トヨタ自動車のシエンタは2003年に初代が発売され、現在は2022年に発売が開始された3代目が人気となっています。
いくら良い車であっても発生してしまうのがリコール。
ここでは、2015年以降の2代目シエンター以降のリコールについて2023年11月23日に発表されたリコールまでまとめてみたいと思います。
新車を安く購入する値引以外の方法!
新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
シエンタのリコールまとめ
ChatGPT-DALL-3にて作成
リコールについては、リコール隠しで企業イメージを損ねてしまう事例が多いこともあり、たとえ小さなリコールであってメーカー側からはこまめにリコール発表されます。
では、m2代目シエンター以降のリコールについて見ていきましょう。
2023年11月23日リコール開始情報
2023年11月23日に開始されたリコール内容をリスクからまとめてみました。
- 駐車ブレーキが操作不能になる恐れ
- 車室内の電装品に短絡のリスク
駐車ブレーキが操作不能になる恐れ
足踏み式駐車ブレーキに関して、ペダルを車体に取り付けるボルトの締め付けトルクが適切でない可能性があります。
これにより、締め付けが不十分なボルトが緩んだり、最悪の場合には外れてしまい、駐車ブレーキが操作不能になる恐れがあります。
簡単にまとめると下記のような内容です。
- 対象:足踏み式駐車ブレーキ
- 原因:ペダルを車体に取り付けるボルトの締め付けトルクが適切でないため、締結力が不足
- 状況:使用過程でボルトが緩み、脱落することで駐車ブレーキの操作ができなくなる可能性がある
- 対策:全車両に対して、問題のボルトの締め付け状況を点検し、緩んでいるものについては適切なトルクで再締め付けを行う。ボルトが外れている場合は、駐車ブレーキペダルを新しいものに交換し、適切なトルクでボルトを締め付ける。
車室内の電装品に短絡のリスク
全車両に対して、問題のボルトの締め付け状況を点検し、緩んでいるものについては適切なトルクで再締め付けを行います。
ボルトが外れている場合は、駐車ブレーキペダルを新しいものに交換し、適切なトルクでボルトを締め付けます。
全車両で、フロントピラーガーニッシュの取り付けクリップを改良型に交換し、電動スライドドアを搭載する車両については、電動スライドドアの制御プログラムを修正します。
また、コネクタに水分が確認された場合には、グリースを塗布して保護します。
簡単にまとめると下記のような内容です。
- 対象:フロントピラーガーニッシュ取付部
- 原因:取付用クリップの防水耐久性が不十分で経年劣化により浸水
- 状況:車室内に水が侵入し、電装品のコネクタが短絡する恐れがあり、電動ドアロックの作動不良や、電動スライドドアが走行中に開くリスクがある
- 対策:全車両で、フロントピラーガーニッシュの取り付けクリップを改良型に交換し、電動スライドドアを搭載する車両については、電動スライドドアの制御プログラムを修正する。また、コネクタに水分が確認された場合には、グリースを塗布して保護する
対象車両情報
2022年4月7日リコール開始情報①
エンジン始動不能に至るリスク
スターターのスルーボルトを締める際の指示が適切でないため、時間が経つとこれらのボルトが緩むことがあります。
結果として部品の位置がずれ、スターターの性能が低下する恐れがあります。
この状態で使用を続けた場合、エンジンが始動しなくなる可能性があり、さらに始動を試み続けるとスターターが過熱し、最悪の場合は火災を引き起こす危険があります。
簡単にまとめると下記のような内容です。
- 対象:スタータ
- 原因:スルーボルトの締付指示が不適切であり、経年変化により緩みが生じる
- 状況:スルーボルトが緩むと構成部品がずれ、スタータの出力不足を引き起こし、エンジンが始動しなくなる。さらに始動操作の繰り返しによりスタータが過熱し、火災の可能性がある
- 対策:
■措置:
全車両に対してスタータの点検を行い、スルーボルトに緩みがなければ増し締めを実施
■交換:
スルーボルトの緩みがある場合は、スタータを改善品に交換し、スタータリレーも新品に交換する
■追加対応:
構成部品がずれている場合は、電気配線も新品に交換する
対象車両情報
2022年4月7日リコール開始情報②
対象車両情報
1.ハイビームの配光制御が失われる可能性
アダプティブハイビームシステム(AHS)では、コントロールプログラムの問題により、ハイビームの自動消灯後にすぐに再点灯すると、配光を制御できないことがあります。
これにより警告メッセージが表示され、ハイビームが点かなくなる可能性があります。
簡単にまとめると下記のような内容です。
- 対象:運転支援装置のアダプティブハイビームシステム(AHS)
- 原因:制御プログラムが不適切で、ハイビームの自動消灯後の再点灯時に配光制御機能が働かない事象
- リスク:警告メッセージの表示と共にハイビームが点灯しなくなることで、夜間の視界不良に繋がる危険性
- 対策: 全ての車両について、前照灯のコントロールコンピュータのプログラムを改善仕様に更新します。
2.座席ベルトのロック機能喪失の恐れ
後部左側の座席ベルトのバックルは、保持構造が不適切なため、座席の内部に落ち込んでしまい、リクライニングができなくなることがあります。
この状態でリクライニングを試みると、バックルが損傷し、座席ベルトが適切にロックされない可能性があり、最悪の場合、走行中にベルトが外れるリスクがあります。
簡単にまとめると下記のような内容です。
- 対象:後部左側座席のベルトバックル
- 原因:バックルの保持構造が不適切で、リクライニング機能使用時に内部に落ち込む問題
- リスク:リクライニング試行によるバックルの損傷と座席ベルトのロック不全、走行中のベルト外れの危険性
- 対策:全ての車両の車台番号を確認し、一部の車両についてはバックルの取り付け部の保持バンドを検査し、該当する場合はそのバンドを改善品に、バックルを新品に交換します。
3.ディスクホイールの破損リスク
後部左側の座席ベルトのバックルは、保持構造が不適切なため、座席の内部に落ち込んでしまい、リクライニングができなくなることがあります。
この状態でリクライニングを試みると、バックルが損傷し、座席ベルトが適切にロックされない可能性があり、最悪の場合、走行中にベルトが外れるリスクがあります。
簡単にまとめると下記のような内容です。
- 対象:スチール製ディスクホイール
- 原因:プレス設備の不適切な管理による形状不良とリムとの溶接強度不足
- リスク:溶接部に亀裂が生じてディスクホイールが破損する可能性席ベルトのロック不全、走行中のベルト外れの危険性
- 対策:全ての車両でディスクホイールの製造番号を検査し、該当する場合は良品と交換します。
シエンタを限界値引きから更に安く購入する方法!
シエンタを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
シエンタも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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