの4WDの仕組みを説明し、雪道の走破性が高い、要するに雪道に強いかをチェックしていきます。
- ヤリスクロスの4WDの仕組み
- ヤリスクロスの4WDは雪道の走破性が高いの?
ヤリスクロスの4WDの仕組み
ヤリスクロスの場合、ガソリン車とハイブリッド車では4WDの仕組みが違うので、それぞれに説明していきましょう。
ダイナミックトルクコントロール4WD(ヤリスクロスガソリン車)
ヤリスクロスガソリン車の4WDはダイナミックトルクコントロール4WDと呼ばれるものです。
トヨタでもヤリスのような車はアクティブコントロール4WDを採用しています。
引用元:http://www.toyota-catalog.jp/catalog/
基本原理は同じで、何もなければFFで、必要な時には4WDと自動的に切り替わるのです。
具体的には速度、外気温、シフトポジション、舵角、ブレーキ、アクセル、横G、前後Gなどの情報をセンサーから受け取って、それを解析して電子制御で後輪の駆動力をコントロールするのです。
このおかげで、タイヤが滑り出す前から、路面や運転の状況に応じて、FFから最大50:50の前後輪直結4WDまで可変してくれるのです。
また、普段はFFですから2WDとあまり変わらない程度の燃費も実現してくれます。
これを発展させたのがダイナミックトルクコントロール4WDで、基本的にはトヨタのSUVに搭載されています(90系ノア&ヴォクシーにも)。
自動的にFFと4WDを切り替える仕組みは同じですが、コーナリング時の制御が高級で、車速や舵角などの情報から運転手の意図する走行軌跡を予測し、そうなるように駆動力分配を制御するのです。
引用元;https://toyota.jp/voxy
こうした制御は雪道でのコーナリングでは威力を発揮してくれそうです。
また、ヤリスクロスのガソリン車には「SNOW」モードが付いていて雪道など滑りやすい路面での発進・走行時のアクセル制御もしてくれます。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
それから、これはガソリン車、ハイブリッド車共通で、ダウンヒルアシストコントロールで降坂時の車速を低速にキープしてくれますが、これも雪道のためにあるような機能です。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
E-Four(ヤリスクロスハイブリッド車)
ヤリスクロスハイブリッド車の4WDはE-Fourといいます。
ガソリン車はエンジンンの駆動力をドライブシャフトで後輪に伝えるのですが、E-Fourはそんな面倒な仕組みは採用していません。
後輪用のモーターを追加しているのです。
このモーターは発進時など滑りやすく、トルクを路面にしっかりと伝える必要があるときには動作する仕組みですが、通常の走行時は動きません。
そのかわり、滑りを検知するとすぐに後輪モーターを作動させて4WDに切り替わるのです。
このため、雪道など滑る路面では4WD走行になりますから、雪道の走破性も万全なのです。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
また、ヤリスクロスハイブリッドの4WDにはSNOWモードに加えて、プリウスには無いTRAILモードも付いています。
引用元:https://toyota.jp/yariscross/
これは空転したタイヤにブレーキをかけて反対側のタイヤに駆動トルクを与えるもので、深雪など悪路からの脱出に効果を発揮してくれそうです。
ヤリスクロスの4WDは雪道の走破性が高いの?
ヤリスクロスの4WDのガソリン車については、ランクルなどの本格クロカン車を除けばトヨタで最も優秀な4WDが付いてます。
RAV4の上級グレードのダイナミックトルクベクタリングAWDという左右の後輪のトルク配分を自在にコントロールできるシステムにはかないませんが、通常使用にはこれでもオーバースペックです。
ヤリスクロスのハイブリッド車のE-Fourについては、性能面ではダイナミックトルクコントロール4WDには及びませんが、滑りやすい路面ではしっかりグリップしてくれます。
ダートなどで4WD性能を発揮するのには無理がありますが、通常の雪道を走破するぶんには性能に不足は無いはずです。
ヤリスクロスのE-Foueにはデメリットはあるの?
では、ヤリスクロスのE-Foueにはデメリットはあるのでしょうか。
- E-Foueは滑りを検知してから作動
- E-Foureは高速域では作動しない
- 今のE-Foureでは前後輪の最適トルク配分は不可能
E-Foueは滑りを検知してから作動
E-FoueはFFが基本ですから、後輪モーターが動きだすのは滑りを検知してからになります。
モーターなのですぐにトルクは加わりますが、滑る予兆を検知して滑る前から後輪にトルク配分するダイナミックトルクコントロール4WDにはかないません。
このように4WDに切り替わるタイミングが遅くなってしまうのがE-Foueの大きなデメリットなのです。
E-Foureは高速域では作動しない
ヤリスクロスのE-Fourは後輪モーターのトルクは足りないこともあって、リアモーターがアシストしてくれる速度は発進後時速20kmまでです。
また、時速70kmまでの滑る路面や急勾配の登坂時ぐらいでE-Fourは機能するようですが70kmを超えると全く機能しません。
雪が降ったら高速道路でも速度制限をするのですから、これでも大丈夫と思われるかもしれませんが、降雪地域では皆さん結構な速度で走っています。
それを考えるとこうした速度の制約は残念ですね。
今のE-Foureでは前後輪の最適トルク配分は不可能
今のE-Foureの問題は後輪トルクが小さすぎることで、このために最適なトルク配分ができないのです。
トヨタもそれはわかっているようで、後輪のトルクを大幅に増加させ、前後駆動力配分を自動最適制御する新型E-Fourを開発したと言っています。
引用元:https://global.toyota/jp/mobility/tnga/powertrain2018/4wd/
これでもわかるように、ヤリスクロスのE-Fourではこの最適制御はできていませんし、この新型E-Fpurはまだどの車種にも搭載されていないはずなのです。
まとめ
昔の4WDは燃費が悪かったものですが、ダイナミックトルクコントロール4WDもE-Fourも燃費は2WDとあまり変わりません。
E-Fourは性能的にはもうひとつなところもありますが、普通の雪道を走るには十分な性能です。
降雪地域にお住まいなら、4WDにしておかない方が後悔しそうですね。
ヤリスクロスを限界値引きから更に安く購入する方法!
ヤリスクロスを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ヤリスクロスも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約294万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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