トヨタの人気SUVモデルであるRAV4における馬力不足の問題に焦点を当てた記事です。
2019年に国内市場に再投入された後、多くの注目を集める中で、特にガソリンモデルに関してパワー不足の声が上がっています。
本稿では、RAV4のパワートレイン、その車重とエンジンのバランス、さらにはハイブリッドモデルとの比較を通じて、なぜ一部のユーザーが馬力不足を感じるのかを詳しく探求します。
また、同クラスのライバル車種との比較を行い、RAV4のパフォーマンスがどの程度異なるのかを明らかにします。
この分析を通じて、「RAV4 馬力不足」という検索で情報を求める読者の方々に、その背景と理解の手助けを目指しています。
- RAV4ガソリン車のパワー不足
- 車重とエンジンの不釣り合い
- ハイブリッド車は性能良好
- ライバル車とのパワー比較
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詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
RAV4が馬力不足で非力なのはハイブリッド車ではなくガソリン車?
RAV4が馬力不足で非力なのは、ハイブリッド車ではなくガソリン車という情報もありますので、口コミからチェックしておきましょう。
- ハイブリッド車の動力性能に関する口コミ
- ガソリン車の動力性能に関する口コミ
ハイブリッド車の動力性能に関する口コミ
まず、ガソリン車の前にRAV4のハイブリッド車の動力性能に関する口コミをチェックしていきましょう。
- ハイブリッドの力強さは半端無く、軽く踏み込むと後ろから押されている感覚がある
- パワーアップしたE-fourの後ろから押してくる感じが良く、高速での合流時の余裕を感じる
- カタログスペックどおりの走行性能で満足
- 2.5ハイブリッドは静かな上にパワーも不足が無い
- プリウスαと比べてパワフルでまろやか
- 車重のせいかモーター走行のリニアな感じは無いが、どっしりとした力強い走りは期待以上
- しっかりした力強い走りは予想以上だが、60万円の価格差を考えるとハイブリッドが無くても良いと感じる
- エコモードで、それほど踏み込まなくてもスピードが出る
- ノーマルモードだとアクセルを開けると間髪を入れずに加速する
- 発進時のトルク重視のためモーターの性能に驚くし、CVTの反応もいいが、車重が重いのでややもっさり感は感じる
- エコ運転をしているので、車重が重い感じははするが、発進時の静かな加速も気に入っている
- ガソリン車と乗り比べると余裕があり、加速が気持ちいい
RAV4のハイブリッド車の動力性能に関してはネガティブな評価はほとんどありません。
パワーには満足しながら、車重を感じるとかややもっさり感があるとかいうあたりの口コミもありますが、そう批判的ではありません。
ガソリン車に対する優位性も明白ですが、ガソリン車でもいいのではという口コミがけっこうあったのは意外でした。
ガソリン車の動力性能に関する口コミ
では、気になるRAV4のガソリン車の動力性能に関する口コミをチェックしていきましょう。
ここでは、ネガティブなものとポジティブなものが半々といった感じなので、それぞれを紹介していきます。
- 少し重くて、エコモード、ノーマルモードだともどかしく、2.5Lがちょうど良いエンジンなので、そこは残念
- 海外はガソリン2.5Lの8ATなのに、日本は2.0LのCVTはなぜ、普通の坂道でも明らかにパワー不足
- 踏んでもエンジンが煩いだけで前に進まず、スポーツモードもレスポンスがよくなるだけ、4、5人乗って荷物載せてキャンプとか辛すぎる
- エンジンと車の性格がアンバランスすぎ、せめてアドベンチャーには2.5Lかターボが必要
- 少しパワーが物足りないというか、頑張ってアクセルを踏まないと進んでくれない印象で、街乗りはともかく長距離走行等を考えると物足りない
- フル乗車や高速の坂道での追い越しでは確実にパワー不足で、新開発のエンジンといっても所詮2L
- この車重で2Lでは完全に力不足で、非力だと言われるフォレスターADVANCE以下で、CX-5には完敗
- 発進時と60km以上の走行では明らかにパワー不足
- 坂道に入ると、かなりの力不足を感じ、踏ん張る場面ではCVTの嫌なところも出てくる
- 走り出しが少し不満だが、40キロ以上になると安定するものの、アクセルの踏み込みに比べて車の重さを感じる
- 発信時や加速性はCVTを感じさせずにいい感じだが、速くはなく、急勾配で家族4人だとパワー不足を感じる
なかなか厳しい意見が出ていますね。
フォレスターADVANCE以下で、CX-5には完敗とか、厳しい限りです。
確かに1.6トンの車重に2LのNAエンジンではRAV4のキャラクターには不足なのかもしれません。
- カタログスペックのとおりのレベルで、それ以上でも以下でもなく、基準をどこにするか次第
- 発進時のトルクが若干細い一方で、加速はダナミックフォースエンジンだけに回る感じで、2.5Lでないと非力といわれるが、先代2.4Lエンジンと比較して実用的なパワー
- 2Lということで懸念していたが、重さは感じるものの少し回せば意外とパワフルに加速する
- 世間の意見があまりに厳しかったので心配していたが、全くストレスを感じなかった
- そこそこの加速もするので、性能は十分ではないか
- 箱根の峠では確かにエンジンは唸りるものの、走り自体にストレスを感じることは無く、過剰な期待をしなければ悪くは無いと思う
- 発進用ギアが追加された「Direct Shift-CVT」の採用もあり、CVT特有のもっさり感は少なく、加速性能も一般的な2.0LSUV以上
- 追い越しや坂道は気になるところも無く、40キロ以上になるとグイグイ走ってくれる
- 特性を理解して走ると、普段使いや高速巡航に不満は感じない
- エンジンにはあまり期待はしていなかったが、4000回転からエンジン音も変わってストレスなく回るのでいい
- 必要なパワーはあって日本で普通に使う分には十分だが、スポーティな走りを楽しんだり、定員乗車+荷物を考えればもう少しパワーがほしい
- ロングストロークで極低回転でとても粘る特性で、高回転の吹け上がりも小気味よいので好印象で新開発のCVTともあいまって非力さは特に感じない
- 高速道路でもなパワーがあり、パワーが必要な上り坂でも踏み込むと滑らかに力強く加速する
口コミの割合をみると、評価しない口コミよりは評価する、受け入れるという口コミが多かった気がします。
これは実際に買った方なので、カタログスペックや口コミを見て納得しているという面もあると思います。
また、ダイナミックフォース新エンジンやCVTなどで、多少性能が上がっていることも影響しているかもしれません。
ただ、全体的にはパワー不足ではあるけど、普通に乗るなら我慢できないレベルではないということで、絶賛という口コミは見受けられませんでした。
RAV4の馬力不足は車重と排気量のバランスが悪いから?
RAV4が馬力不足で非力なのは非力なのは車重と排気量のバランスが悪いからか、スペックを確認し、ライバル車とも比べてみましょう。
- RAV4の車重と排気量のバランスをチェック
- ライバル車と比べてみる
RAV4の車重と排気量のバランスをチェック
まず、RAV4の車重と排気量のバランスをエンジンスペックも含めてチェックしていきます。
区分 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | |||
---|---|---|---|---|---|
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | ||
車両重量 | 1,500kg | 1,570kg~1,630kg | 1,620kg | 1,670kg~1,700kg | |
エンジン | M20A-FKS(2L) | M20A-FKS(2L) | A25A-FXS(2.5L) | A25A-FXS(2.5L) | |
最高出力 kW(PS)/rpm | 126(171)/6,600 | 126(171)/6,600 | 131(178)/5,700 | 131(178)/5,700 | |
最大トルク Nm(kgfm)/rpm | 207(21.1)/4,800 | 207(21.1)/4,800 | 221(22.5)/3,600〜5,200 | 221(22.5)/3,600〜5,200 | |
フロントモーター | 3NM | 3NM | |||
最高出力 kW(PS) | 88(120) | 88(120) | |||
最大トルク Nm(kgfm) | 202(20.6) | 202(20.6) | |||
リアモーター | 4NM | ||||
最高出力 kW(PS) | 40(54) | ||||
最大トルク Nm(kgfm) | 121(12.3) | ||||
システム出力 kW(PS) | 160(218) | 163(222) |
いまどきの普通自動車ならパワーウエイトレシオ(車両重量/最高出力)は10を切っていますから、8.5あたりを基準にしてみましょう。
RAV4はガソリン車の4WDが9.3程度、ハイブリッド車の4WDが7.6程度です。
ハイブリッド車は立派なものですが、ガソリン車の数字はたいていの1.5Lクラスの車には遅れを取り、パワー不足と言われるヤリスクロス並みです。
どうしようもないほどではありませんが、スペックからはパワー不足と言わざるを得ないでしょう。
2Lミニバンならともかく、オフロード志向の強いRAV4には不足だと思います。
ライバル車と比べてみる
では。問題のRAV4のガソリン車をライバル車と比べてみましょう。
ここでは4WDだけで比較していきます。
区分 | RAV4 | エクストレイル | RZ-V | CX-5 | フォレスター | |
---|---|---|---|---|---|---|
2L | 2.5L | |||||
車両重量 kg | 1,570~1,630 | 1,840~1,880 | 1,520~1,540 | 1,600~1,610 | 1,650 | 1,570 |
排気量 cc | 1.986 | モーター | 1.496(ターボ) | 1,997 | 2,488 | 1,795(ターボ) |
最高出力 kW(PS)/rpm | 126(171)/6,600 | 150(204)4501-7422 | 131(178)/6,000 | 115(156)/6,000 | 138(188)/6,000 | 130(177)/5200-5600 |
最大トルク Nm(kgfm)/rpm | 207(21.1)/4,800 | 330(33.7k)/0-3505 | 240(24.5)/1,700-4,500 | 199(20.3)/4,000 | 250(25.5)/4,000 | 300(30.6)/1600-3600 |
パワーウエイトレシオ | 9.18~9.53 | 9.01~9.11 | 8.54~8.65 | 10.13~10.19 | 8.78 | 8.87 |
注:エクストレイルはフロントモーターのみの出力だが、システム出力は4WDでも150kW
エクストレイルはe-POWERなので少し違いますが、RAV4を下回るスペックはCX-5の2Lモデルだけです。
しかし、CX-5には2.5Lモデルがある上、圧倒的なトルクを誇るディーゼルターボも持っています。
RZ-Vやフォレスターはターボエンジンで圧倒的なトルクがあるので、数値以上の差を感じるはずです。
やはりRAV4の車重と排気量の組み合わせはバランスを欠いているようです。
となると、先代ハリアーのようなターボエンジン(最高出力170 kW(231PS)/5,200-5,600rpm、最大トルク350Nm (35.7kgm)/1,650 – 4,000rpm)が欲しいところです。
まとめ:RAV4が馬力不足
CR-Vのスペックを見ていくと、車重と排気量の組み合わせにややバランスを欠いているようです。
このため、パワー不足を感じられている方は多いのですが、普通に乗る分には不満を感じておられない方もかなりおられるようなのです。
となると、新型アルファードでも噂されているダイナミックフォースエンジンのA25A-FKS型や先代ハリアーのターボエンジンを積んだプレミアムモデルを期待してしまいますね。
この記事の内容を下記にまとめました。
- RAV4は2019年に国内再投入され人気
- 馬力不足の声あり、特にガソリン車で
- 車重と排気量のバランスが原因か
- ハイブリッド車は動力性能で好評
- ガソリン車はパワー不足の口コミ多い
- ライバル車と比較しパワー不足が明らか
- 1.6トンの車重に2Lエンジンは不足
- パワーウエイトレシオが他車より悪い
- 全体的に普通使用には我慢できるレベル
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だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きやモデルチェンジ直後は各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
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