ランクル70の再再販モデルが2023年11月1日に発売されます。
今回のモデルは2014年の再販モデルと違って3ナンバーになるようです。
ここでは、ランクル70の再再販モデルが3ナンバーになる事情をまずチェックしていきます。
そのうえで、3ナンバー化のメリットとデメリットについて整理していきましょう。
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新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ランクル70の再再販モデルが3ナンバーになったのはなぜ?
まず、ランクル70の再再販モデルが3ナンバーになる事情を説明していきましょう。
- ランクル70の再販モデル(2014年)のナンバーは?
- なぜ3ナンバーに?
ランクル70の再販モデル(2014年)のナンバーは?
最初に、ランクル70の再販モデル(2014年)のナンバーはどうだったかです。
引用元:https://kyoto-toyota.jp/recommended/landcruiser/lc_catalogarchive
このとき販売されたランクル70はバンとピックアップ(5人乗りで座席後方にトラックのような荷台)でしたが、1ナンバーで登録する商用車規格でした。
2004年まで販売していたオリジナルのランクル70も1ナンバーか4ナンバー(全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下)でしたから、当時は当然のことと受け止められていました。
なぜ3ナンバーに?
では、なぜランクル70の再再販モデルが3ナンバーになるのかです。
商用車である4ナンバーや1ナンバーのメリットは税金が安いことなのですが、荷物が積めることが求められます。
このため、1ナンバーでは特に後部座席のスライドやリクライニングは制約を受け、今の時代にはそぐわなくなってきているのです。
2014年の再販時にも商用車の規格に適合しなくなる可能性なり事情があるため期間限定となったという事情があったようなのです。
今回の3ナンバー化は、悪路走破力はランクル70の性能を踏襲しながら、快適性、安全性などその他の部分は今の時代のランクルにふさわしいものにした結果のようです。
ランクル70を3ナンバー化するメリットとデメリットは?
では、ランクル70再再販モデルを3ナンバー化するメリットとデメリットはどのようなものなのでしょうか。
- 3ナンバー化するメリットは?
- 3ナンバー化するデメリットは?
3ナンバー化するメリットは?
まず、3ナンバー化するメリットは何かです。
以下の4点が考えられます。
- 後部座席を中心とした居住性が改善される
- 高速道路料金が安くなる
- 2年に1回の車検になる
- 自賠責、任意保険料が安くなる
後部座席を中心とした居住性が改善される
一番大きいのは後部座席を中心とした居住性が改善されることです。
1ナンバーにするためには以下の条件を満たす必要があります。
- 荷物を積む場所の床面積が1平米以上
- 座席部分より荷物を積む部分のほうが広い
- 乗車定員の重量(1人55キロ換算)が荷物の積載可能重量よりも軽い
- 荷物を積む場所と座席部分との間に壁や保護仕切りがある
1ナンバー化のためにこれを満足しようと思ったら、どうしても座席部分の面積が制約されますから、特に後部座席の居住性にしわ寄せが行ってしまいます。
3ナンバー化すれば荷室の制約から解放され、居住性が改善が図れるのです。
高速道路料金が安くなる
次に、高速道路料金が安くなることです。
3ナンバーは普通車ですが、1ナンバーは中型車・大型車・特大車のいずれかに分類されます。
ランクル70の1ナンバーは中型車ですが、3ナンバーに比べて高速道路料金は割高になります。
ざっくり、3ナンバーの2割増しなので、頻繁に高速道路を使う方にとっては、3ナンバー化によって高速道路料金が安くなり、このメリットが大きいのです。
2年に1回の車検になる
次に、車検が毎年ではなく2年に1回になることです。
3ナンバーのような乗用車の車検の有効期限は、初回が3年で以降2年になっています。
これが1ナンバーのような商用車は、初回が2年で、それ以降毎年車検を受けなければなりません。
車検に出すのがまず面倒ですし、税金や自賠責はともかく、整備費用は余分にかかってしまいます。
税金の問題があるので総額は安くなるとは限りませんが、3ナンバー化で2年に1回の車検になり、車検に出す面倒が無くなるのははメリットです。
自賠責、任意保険料が安くなる
次に、自賠責、任意保険料が安くなることです。
自賠責については、車体が大きくて自家用とはいえ業務にも用いられる可能性のある1ナンバー車のほうが割高です。
また、任意保険は車体が大きく事業用途なので1ナンバーのほうが割高になります。
保険会社によっては5割ほど割高になるともいいます。
保険料の面では自賠責、任意保険とも3ナンバーの方が有利ですね。
なお、1ナンバーに乗り換えたら等級の引き継ぎができないという情報もあるようですが、最大積載量2,000キロ以上の1ナンバーに限られますので、ランクル70は問題ありません。
ただ、年齢条件によって保険料が安くなる恩恵が受けられないという情報もあります。
3ナンバー化するデメリットは?
反対に、3ナンバー化するデメリットはどこにあるかです。
これは以下の2点でしょうか。
- 自動車税が高くなる
- 重量税が高くなる
自動車税が高くなる
まず、デメリットの1番目は3ナンバー化すると自動車税が高くなることです。
ここでは、噂されている2.8Lディーゼルターボエンジン、車両重量2トン超3トン以下で計算してみます。
区分 | 1ナンバー | 3ナンバー |
---|---|---|
自動車税 | 16,000円/年 | 51,000円/年 |
2014年の再販時は4Lガソリンエンジンだったので66,500円でしたから、2.8Lディーゼルターボエンジンになることでかなり安くなります。
それでも1ナンバーが3ナンバーになることで自動車税は3倍以上の税額アップですから、こたえますよね。
重量税が高くなる
もう一つのデメリットも税金で、重量税が高くなることです。
ここでは、車両重量2トン以上2.5トン以下で計算してみます。
区分 | 1ナンバー | 3ナンバー |
---|---|---|
重量税 | 12,300円/年 | 20,500円/年 |
自動車税ほどではありませんが、3ナンバーになると自動車税が年間1万円近く高くなるのはやはり大きいですね。
まとめ
この記事ではランクル70が3ナンバー化された事情を考えたうえで、3ナンバー化のメリット・デメリットを説明してきました。
オフロード車の用途が事業用から始まった歴史を考えればランクル70が1ナンバーと4ナンバーであったのはわかる気がしますが、時代の流れや使用形態を考えれば、3ナンバー化は当然なのかもしれません。
3ナンバーのデメリットは自動車税と重量税が高くなることで、年間4万円以上の差があるのは大きいですね。
ただ、2年車検になって、保険料も安くなり、年齢条件の付加も可能ですから、維持費の差は思ったほど大きくないのかもしれません。
再再販のランクル70を1ナンバーに改造して登録する手もありますが、あまりメリットはないかもしれませんね。
ランクルを限界値引きから更に安く購入する方法!
ランクルを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
ランクルも安全装備の充実等により最上級グレードの車両本体価格が約800万円とかなりの高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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