ハイブリッドといえばトヨタですが、なかなかどうしてホンダだって負けてはいません。
ただ、ハイブリッドは燃費はいいのですが、気になるのはお金のがかかりそうな駆動用バッテリーの交換費用と寿命です。
ここでは、そんなホンダのハイブリッド車のラインナップを確認し、バッテリー交換費用や寿命は車種でどれくらい違うかをチェックしておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ホンダのハイブリッド車のラインナップとバッテリー交換費用は?
まず、ホンダのハイブリッド車のラインナップとバッテリー交換費用をチェックしておきましょう。
- ホンダのハイブリッド車のラインナップ
- 車種によるバッテリー交換費用は?
ホンダのハイブリッド車のラインナップ
まず、ホンダのハイブリッド車のラインナップを気になる
ID i-MMD | 1,496cc | リチウムイオン | 1.1kWh(60) | ||
フィットハイブリッド | GP1/4(2010 – 2013年) | Honda IMAシステム | 1339cc、1496cc | ニッケル水素 | 5.75Ah(7) |
---|---|---|---|---|---|
GP5/6(2013年-2020年) | SPORT HYBRID i-DCD | 1496cc | リチウムイオン | 5.0Ah(48) | |
フィット | GR3/4(2020年 – ) | SPORT HYBRID i-DCD | 1.496cc | リチウムイオン | 5.0Ah(48) |
フリードハイブリッド
(スパイク含む) |
GP3(2011年-2016年) | Honda IMAシステム | 1,496cc | ニッケル水素 | 5.75Ah(7) |
GB7/8(2016年-) | SPORT HYBRID i-DCD | 1,496cc | リチウムイオン | 5.0Ah(48) | |
ステップワゴンスパーダ | RP5(2017年 – 2022年) | SPORT HYBRID i-MMD | 1,993cc | リチウムイオン | 1.3kWh(72) |
ステップワゴン | RP8(2022年 – ) | SPORT HYBRID i-MMD | 1,993cc | リチウムイオン | 1.3kWh(72) |
アコードハイブリッド | CR5/6/7(2013年-2020年) | SPORT HYBRID i-MMD | 1,993cc | リチウムイオン | 5.0Ah(72) |
アコード | CV3(2020年 – ) | SPORT HYBRID i-MMD | 1,993cc | リチウムイオン | 1.3kWh(72) |
オデッセイハイブリッド | RC4(2016年 – ) | SPORT HYBRID i-MMD | 1.993cc | リチウムイオン | 1.3kWh(72) |
CR-V | RT5/6(2016年-) | SPORT HYBRID i-MMD | 1,993cc | リチウムイオン | 1.3kWh(72) |
ホンダの場合、ステップワゴン、アコード、オデッセイ、CR-Vは2モーターの「SPORT HYBRID i-MMD」を、他は1モーターの「SPORT HYBRID i-DCD」を使っています。
3モーターを使った「SPORT HYBRID SH-AWD」もあり、アキュラで使っていますが、日本では販売されていないので省略します。
バッテリーはかなり早い段階でニッケル水素電池からリチウムイオン電池に切り替えており、今ではすべてリチウムイオン電池です。
引用元:https://response.jp/article/2017/10/24/301470.html
車種によるバッテリー交換費用は?
ホンダの場合は車種によるバッテリー交換費用はほとんど変わらないようです。
ただ、バッテリーそのものが高くて40万円弱しますし、工賃を含めると40万円を超えてしまいます。
トヨタがプリウスでも工賃込みで17万円、クラウンでも27万円程度と言われているのに比べると明らかに高額です。
これはハイブリッドではトヨタが先行しているせいもあるのですが、ホンダのバッテリーが早くからリチウムイオン電池に変わっているのが大きいのかもしれません。
ニッケル水素電池に比べるとリチウムイオン電池は数倍高いからです。
ちなみに、ニッケル水素電池時代のホンダのハイブリッドの駆動用バッテリーの交換だったら15~6万円でできるという話もあるようです。
ホンダのハイブリッド車の寿命は車種でどれ位違う?
次に、ホンダのハイブリッド車の寿命は車種でどれ位違うかです。
ホンダの保証は新車登録日から5年間、その期間内でも走行距離が10万kmまでですが、ホンダ自身が、「耐久性の良いリチウムイオンバッテリーを使用しているので、基本的には車両と同等の耐久性を備えている」と言っています。
https://customer.honda.co.jp/faq2/userqa.do?user=customer&faq=faq_auto&id=69763&parent=60498
ここで、顧客の使用する環境や方法などにより異なる場合もあるというエクスキューズが入るのはお約束です。
問題は「車両と同等の耐久性」がどれくらいかですが、いろんな情報を勘案すると概ね20万キロは大丈夫ではないかと思われます。
トヨタが25万キロと言われていますから、少し短いような気もしますが、これからリチウムイオン電池搭載車がそのくらいの距離を迎えると、もう少し伸びてくるかもしれませんね。
まとめ
ホンダのハイブリッドは「SPORT HYBRID i-MMD」と「SPORT HYBRID i-DCD」だけですし、駆動用バッテリーもリチウムイオン電池1本です。
このため、駆動用バッテリーの交換費用も寿命も車種による違いはありません。
ただ、高級なリチウムイオン電池を使っているためか、交換費用はいささか高価になっています。
これは耐久性も含めた性能の代償でもありますので、しかたのないことなのかもしれません。