プリウスは初心者には難しいし怖い?視界が狭いし初心者マークがつか ない?

プリウスは初心者に運転しやすいという意見もあれば、運転しにくいという意見もあります。

視界が狭いと感じる人もいれば、初心者マークが貼れないという問題もあるようです。

それでは、プリウスは本当に初心者には難しいし怖いのでしょうか。

この記事では、プリウスの運転の難しさや怖さを検証していきます。

その中でも、視界の狭さや初心者マークが貼れないという問題について詳しくチェックしておきましょう。

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プリウスは初心者には難しいし怖い?

プリウスは初心者にとって運転が難しいと感じる部分や怖いと感じるところがいくつか存在します。

ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。

  1. プリウスの運転が初心者には難しいと感じる場合
  2. プリウスの運転が初心者には怖いと感じる場合

プリウスの運転が初心者には難しいと感じる場合

初心者がプリウスの運転を難しいと感じる理由は以下のようなものです。

  1. 前方の見切りが悪い
  2. 後方の視界が悪い
  3. 車幅の感覚が掴みにくい
  4. ブレーキの効きが独特
  5. シフトが独特

前方の見切りが悪い

プリウスは燃費が売りの車なので、代々空力特性を追求する結果、フロントガラスの傾斜が緩やかでボンネットの先端が低い形状を採用してきました。

このため、運転席からボンネットの先端が見えづらく、前方の見切りが悪いといわれ、特に初心者にとっては距離感がつかみにくいという問題がありました。

新型プリウス(60系)では、全高が低く、大きくて傾斜の強いフロントウインドウということですが、ダッシュボードの高さを抑えていることもあり前方視界自体はいいようです。

ただ、伝統的な前方の見切りの悪さは変わりません

引用元;https://toyota.jp/prius

後方の視界が悪い

先代プリウスまでは傾斜が緩やかなテールと、それでは視界が悪くなるので下方にもう一つのリアウインドウが付いていて、視界の悪さはなかなかのものでした。

先代(50系) 先々代(30系)

引用元:http://www.toyota-catalog.jp/catalog/

現行プリウス(60系)では、このような2枚のリアウインドウということは無くなりましたが、リアウインドウの傾斜はとても緩やかで、縦方向の大きさも小さく、視界は良くありません

引用元;https://toyota.jp/prius

これはデジタルインナーミラーで解消できるのですが、標準装備されるグレードは無く、オプション装着もZのみです。

車幅の感覚が掴みにくい

プリウスの車幅感覚が掴みにくいという意見もあります。

この原因は前述のようにボンネットが見えないこと、そして、フロントガラスの傾斜=Aピラーの傾斜が緩いことによりこれも視界に入りにくいことです。

引用元;https://toyota.jp/prius

このため車幅の間隔は掴みにくく、狭い道路でのすれ違いや路肩への幅寄せなどは,初心者にとっては容易とは言えません

ブレーキの効きが独特

プリウスのブレーキは回生ブレーキと機械式ブレーキを協調制御しています。

e-Powerの場合はアクセルを戻せば回生ブレーキが働き、ブレーキは独立していますが、このあたりは全く違います。

回生ブレーキは燃費向上の柱ですから、減速時は機械式のブレーキではなくまず回生ブレーキが機能します。

機械式ブレーキと回生ブレーキの効き方は電子的に制御するのですが、ブレーキのかけはじめに思った以上に制動が効いたり、停車寸前で「カックンブレーキ」と称される急制動がかかる場合もあります。

このあたりは熟成がすすんでいるとはいえ、ガソリン車のフィーリングとは違い、初心者は違和感を抱くのでしょう。

シフトが独特

プリウスのシフトレバーが危ない・おかしいってなぜ?設計ミスの声も」で詳しく書いていますが、プリウスは電制シフトです。

これは現行60系のシフトレバーですが、普通の機械式のシフトレバーとは操作が違います

引用元:https://manual.toyota.jp/prius/

「P」は別ボタンになっていますし、エンジンブレーキを効かせるのは「B」ボタンです。

さすがに初心者は戸惑うでしょう

プリウスの運転が初心者には怖いと感じる場合

初心者がプリウスの運転を怖いと感じる理由は以下のようなもののようです。

  1. 車体が大きいうえに車体感覚が掴みずらい
  2. エンジン音が静かすぎる
  3. 歩行者や自転車に気づかれにくい

車体が大きいうえに車体感覚が掴みずらい

前述の「前方の見切りが悪い」「後方の視界が悪い」「車幅の感覚が掴みにくい」はすべて車体感覚が掴みずらいということです。

しかも、プリウスは代々車体サイズは拡大し、現行モデルは全長4,600mm、全幅1,780mmというサイズです。

また、1,430mmという全高も低めですから、なおさらこの傾向は強く、車体感覚が掴めない大きい車を運転するのは、特に初心者にとっては怖いものです。

エンジン音が静かすぎる

プリウスの走行音が小さいのは、ガソリン車と違ってエンジンが回らない場合も多く、エンジンに負荷のかかるような使い方をしていないからです。

エンジンに負荷がかかる時にはハイブリッド車はモーターのアシストで、ガソリンエンジンの負荷を上げず、燃費悪化を防ぐのです。

ただ、走行音が静か、特にエンジンが回っていない時は極端に音がしませんから、さすがに静かすぎます

これではさすがに危険なので、今のプリウスではモーター走行時には「車両接近警報装置」というもので、走行音が出る仕組みになっています

それでも音は小さく、初心者には怖く感じるのでしょう

歩行者や自転車に気づかれにくい

プリウスが静かすぎるということは、歩行者や自転車に乗っている人に気づかれない可能性があるということです。

もちろん、モーター走行時には「車両接近警報装置」で走行音を出す仕組みですし、バック時にも結構な音が出ます

ただ、運転する方からすると、歩行者や自転車に気づかれにくいのではないか、そういう怖さがあるわけです。

プリウスも初代や2代目にはこの車両接近警報装置は付いていませんので、本当に危なく、実際事故も発生しています。

プリウスは視界が狭いし初心者マークがつかない?

プリウスで特に言われるのは視界が狭いという問題と、初心者マークが貼れないという問題です。

  1. プリウスの視界の狭さについて
  2. プリウスに初心者マークが貼れない理由と貼る方法

 

プリウスの視界の狭さについて

プリウスの視界が狭いと感じる理由はいくつかあります。

フロントの場合はフロントガラスの白い部分がAピラーに反射して視界が狭くなると言われています。

ただ、この問題は新型では改善されています。

リアウィンドウの傾斜が緩やかで縦方向の高さが無いため、後方の視界が悪くなるということは既述のとおりで、バックミラーを覗くと視界の狭さを感じるようです。

このあたりはある程度慣れるものですし、現行モデルではU以外にはバックカメラが標準装備で、Uにもオプション装着できますので、後退時の問題は解消できそうです。

プリウスに初心者マークが貼れない理由と貼る方法

プリウスのボンネットとリアゲートは軽量化のためにアルミを採用していますから、マグネット式の初心者マークは貼れません

また、吸盤式はフロントガラスに貼るのは道路交通法違反ですし、リアガラスの緩やかな傾斜にも向きません

プリウスの場合は、ステッカー式の初心者マークが推奨されていますので、1年間これを貼って我慢しましょう。

まとめ

プリウスは初心者にとって運転が難しいと感じる部分もありますが、運転に慣れることで問題が解決できるケースが多いものです。

視界や車両感覚の問題は燃費と見た目のための過度に流線形にしたスタイリングの影響が大きいと思われますので、このあたりは納得して購入しましょう。

走行音の問題も、30系以降は車両接近警報装置が付いていますので危険性は大幅に改善されているはずです。

 

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知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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