トミカのシエンタなぜ高い?市場での価値解明

「トミカのシエンタはなぜ高い」という疑問を持つ多くの人へ向けて、この記事ではトミカのシエンタモデルがなぜ市場で高値で取引されているのか、その背景にある理由を説明します。

トミカのミニカーは世代を超えて愛されていますが、中でもシエンタはも注目を集めるモデルです。

特に、廃盤となったことでその価値はさらに高まり、コレクターやファンの間で高価格で取引される理由を深掘りします。

シエンタ-記事一覧

  • トミカシエンタの希少性
  • トミカシエンタの販売終了モデルの価値
  • トヨタシエンタの人気
  • コレクターアイテムとしての魅力

トミカのシエンタが高いってミニカーなのになぜ?

トミカのシエンタが高いってミニカーなのになぜ?

まず、トミカはどういうものなのか、トミカのシエンタはどんなものなのかを説明していきます。

  1. トミカはどういうもの?
  2. トミカのシエンタはどんなもの?

トミカはどういうもの?

最初に、トミカはどういうものかです。

市販車をミニカーの形で販売していること、値段が数百円でかなり廉価であることは皆さんご存じだと思います。

ここではトミカはどういうものなのかをざっくりと説明しておきます。

1970年8月18日発売

トミカがタカラトミーの前身の1つであるトミーから発売されたのは1970年8月18日でした。

発売直後から大人気となり、今も高い支持を集めています。

お子さんはもちろんですが、コレクターも多く、レアモデルは高額で取引されていると言われています。

通常品は120車種

一時期は180車種のラインナップでしたが、1980年に通常品は120車種体制に縮小し、それにトレーラーなどのロングタイプを加えた140車種体制となっています。

通常品は120台という制約があるので、新製品を投入する時には必ず廃盤になる製品が発生することになります。

通常品の価格は550円

トミカの通常品は発売時は180円でしたが、2022年7月出荷分から税込み550円(税抜き500円)になってます。

1970年の消費者物価指数は2020年を100とすると30.9ですから、発売当時より割安になっているのがわかります。

トミカのシエンタはどんなもの?

次に、トミカのシエンタはどんなものなのかです。

トミカからシエンタが販売されたことがあるのは、2代目シエンタだけです。

見た目はこんな感じで、シエンタのイメージカラーのエアーイエローです。

引用元:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%9F%E3%82%AB-No-99-%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF-%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF-%E7%AE%B1/dp/B01G81FB76

 

トミカのシエンタの発売期間等の概要は以下のとおりです。

  • 発売日;2016年7月16日
  • 番号:No.99
  • 価格:450円(税抜き)
  • 廃盤日:2019年3月16日
  • 販売期間:2年7ヵ月
  • 先代モデル:セレナ(C26)
  • 次代モデル:ピザーラ デリバリーバイク

No.99はシエンタで8代目、初代の日本航空の空調車が登場したのが1975年6月ですから、44年間で8台、平均すると4年少しのモデル期間ですね。

ただ、2代目のマツダ ルーチェ AP カスタムGR2なんかは11年半も販売していましたので、シエンタの販売期間が極端に短いわけではありません。

トミカのシエンタはなぜ高い?

トミカのシエンタはなぜ高い?

では、トミカのシエンタはなぜ高いのでしょうか。

ここでは、オークション落札相場も見ながら考えていきましょう。

高いのは廃盤になってるからなのでしょうか。

  1. トミカのシエンタのオークション落札相場は?
  2. なぜ高いの?廃盤になってるから?

トミカのシエンタのオークション落札相場は?

まず、トミカのシエンタのオークション落札相場はどれくらいかです。

Yahooオークションを見ると、以下のような感じです。

  • 未開封品・未使用品:1,500円~2,900円
  • 未開封品・未使用品(東条湖おもちゃ王国オリジナル):1,100円~2,290円
  • 箱付き:1,200円~1,980円
  • 未使用(箱無し):800円

程度の悪いものは数十円で落札していますが、程度のいいものであれば、箱無しでも800円近いところが落札相場のようです。

販売終了からそれほどの期間が経過していない割には価格が高騰しているのがわかりますね。

東条湖おもちゃ王国オリジナルは東条湖・軽井沢限定だそうで、デザインコンテストの最優秀作品に選ばれたデザインのシエンタなのだそうです。

2022年元旦の発売で、東条湖おもちゃ王国のWebページにも掲載されてますので、現時点でも購入可能なのかもしれません。

https://www.omochaoukoku.com/tojoko/shops/shop.html

なぜ高いの?廃盤になってるから?

では、トミカのシエンタはなぜ高いのでしょうか。

廃盤になってるからなのでしょうか。

廃盤になると高騰する場合もある

まず、廃盤になると高騰する場合もあるという事情です。

廃盤になる前は定価で買えるので高騰のしようがないのですが、廃盤になると限られたものをオークションなどで手に入れるしかありません。

しかも、未使用、未開封のものや、程度のいいものはそうそう出回るものではありません。

ただ、廃盤になったからといってすべてのトミカが値上がりするわけではありません。

廃盤になると一部の車種でシエンタのような高騰が見られるのです。

車種によって高騰するものがある

ということで、車種によって高騰するものがあるのです。

高騰する車種については以下のような傾向があるようです。

  • スポーツカーよりもファミリーカー
  • ミニバンが人気(特にトヨタのミニバン)
  • 良く売れた車

シビック タイプRなんかもかなり高騰していますが、時代を感じることのできるような大衆車、ファミリーカーが人気なようです。

ミニバンが人気な理由は不明ですが、初代フリードなんかは廃盤から時間が経っているとはいえシエンタよりも高価ですし、アルファードも高価格です。

また、良く売れた車が高騰するのは、オーナあるいはかつてオーナーだった方の需要が大きいからのようです。

シエンタのトミカが高いのは条件を満たしているから

では、シエンタのトミカが高い理由ですが、これは以下の条件を満たしているからです。

  • 2019年に廃盤になっている
  • 人気を集めやすいトヨタのミニバン
  • 2代目シエンタは大ベストセラーカー

もちろん廃盤になっていることが前提ではあります。

おそらく一番大きいのは、トヨタのミニバンで、ピークには年間125,832台を売り上げたという大ベストセラーカーだったということです。

それが高いとはいえ3,000円以内で買えるのですから、思い出を形にして手元に残したくなっても不思議ではありませんよね。

まとめ:トミカのシエンタはなぜ高い

この記事では、トミカとトミカで販売されていたシエンタについて説明したうえで、トミカのシエンタはなぜ高いのかを説明してきました。

トミカについては120台というナンバー数の制約がありますから、どんな車でもいずれ廃盤になりますし、だからこそ高騰もします。

高騰するモデルについてはある程度傾向のようなものがありますから、トミカで投資のようなことをされる方もおられますし、だからこそ、未使用品がこれだけ出回るのでしょう。

シエンタの場合は廃盤になったことと、シエンタのユーザーやユーザーだった方が多いことが高騰の要因かと思います。

もし購入したいと思っておられるなら、まだ未開封品・未使用品が出回っている間に入手された方がいいかもしれません。

その時は落札相場をしっかりと押さえて、適正な価格で入手しましょうね。

この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。

  • 廃盤により価格高騰
  • トヨタの人気ミニバン
  • 2代目シエンタはベストセラー
  • 販売終了は2019年3月
  • 販売期間は2年7カ月

 

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