ハリアーの黒には2つの色があり、1つは普通のブラック、もう一つはプレシャスブラックパールです。
ただ、このプレシャスブラックパールには後悔するという話もあるのです。
ここでは、ハリアーのプレシャスブラックパールを紹介した上で、買って何を後悔するかをチェックしていきます。
また、黒に見えないとか洗車傷が原因ならコーティングは必要なのかもあわせてチェックしていきましょう。
ハリアーのプレシャスブラックパールを買って後悔する理由は?
まず、ハリアーのプレシャスブラックパールを紹介し、買って後悔する理由は何なのか、チェックしていきます。
- ハリアーのプレシャスブラックパールとは?
- 後悔する理由は?
ハリアーのプレシャスブラックパールとは?
最初に、ハリアーのプレシャスブラックパールというボディカラーについてです。
先代ハリアーも黒系の色は2色あり、1つはブラック、もう1つはスパークリングブラックパールクリスタルシャインでした。
現行のハリアーも同じように黒系は2色で、ブラックは変わりませんが、もう1色選ばれたのがこのプレシャスブラックパールなのです。
では、どんな色なのか画像で見ていきましょう。
引用元:https://toyota.jp/harrier/
この色は漆黒で、高級な4層塗装を施しています。
引用元:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/harrier/harrier_main_202310.pdf
べース色は第一、第二で別設計で、第二ベースではアルミ片の並びを整えて、力強いコントラストを実現しているそうです。
特筆すべきは、表面のクリア塗装で、塗膜の変形を弾性で回復させ傷つきにくくするというセルフリストアリングコートを採用しているのだそうです。
トヨタのアナウンスどおりだとすると、55,000円のオプション料金がかかるにしてもすごい技術ですね。
色の方は、画像をご覧ください。
左がブラック、右がプレシャスブラックパールだそうです。
引用元:https://www.gtoyota.com/blog/shop15/17233/
漆黒とは言いますが、この塗装のためかブラックより透明感、光沢感を感じる明るめの印象です。
輝きもいい感じですし、直射日光を反射するととても美しいようですよ。
後悔する理由は?
次に、ハリアーのプレシャスブラックパールを選んで後悔する理由は何かです。
- セルフリストアリングコートの自己修復には限界がある
- リセールが悪い
- 深みのある黒に見えない
セルフリストアリングコートの自己修復には限界がある
まず、セルフリストアリングコートの自己修復には限界があることです。
塗膜表面のセルフリストアリングコートが変形した塗装を弾性で回復させるという触れ込みですが、当然万能ではありません。
表面だけの薄い小さな摩擦傷くらいならわからなくなりますが、そうでなければ修復できるわけではなく、ブラックに比べれば目立たない程度です。
このセルフリストアリングコートに過剰な期待をしているとしたら後悔すると思いますよ。
ブラックほどではないにしろ、洗車傷は目立つという話もありますからね。
リセールが悪い
次に、プレシャスブラックパールは思いのほかリセールが悪いことです。
55,000円のオプション料金を払うプレミアム塗装なので、少なくともブラックよりはリセールがいいと思いがちですが、意外や意外、むしろ悪いのです。
これはハリアー以外でも同じような傾向のようで、ブラックより5万円程度相リセールが悪いといいますから、これは後悔しますよね。
深みのある黒に見えない
次に、深みのある黒に見えないということです。
ブラックはパールも入っていない本当に深みのある黒なのですが、プレシャスブラックパールは深みのある黒ではありませんし、黒にすら見えないという意見もあるのです。
グレーにしか見えないという極端な声もあるのです。
これは、実際の色を確認されずに買われた方の声ですが、イメージの違う色だったとしたら後悔しそうです。
ハリアーのプレシャスブラックパールは黒に見えず洗車傷が後悔の原因ならコーティングは必要?
ハリアー プレシャスブラックパールで後悔する原因は黒に見えないとか、セルフリストアリングコートに期待したのに洗車傷が目立つといったところなのですが、コーティングは必要なのでしょうか。
- コーティングしても色は変わらない
- セルフリストアリングコートは効かなくなる
- 洗車傷は付きにくくなるが付かないわけではない
コーティングしても色は変わらない
まず、コーティングしてもプレシャスブラックパールの色は基本的には変わりません。
コーティングというのは、車の塗装面の上にガラスなどの透明な層を塗り重ねることです。
プレシャスブラックパールの色が黒色と違うのは塗装の中に入ったアルミ片が光を反射してパールのような雰囲気を出しているからです。
こうした光の反射はコーティングでは変わりませんし、変わらないからこそコーティングの意味があるのです。
セルフリストアリングコートは効かなくなる
次に、当然のことですが、セルフリストアリングコートは効かなくなります。
セルフリストアリングコートというのは弾性がある柔軟性の高いコートで、だからこそ変形した塗装を弾性で回復させることができるのです。
この柔らかいセルフリストアリングコートの塗装面をガラスのような硬い材質でコーティングすればその機能が失われるのは当然です。
ガラスコーティングは塗装面よりも硬いコートで傷が付くこと自体を防ぐというもので、セルフリストアリングコートとは設計思想が対極にあるのです。
また、セルフリストアリングコート自体、塗装面が最表面に無ければ意味がありません。
洗車傷は付きにくくなるが付かないわけではない
最後に、コーティングで洗車傷は付きにくくはなりますが、全く付かないなどということはないのです。
ガラスコートは硬いのですが、荒いやすりをかけるなんてことをすれば傷は付きます。
こうなると面倒で、普通の車のようにワックスやコンパウンドでは修復できず、傷が浅ければ修復剤を使うことになります。
それでもだめならコーティングの塗り替えが必要になるのです。
まとめ
この記事では、ハリアーのプレシャスブラックパールを紹介し、この色を選んで何を後悔するかをチェックしました。
また、黒に見えないとか洗車傷が原因ならコーティングは必要かもあわせてチェックしてきました。
ハリアーのプレシャスブラックパールは4層塗装で自己修復機能もある高機能塗装ですが、色味が黒と少し違っていて、傷も付かないわけではありません。
色についてはコーティングではどうしようもないものの、傷の付きやすさについてはコーティングで改善しますが、これは他の塗装でも同じです。
色味については、事前に実車で、いろんな気候、時間帯でしっかり確認することをおすすめしますし、セルフリストアリングコートに過剰な期待はしない方がいいと思いますよ。
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