ライズにはトヨタ純正でエアロが提供されていますし、モデリスタやTRDのエアロだってあります。
ただ、そんなライズのエアロがいらないという声も結構多いのです。
ここではライズのエアロと、これがいらないという理由を口コミを含めてチェックしていきます。
また、擦るし効果が無いからという意見も多いようですが、実際にそうなのかもチェックしておきましょう。
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詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ライズのエアロとエアロがいらないという理由
ライズの純正エアロを紹介し、エアロがいらないという理由を口コミからチェックしていきましょう。
- ライズのエアロってどんなもの?
- エアロがいらないという理由は?
ライズのエアロってどんなもの?
トヨタからライズに用意されているエアロは、トヨタ純正が3種類、モデリスタが2種類、TRDが1種類です。
モデリスタにのエアロについては、「ライズモデリスタはかっこいいしエレガント?」に詳しく書いているので、そちらもご覧ください。
POWERFUL STYLE
トヨタ純正エアロのうち、オフロードテイストが際立つタイプです。
引用元:https://toyota.jp/raize/
パーツの名前もスポイラーではなくガーニッシュで、今の分類ではこれもエアロに含めるのですが、どちらかというとプロテクターです。
このため、最低地上高やアプローチアングル、ディパーチャーアングルへの悪影響も少ないのですが、モデリスタのようなアーバンテイストは皆無です。
SPORTY STYLE
トヨタ純正エアロのうち、SUVテイストが薄くオンロードの雰囲気に寄せたタイプです。
引用元:https://toyota.jp/raize/
カタログには記載がありませんが、モデリスタに比べれば、最低地上高やアプローチアングル、ディパーチャーアングルへの悪影響は少なめに見えます(最低地上高は純正と同じという情報も)。
ロードツアラーのようなエアロの形状や、LEDデイライトや加飾がアーバンテイストを主張しています。
その一方でフードとバックドアのデカールがアウトドアテイストをはっきりと打ち出していて、その相克、あるいは調和がいい味を出しています。
PREMIUM STYLE
PREMIUMというだけあって、トヨタ純正エアロのうち一番高価です。
引用元:https://toyota.jp/raize/
最もオンロードテイストが強く、グリル、バックドア、フェンダー、ドアミラー、バンパーサイド、フロントサイド、リヤサイドのガーニッシュなど追加できる加飾も豊富です。
大型リヤスポイラーも迫力ですが、全部つければ本当に値段はとてもプレミアムです。
MODELLISTA ADVANCE BLAST STYLE
モデリスタのエアロのうち、迫力があって、押し出しの強いタイプで、もちろん高価です。
引用元:https://toyota.jp/raize/
モデリスタの方向性なのでしょうが、SUVというよりロードツアラーのようなフォルムです。
MODELLISTA ELEGANT ICE STYLE
モデリスタのエアロのうち、迫力は抑え目で、端正でエレガントなタイプです。
引用元:https://toyota.jp/raize/
こちらもリアはそうでもありませんが、フロントやサイドはオンロードが似合う都会的なテイストです。
TRD Aggressive Style(White、Black)
TRDのエアロはこの1点です。
引用元:https://toyota.jp/raize/
リアはともかくフロントはSUVということを忘れたような強烈なオンロードテイストです。
カッコいいいのは間違いなく、低重心で迫力あるスタイリングは人気を集めそうです。
ただ、最低地上高は当然のようにモデリスタ以上に低くなります。
エアロがいらないという理由は?
ライズにエアロがいらないという理由を口コミからみていきましょう。
- エアロパーツは地上高が低く下が広がったデザインなので路面などの干渉が予想される
- 車高が下がるので雪道や水たまりで気を付けないと、せっかく装着したエアロが傷だらけになりそう
- SUVにエアロなんて何もわかってないなあ、頭悪そうと思う
- せっかくのSUVの外観をロードスポーツみたいにして何が楽しいんだか
- 何の効果も無いエアロを、しかもダートを走るのが目的のSUVに付ける意味がわからん
- エアロパーツを付けると、せっかくのオフロード性能が台無しで残念
- 人によってカッコいいの感覚は違うと思うが、フェラーリにエアロ付けたような無駄な感じでいっぱい
- SUVにエアロってせっかくの高い地上高が台無し
- 高い車高のままエアロスポイラー付けたら変な感じがする
- ライズにスポーツとかエレガントとかいう名前のエアロがあること自体が不思議
- せっかく地上高が高いのに、エアロ付けたらコンビニへ寄っても擦りそう
まず、一番多いのがせっかくの高い地上高が台無しになって、雪道や水たまり、コンビニなどでエアロを擦りそうという意見ですね。
また、効果の無いエアロをこともあろうに一番必要のないSUVに付ける無駄さも指摘されています。
あとは、せっかくのSUVのスタイリングをロードスポーツのようにして何が楽しいのとか、それも含めてわかってない、頭悪そうというところでしょうか。
ライズのエアロは擦るし効果が無いの?
では、ライズのエアロは擦るうえに効果が無いのでしょうか。
- ライズのエアロは擦るの?
- ライズのエアロは効果が無いの?
ライズのエアロは擦るの?
ライズはクロスオーバーSUVにしては180mmという高い最低地上高を誇っています。
純正については装着によって地上高が変わるかどうかは定かではありませんんが、その旨の記載が無いので大きく変わらないのかもしれません。
しかし、モデリスタやTRDは地上高は低くなり全長も長くなります。
エアロバージョン名 | フロント | サイド | リア | |||
---|---|---|---|---|---|---|
地上高 | 全長 | 地上高 | 地上高 | 全長 | ||
モデリスタ | ||||||
ADVANCE BLAST STYLE | -32mm | +75mm | -42mm | -52mm | +42mm | |
ELEGANT ICE STYLE | -30mm | +71mm | -42mm | -23mm | +12mm | |
TRD | ||||||
Aggressive Style | -56mm | +38mm | 61mm | -89mm | +5mm |
地上高に加え、フロント、リアの全長が長くなるということはアプローチアングル、ディパーチャーアングルとも小さくなるということです。
引用元:https://faq.toyota.jp/faq/show?id=437&site_domain=default
SUVとしたらダートでの悪路走破性に深刻な影響が出そうですが、エアロを付ける方はそんなところには行きませんから何の問題もありません。
普通の車ならこれだけ地上高が下がって全長が長くなるエアロを付けたら確実にエアロを擦って、下手をすると破損するところです。
しかし、180mmという最低地上高やSUVを意識した設計のおかげで、こんなエアロを付けても頻繁に擦ることは考えられません。
ただ、SUVに乗っているつもりで段差のある駐車場や傾斜の強い坂道から出たところでは擦らないはずのエアロを擦ることはあり得ます。
また、除雪が不十分な雪道で、ノーマルのライズならこなせるところでも、普通の車のようにエアロを擦ることもあり得るのです。
ライズのエアロは効果が無いの?
エアロの本来の目的は、空気の抵抗を減らしたり、ダウンフォース、整流効果で走行を安定させることにあります。
ただ、エアロが効果を発揮するのは時速100キロを超えたあたりと言われており、ライズの本来の主戦場であるオフロードではその効果は皆無です。
また、オンロードでの効果はあるとしても、そこでの空力特性を発揮しようと思えばライズのようなスタイリングでは無理があります。
例えば、最低地上高が低いとボディ下の空気が流れる速度が高くなりより多くのダウンフォースが多く得られるのですが、180mmという最低地上高は邪魔なのです。
このように、エアロの効果は超高速域でしか体感できませんし、わざわざ空力特性が悪くなる方向で設計さえているライズの空力特性をエアロでどうにかしようとするのはおかしいのです。
ただ、スポーツカーのエアロにしたところで、効果があるから付けているわけではなく、空力特性がよさそうに見えるところも含めたカッコよさで付けているものです。
そう考えるとライズのエアロに空力特性上の効果があろうが無かろうが、どうでもいいことなのかもしれませんね。
まとめ
ライズには実に多種類のエアロが用意されています。
そして、SUVにエアロというのはオフロード性能をスポイルしますし、エアロ本来の効果を活すことも期待できません。
ただ、SUVテイストの車が好きだけどオフロードには出ない、そしてエアロがカッコよく見えるなら装着はありかもしれません。
エアロを擦るリスクは多少はあるにしても、180mmという余裕のある最低地上高がカバーしてくれそうですから。