近年、ハリアーは多くの若者にとって憧れの車となっています。
しかし、経済的な理由でハリアーが買えないだけでなく、例え買えたとしても維持できないという声が多々あります。
この記事では、「ハリアーを若者が買えない」という問題に焦点を当て、具体的には、ハリアーを購入するための年収の要件、購入後の維持費用がなぜ若者にとって大きなハードルとなるのかを掘り下げます。
このような状況下で、ハリアーを手に入れる夢を持つ若者が直面する経済的な課題について詳しく説明します。
- ハリアーの購入費用が高いこと
- ハリアー購入に関し若者の経済的課題と購入障壁
- 自動車の維持費に関する負担
- 購入に対する金融機関の制約
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ハリアーを若者は買えない?
まず、実際にハリアーを若者が買えない、あるいは買っていなのいかを確認し、その理由をチェックします。
- ハリアーを若者が買えない、買わない?
- 若者が買えない理由は
ハリアーを若者が買えない、買わない?
ハリアーを購入するコアの年代層は45歳から54歳で、45~49歳が44%、50~54歳が24%と、この10歳の層で68%にも達します。
アルファードの場合は、30代から50代が全体の80%だそうで、コアの年代層である40代が30~40%程度と言います。
こうしてみると、若者に人気といいながら、意外と若者に買われていない、あるいは買うことができないことがわかります。
若者が買えない理由は
ではハリアーを若者が買えない理由は何なのでしょうか。
人気グレードが高い
ハリアーの場合、4WDを買う必要性はそれほどありませんから、ベースグレードの「S」の2WDなら3,128,000円で買うことはできます。
しかし、ハリアーのような車は特定グレードに人気が集まっていて、同じ買うならこのグレードという話になるのです。
そして、その人気グレードというのが、「Z レザーパッケージ」で価格が4,338,000円ですから「S」より120万円も高いのです。
ここまで高くなるとまず挫けてしまいますし、無理して買おうにも資金確保が大変です。
ローンが組めない
ハリアーを現金で買うなら問題ありませんが、ローンを組むとしたら、若者の場合は「年収」と「勤続年数」の面で厳しい審査を受ける可能性があります。
年収が200万円に満たないとそもそもローンが組めない場合が多く、借入上限も年収の40%くらいと言われています。
もちろん保証人を立てるなどこれを回避する方法はありますが、ハリアーの、しかも最上級グレードを買うだけの資金がローンで組めない可能性があるのです。
また勤続年数も3年に満たない場合はローンが組めない場合もあり、このあたりも若者がハリアーを買う壁になるかもしれません。
借金が返せない(生活ができない)
仮にローンが組めても、給料の中からは生活費を確保しなければなりませんし、せっかく買ったハリアーの維持費だってかかります。
買ってから生活が破綻したら最悪で、ローンが返せなければ車は売らされてブラックリスト入り、少なくともハリアーは無くなってしまいます。
普通の人はそうなることが分かっていてハリアーは買えないのです。
もちろん収入が潤沢にあれば何の問題もありませんが、たいていの若者の年収は低いものなのです。
ハリアーを若者が買えないのは買えても維持できないから?
では、ハリアーを若者が買えないのは年収が低くて維持できないからというのは本当なのでしょうか。
- 若者の年収と手取りはどれくらい?
- ハリアーの維持費は?
- 150万円の維持費を払えるの?
若者の年収と手取りはどれくらい?
若者の年収と手取りはどれくらいかですが、dodaの「年代別・年齢別 平均年収情報」によると30歳の平均年収は414万円で、男性は446万円、女性は365万円だそうです。
これが25歳なら、331万円で、男性349万円、女性314万円ととても厳しくなります。
30歳の平均月収は約29万円で、手取りでは約23万円(厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」)というデータもあります。
手取りは支給額の75~80%程度と言いますから、30歳男性で330万円、25歳男性で280万円と少し甘めに考えてみましょう。
ハリアーの維持費は?
では、ハリアーの維持費はどれくらいなのでしょうか。
維持費総額
区分 | ガソリン車 | ハイブリッド車 |
ローン返済額 | 986,400円 | 1,119.600円 |
ガソリン代 | 167.900円 | 111,913円 |
税金 | 52,400円 | 53,500円 |
任意保険料 | 103,290円 | 118,930円 |
車検・修理等 | 150,000円 | 150,000円 |
計 | 1,459,990円 | 1,553,943円 |
ローンが圧倒的に大きいのですが、全部合わせれば維持費は150万円に達してしまいます。
ローン返済額
買うのは売れ筋の「Z レザーパッケージ」でガソリン車のFFで4,338,000円、ハイブリッド車のFFで4,848,000円です。
これをトヨタの残クレで頭金無し、ボーナス払い無し、5年返済で毎月の返済額は、それぞれ82,200円、93,300円です。
年間に直すと986,400円、1,119.600円です。
ガソリン代
ハリアーの実燃費はガソリン車で12km/L、ハイブリッド車で18km/Lで想定します。
ガソリン代は2022年12月26日時点の資源エネルギー庁調査数値167.9円/Lを使います。
年間12,000キロ走行として、ガソリン代はガソリン車が167.900円、ハイブリッド車が111,913円です。
税金
ハリアーの自動車税はガソリン車が36,000円、ハイブリッド車が43,500円です。
重量税はガソリン車が0.5トンごとに4,100円ですから年間16,400円、ハイブリッド車は2,500円で、年間10,000円です。
これを合計するとガソリン車が52,400円、ハイブリッド車が53,500円になり、あまり変わりません。
任意保険料
30歳以上限定、6等級、車両保険ありで計算しています。
もし30歳未満なら少し高くなってきます。
車検・修理等
車検時の費用が10万円÷2年で5万円、その他修理点検で10万円と見ていますが、タイヤ交換、バッテリー交換等を考えれば、これでも安すぎるかもしません。
150万円の維持費を払えるの?
では、年間150万円の維持費が払えるのでしょうか。
手取りは30歳男性で330万円、25歳男性で280万円と考えると維持費の150万円を除くと使えるお金は180万円、130万円となります。
月に直すと15万円と11万円弱で、実家にいるのでなければ家賃だって払わなければなりません。
二人暮らしなら家賃と食費を払ったら消えてしまいそうな金額で、ファッションや趣味を楽しむのはもちろん、子供を持つことさえ厳しい状況です。
借り入れを3分の1に抑えれば30万円から40万円は維持費は減ると思いますが、若者の平均的な収入ではハリアーの最高グレードを買うのは厳しいようですね。
独身で、実家に住んでいて家賃などがかからないという前提なら購入が可能と思われます。
アルファードがDQNな若者に買えるのと同じ構図ですね。
まとめ:ハリアーを若者は買えないし維持できない?
若者の年収は30歳くらいなら400万円程度で、手取りは300万円を超えたあたりです。
この収入ではハリアーを買うだけの借り入れも難しいのですが、維持費を負担するのはかなり困難ですし、結婚、出産などの環境の変化を考えれば無謀です。
購入後の維持費の試算は厳しめに、また、環境の変化にも対応できるよう、慎重に対応しましょう。
この記事の若者がハリアーを買えないポイントを箇条書きでまとめました。
- ハリアーの人気グレードは高価
- ローンが組めない
- 借金して買っても返済できない
- 若者は相対的に年収が低い
- ハリアーは維持費が高い
ハリアーを限界値引きから更に安く購入する方法!
ハリアーを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ハリアーも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約600万円オーバーとかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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