アルファードのリセール!最新情報では3年後や5年後はどうなっている?

トヨタのアルファードは、その豪華さと実用性で長年にわたり高い人気を博してきました。

しかし、市場は常に変動しており、アルファードのリセール最新情報に関心を持つ方は、最新のトレンド、リセール価格の推移、あるいはリセール率に注目しています。

特に、アルファードのリセールは、グレードやオプション、さらにはハイブリッドモデルの有無によっても大きく異なります。

こんな中で、アルファード 40系、30系のリセールに関する最新情報や、3年経過後、5年経過後のリセール価格など、現在の市場価値を知ることは非常に重要です。

本記事では、アルファードのリセールがどういう要因により変動するのかを見ていきます。

そのうえで、3年後、5年後といったリセールの最新情報を、グレード、色、ハイブリッドであるか否かなども含めてお伝えします。

また、「リセール崩壊」と言われる事態も含め、市場における今後の見通しについても分析していきます。

アルファード-記事一覧

  • アルファードの国内外人気や納期遅延など、リセールに影響する要因
  • アルファード40系、30系の最新リセールは?
  • 人気カラーやグレードによってどう変わる?
  • 今後のリセールの動向は?

アルファードのリセール最新情報に影響する要素は?

最初に、アルファードのリセール最新情報に影響する要素を見ていきましょう。

具体的には、40系新型アルファードの国内での人気と、旧型30系も含めた海外での人気、そして半導体の供給不足及びそれに伴う納期待ちです。

  1. 新型アルファードの国内での人気は?
  2. アルファードの海外での人気は?
  3. 半導体の供給不足の影響と納期待ちは?

新型アルファードの国内での人気は?

まず、新型アルファードの国内での人気はどうかです。

モデルチェンジしたとはいえ、ニューモデルの人気は旧型も含めてアルファードのリセールに大きな影響を与えるからです。

新型アルファードの国内での人気は、発売以来高水準を維持し、2023年の販売台数は53,086台です。

ただ、アルファードはピークには10万台近い売り上げで、全ての車のランキングで4位になったこともあります。

発売が2023年の6月だったこともあって順位は17位であり、販売台数だけで判断することは危険かもしれません。

しかしながら、これは半導体の供給不足による生産の遅れが影響している面が多く、膨大な納期待ちを考えれば、30系ほどかどうかは別にしても、人気が高いのは間違いないでしょう。

新型アルファードの海外での人気は?

次は、アルファードの海外での人気ですが、アルファードの高いリセールを支えているのは、東南アジア、特にマレーシアにおける高い人気です。

この国におけるアルファードの人気は、ミニバンを超えたステータスシンボルとしての位置付けが背景にあり、30系および40系に対する購買意欲は非常に高いようです。

広大な室内空間、上質な乗り心地、先進的な安全機能により高い評価を受けて、家族向けの車としてだけでなく、ビジネスの場での高級車としても需要があるのです。

そして、これがアルファードの高いリセール価格を支えています。

ただ、登録から1年経過しないと輸入できませんから、40系に関する市場動向は現時点ではわかりません。

30系のアルファードの場合、発売から数年が経過しているにもかかわらず、国内でも、3年落ちで新車時の価格の約70%から80%で取引されることが珍しくありません。

この背景にはこうしたマレーシアをはじめとした海外人気があるのです。

このようにマレーシアを含む海外市場でのアルファードの人気は、国内市場におけるリセール価格にも大きな影響を与えています。

今のところ海外での人気は健在のようですが、人気に陰りが見えるようだと、アルファードの高いリセールが崩壊することもあり得るのです。

半導体の供給不足の影響と納期待ちは?

次は、半導体の供給不足の影響と納期待ちです。

近年、自動車業界全体を悩ませている大きな問題が半導体の供給不足で、アルファードを含む多くの自動車製造において、重大な生産の遅れを引き起こしています。

新型アルファードでも、半導体の供給不足により生産が滞っており、新車投入の影響と相まって大幅な納車の遅延へと繋がっています。

納期に関しては、通常よりも半年から場合によっては1年以上待たされるケースも報告されています。

一部のモデルでは、注文から実際の納車までに18ヶ月近くかかる状況もるといいます。

こうした長い納期待ちは、新車を買いたくても買えないという現象を引き起こし、既存の中古車市場に大きな影響を与えています。

新車が手に入らないため、多くの顧客が中古車市場へと目を向けるようになっているのです。

その結果、中古アルファードの需要が高まり、供給が追いつかなくなることで、価格が自然と上昇するようになり、これは納期遅延のあった30系のモデル末期から発生しています。

アルファードのリセールの最新情報は?3年後、5年後はどうなる?

ここでは、アルファードの最新リセールがどうなっているのか、様々な観点から見ていきます。

  1. 40系のリセールはどう?
  2. 30系のリセールはどう?
  3. 人気カラーやグレードははどう?
  4. 今後のリセールはどうなるの?

40系のリセールはどう?

まず、40系アルファードのリセールですが、残念ながらデータがほとんどありません。

あるデータをみると、発売直後には200%を超えるリセールだったようですが、夏を過ぎると落ち着いてきているようです。

それでも、100%はかなり上回っているといいます。

ただ、現時点でもデータ数が少なすぎて正確な傾向は把握できません。

30系のリセールはどう?

次は、30系アルファードのリセールです。

30系アルファードは、新型40系の登場に伴い、若干のリセールの低下が発生しています。

このため、一時の異常ともいえるリセールはややさがり、3年落ちで90%弱の水準のようです。

それでも、普通の車に比べればかなり高い水準です。

5年落ちで70%台半ですから、アルファードの残クレの残価率(60%弱)を考えれば相当に高い水準です。

そんなアルファードでも7年落ちとなるとリセールは60%を割り込みますが、これは人気車種の5年落ちの水準です。

しかし、10年落ちとなると新車時の4分の1になります。

とはいえ、これだって十分に高い水準です。

人気カラーやグレードははどう?

次は、人気カラーやグレードはどうかです。

人気カラー

人気カラーについては、パールホワイトが抜けていて、黒、その他の色が続いています

ただ、色の差はそれほど大きくないという情報はあります。

新型の40系についてはホワイトの方が黒よりいいという情報がありますので、リセールを考えるならプラチナホワイトパールマイカ一択です。

グレード

グレードについては、40系は全くわかりませんので30系で説明していきます。

一般的に売れ筋で安価なグレードのリセールは高く、高価なグレードのリセールは悪い傾向にあります。

アルファードの場合は、以下のような感じのようです。

エグゼクティブラウンジ系はリセールが低い

高価なアルファードの中でもエグゼクティブラウンジ系は非常に高く、そのままの価格差では売れないようです。

このため、90%弱を誇る3年落ちのリセールの中でもエグゼクティブラウンジ系は80%に届かないようなリセールしかありません。

エアロボディのリセールが高い

30系アルファードにはエアロボディとノーマルボディがありましたが、新車時もエアロボディが人気でした。

これは中古車市場でも同じで、エアロボディの方がノーマルボディより数%は高いようです。

S’Cパッケージが圧倒的人気

アルファード30系ではS’Cパッケージが人気でしたが、これは中古車市場でも同じです。

S’Cパッケージはマレーシアでも人気なので高騰に拍車がかかり、3年落ちでも100%を超えるリセールになる場合もあるようです。

ハイブリッドは不人気

現行40系アルファードは半数以上がハイブリッド車と言われるほど、ハイブリッドは人気ですが、リセールとなるとガソリン車を下回ります。

どの年式でもハイブリッドの方が10%くらいリセールが悪いのは、バッテリー交換リスクなどが中古車では気になるからでしょうか。

また、高年式車でもハイブリッドが不調なのは海外での人気がないためです。

今後のリセールはどうなるの?

次に、アルファードの今後のリセールはどうなるかです。

リセール価値は、多くの要因によって将来的に大きく影響を受けることが予想されます。

モデルチェンジと納期遅延の影響

新型車の投入は、既存モデルのリリースに直接的な影響を与える可能性があり、現にアルファード40系の投入により30系のリセールは少し悪化しました。

通常、新型車が登場すると、前モデルの価格は一時的に下がる傾向がありますが、アルファードのような人気モデルでは、そこまで極端には下がりませんし、納期遅延の影響もありました。

ただ、今後納期遅延が緩和されれば、30系のさらなるリセール低下はあり得ますし、40系も100%を超えるようなリセールが継続するとも思えません

40系の人気の動向

アルファード40系の人気については、現在は新車効果や納期遅延による焦燥感の中にあるので、正確なところはわかりません。

新型モデルの人気がもう一つの場合には、アルファードのブランドイメージが下がるので、40系はもちろん30系のリセールにも悪影響が出るかもしれません。

しかし、それを予測するのは現時点では困難です。

ユーザーの好みの変化

アルファードの、特に30系の人気の背景には、多少下品でも押し出しの強い迫力のあるスタイリングを市場が求め、トヨタがそうしたニーズに応えた結果でもあります。

今後、自動車のスタイリングの好みが変われば影響を受ける可能性はありますが、40系のデザインを見る限り、しばらくはユーザーの好みは変わらないとトヨタは読んでいるようですね。

海外の動向

海外の動向ですが、高年式車の場合はこれが大きいです。

代表的な輸出先のマレーシアには登録から1年超~5年未満の車しか輸出できません。

今の円安は追い風ですし、トヨタが現地生産せず、向こうでのグレード展開やオプションが貧弱なのもプラスに働いています。

今のところ、大きな変化は見られませんが、数年前にはマレーシア全国に非常事態宣言が出て、アルファードのリセールにも大きな影響が出たのです。

マレーシアの国内情勢、あるいはニーズの変化次第では「リセール崩壊」というようなことが起こる可能性がないわけではありません

 

いずれにしても、アルファードのリセール価値は、外部環境の変化に左右される要素が多いのです。

特に短期的に売却を考えられている方にとっては、マレーシアの動向や、あちらで好まれるグレード、色、オプションなどの情報は欠かせません。

高いリセールを得ようと思ったら、常日頃の情報収集はとても大事なのです。

総括:アルファードのリセール!最新情報はどうなっている?

この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。

  • 国内での新型アルファードの人気は高い
  • 高い人気を誇るマレーシアをはじめ海外での人気も高い
  • 新型アルファードの納期遅延は30系のリセールを押し上げている
  • 3年目のリセールは90%弱、5年目のリセールは75%台半ばと極めて高水準
  • リセールが高いのはエアロボディ、白、S’Cパッケージ
  • リセールが低いのはエグゼクティブラウンジ、ハイブリッド車
  • 今後のリセールは外部環境次第で、マレーシアの動向を含め情報収集は不可欠

 

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