シエンタに搭載される天井サーキュレーターは、後席の快適性を向上させるための重要な装備ですが、邪魔に感じるとか効果が薄いなどと感じるユーザーも少なくありません。
サーキュレーターが車内のデザインに馴染まなかったり、音が気になるといった声も聞かれます。
一方で、後付けできるかどうか、使い方がよくわからないといった疑問を持つ方も多いようです。
そして、シエンタにサーキュレーターはいらないという口コミも数多く見受けられるのです。
この記事では、この口コミの内容をチェックするとともに、シエンタのサーキュレーターの使い方や後付けの可否について詳しく解説し、その必要性について考察していきます。
また、このサーキュレーター、リアモニターとの同時装着はできないという話もありますので、ここもチェックしておきましょう。
- シエンタのサーキュレーターの機能と役割
- サーキュレーターが「いらない」と言われる理由やユーザーの口コミ
- サーキュレーターとリアモニターは両方取り付けられるか
- サーキュレーターは付けなくても大丈夫なのか
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シエンタにサーキュレーターはいらないと言われる理由を口コミでチェック!
まず、シエンタのサーキュレーターを紹介し、これがなぜいらないと言われているのかを口コミをチェックしながら考えていきます。
- シエンタのサーキュレーターとは?
- サーキュレーターはいらない理由を口コミでチェック
- なぜサーキュレーターはいらない?
シエンタのサーキュレーターとは?
最初に、シエンタのサーキュレーターとはどんなものかを説明しておきましょう。
サーキュレーターの仕組みとオプション料金
サーキュレーターの仕組みとオプションの設定や料金を説明していきますが、このサーキュレーター、正式には「天井サーキュレーター」と言います。
シエンタのエアコンの吹き出し口は後席にはありません。
室内も窓も広いミニバンで後席にエアコンの吹き出し口の無いシエンタの夏場のリアシートはかなり暑くなるのです。
これがノア&ヴォクシーなら安いグレードでもリアクーラー(上位グレードはヒータ付のリアオートエアコン)が付いているので、こんな悩みはないわけです。
こんな問題を解決すべく、新型シエンタにオプションで用意されたのが天井サーキュレーターです。
引用元:https://toyota.jp/sienta/
前席と2列目の間あたりの天井に取り付けられたられたサーキュレーターで後席へ送風することで、空気を効率的に循環させます。
これで、冷たい空気、温かい空気の偏りを解消し、快適な室内空間を実現するというコンセプトです。
風速と風向きを調整でき、この説明どおり機能すれば、27,500円のオプション料金は安いものかもしれません。
Zの場合はナノイーXとのセットオプション、Gの場合はファブリックシート表皮(消臭・撥水撥油機能付)、ナノイーXとのセットオプションなので割高(29,700円)になります。
また、Xについてはオプション装着不可なので、これを付けようとお考えならG以上を選択する必要があります。
サーキュレーターの使い方
サーキュレーターの使い方はとても簡単です。
操作できるスイッチは「風量切りかえツマミ」だけです。
引用元:https://manual.toyota.jp/sienta/3030/cv/ja_JP/contents/vhch05se010403.php?kw=%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
風量切りかえツマミを右へ動かせば風量が増え、左へ動かせば風量が減ります。
一番左の「OFF」に持っていけばサーキュレーターの作動を停止できます。
また、吹き出し口の操作で上下に風向きを調整できます。
引用元:https://manual.toyota.jp/sienta/3030/cv/ja_JP/contents/vhch05se010403.php?kw=%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
なお、左右方向の調整はできません。
サーキュレーターはいらない理由を口コミでチェック
次に、サーキュレーターはいらない理由を口コミでチェックしておきましょう。
- 涼しいのは見た目だけで、期待すると反動が大きい
- サーキュレーターを使うと風量が増すものの、音が結構大きく、車内の静粛性の観点ではマイナス
- シエンタのエアコンはそれなりに効くので、サーキュレーターを追加する必要がなく、短距離の移動では、エアコンだけで十分
- サーキュレーターの風量が強すぎて、長時間の使用は疲れるが、その割には冷気はこない
- 後付け感が強く、デザインが車内に合っていない
- 風が直接当たるのが不快なうえに風の広がりが感じられず、車内全体が涼しくなる効果は乏しい
- 長時間使用しても車内の温度がさほど下がらず、効果が薄い
- サーキュレーターは高価なオプションだが、効果を考えるとコストに見合わない
- 家庭用なら数千円のものが3万円もするので、トヨタの金儲けに付き合っているみたい
- 風を送るだけなのに高価で、市販の送風機で十分
一方で、付けた方がいいという意見のもありますので紹介しておきましょう。
- シエンタの後席は暑いのは確かなので、効果が薄いにしても対策は講じておきたい
- 家族の不満を抑えるためにも必要
- 見た目は涼しそうで、それだけでも3万円の効果はある
- エアコンには及ばないとしても、後席はそれなりに涼しくなるので効果はあると思う
- ナノイー内蔵なのでいいのではないかと思うが、体感はできず気持ちの問題かも
なぜサーキュレーターはいらない?
次に、便利そうに思えるシエンタの天井サーキュレーターがなぜいらないでしょうか。
シエンタのエアコンはそれなりに効く
シエンタのエアコンはそれなりに効くというのが一つの理由です。
確かにシエンタの後席は暑いという意見はあるのですが、エアコンを入れてもすぐに冷えないのはノアなんかでも同じです。
シエンタの場合はエアコンの吹き出し口がないので、エアコンが効かないと思ってしまうのでしょう。
実際には、シエンタのエアコンの性能はそれなりに高いので、サーキュレーターがなくても冷気は循環するのです。
サーキュレーターの能力はもう一つ
シエンタのサーキュレーターについては、期待ほどの効果がないという声も多いようです。
そもそもそもそも、前席のエアコンの冷気を後席に送るだけで、サーキュレーター自体には冷房機能を持っていないので当然と言えば当然です。
車内の温度を平準化するうえでは一定の効果はあるのでしょうが、エアコンの効きがよくなるわけではないのです。
車内が早く冷えるといっても限度があり、天井サーキュレーターを付けても後席はさして涼しくならないという不満が大きいのです。
シエンタでも、熱帯や東南アジアで販売する仕様はリアエアコンが付いていますから、トヨタも天井サーキュレーターの効果は極めて限定的であるとわかっているのです。
性能の割には高価
性能の割には高価という声も多いようです。
紹介したようにオプション料金は27,500円ですが、それなりの大きさと見た目がありますから妥当なような気もします。
しかし、機能的にはただの送風機にすぎません。
家庭用のサーキュレーターをみても、たいていのものはこれよりはるかに安く、この価格帯のものはかなりの高性能、高機能なのです。
シエンタのサーキュレーターの送風能力はそう大きなものでないことを考えると、割高感を強く難じるのでしょう。
デザインがイマイチ
デザインがイマイチなのもマイナスポイントのようです。
プラスチック感が強く、値段の割には安っぽく、また、後付け感が強いのも気になるところです。
ディーラーオプションではなくメーカーオプションなので、もう少し洗練されたデザインでもよかった気がします。
うるさい
うるさいという話もあります。
どうやら、強い風量にすると音が気になるようです。
風量を調整すれば改善しますし、定期的にフィルターの交換や掃除も有効なようですが、そんな面倒が嫌という意見もあるのです。
リアモニターが付けられなくなる
リアモニターが付けられなくなるという大きな問題もありますが、それは後段で詳しく説明しましょう。
シエンタにサーキュレーターがいらないのはリアモニターの同時装着が不可だから?
シエンタにサーキュレーターがいらないのはリアモニターの同時装着が不可だからという話もありますので、これもチェックしておきましょう。
- 純正リアモニターとの同時装着は不可?
- 社外品リアモニターとの同時装着は不可?
純正リアモニターとの同時装着は不可?
まず、天井サーキュレーターと純正リアモニターとの同時装着は不可なのかです。
最初に、純正リアモニターと天井サーキュレーターの装着画像をお示ししておきます。
引用元:https://toyota.jp/sienta/
向きが違いますが、同じ場所に装着されているのがわかります。
オプションカタログにも天井サーキュレーター+ナノイーX付車は除くと明記されています。
リアモニターは特にお子さんが後席に乗られている場合は必須のオプションで、12.1インチで価格も104,500円とオプションにしては比較的安価です。
しかも天井サーキュレーターの効果は限定的ですから、ユーザーはリアモニターを選ぶかもしれませんね。
社外品リアモニターとの同時装着は不可?
次に、社外品リアモニターとの同時装着は不可かです。
例えば、シエンタ用のフリップダウンモニターであれば税・送料込み22,799円で付きますが、装着するとルーフ前面を覆ってしまいます。
ということは、社外品にしろ、フリップダウン式のリアモニターは装着できないわけです。
ただ、この税・送料込み19,980円の製品であれば、前席のヘッドレストに装着するタイプなので、これなら天井サーキュレーターがあっても取り付け可能です。
シエンタにサーキュレーターがいらないなら、付けなくても大丈夫?
さて、シエンタにサーキュレーターがいらないとすれば、付けなくても大丈夫なのでしょうか。
- サーキュレーターなしでも快適に過ごすことは可能
- 他のオプションを付ける手もある
- サーキュレーターの代わりなるアイテムを使う
- 後部座席用のエアコン吹き出し口をつくる
- 後部座席用のエアコンを後付けする
- サーキュレーターは後付けできる?
サーキュレーターなしでも快適に過ごすことは可能
まず、サーキュレーターなしでも快適に過ごすことは可能です。
例えば、エアコンの設定温度を適切に調整し、後席に冷気を効率的に送る工夫をすればいいのです。
暖かい空気は上に冷たい空気は下に行きやすいので、風向きを上向きにしておけば、後席まで冷風が届き、そこで下に降っていくはずです。
また、夏の車内が暑いのは駐車時太陽光で車内が蒸し風呂ののようになるのが大きな原因です。
これを防ぐのはサンシェードで、フロントガラスはもちろんサイドウインドウにも装備しておくと申し分ありません。
それから、エンジンをかけてもすぐには車内は冷えませんから、とりあえず窓を全開にして、車内の熱気を追い出して、車外の空気と換気しましょう。
他のオプションを付ける手もある
次に、他のオプションを付ける手もあります。
IR(赤外線)を60%カットするフィルムはスライドドアウインドウ、リアクオーターウインドウ、リアウインドウを施工して税込み24,200円ですみます。
コンフォートパッケージは税込みでZが79,200円、Gが93,500円と高価ですが、これだけのものが付いてきます。
- ステアリングヒーター
- シートヒーター(運転席・助手席)
- UVカット機能付ウインドシールドグリーンガラス(合わせ・高遮音性・IRカット機能付)
- スーパーUVカットフロントドアグリーンガラス(IRカット機能付)
- スーパーUVカットプライバシーガラス[IRカット機能付](スライドドア・リヤクォーター・バックドアガラス)
これでIRカット機能が手に入るだけでなく、寒冷地にお住まいの方には(寒冷地でなくても)ステアリングヒーターとシートヒーターはありがたいはずです。
IRに加えUVも99%カットしてくれますからね。
ちなみに、Gが高いのはシルバー加飾付きの3本スポーク本革巻きステアリングホイールになるからです。
また、フロントガラスとフロントドア用の純正サンシェードは18,700円ですが、Webでは社外品とはいえシエンタ用のサンシェードが税・送料込み8,300円で窓全部を覆えるこんな製品も手に入ります。
サーキュレーターの代わりなるアイテムを使う
次に、サーキュレーターの代わりなるアイテムを使う手もあります。
サーキュレーターの代わりになるのは、自動車用のの送風機やファンです。
この製品なんかは税・送料込みで2,850円ですから純正サーキュレーターのおよそ1割の価格です。
電源は̪シガライタープラグで、フロントシートに固定する仕組みなので取り付けも容易です。
後部座席用のエアコン吹き出し口をつくる
次に、後部座席用のエアコン吹き出し口をつくることも可能なようです。
ようするに、エアコンの風を何らかの方法で後部座席まで運んでやればいいのです。
いろんな作戦があって、掃除機のホースを天井に這わせておられる方のいらっしゃいましたが、きれいに仕上げている事例を紹介しておきます。
後部座席用のエアコンを後付けする
次に、後部座席用のエアコンを後付けする方法です。
後席用のエアコンユニットというものもあって、これを付ければ本格的に涼しくなるのですが、これはDIYの世界ではありません。
ユニットだけで10万円くらいのようですが、興味のある方はカスタムショップで相談してみて下さい。
サーキュレーターは後付けできる?
次に、そうはいってもサーキュレーターが欲しくなった時に後付けできるかです。
サーキュレーターはメーカーオプションですから後付けは想定されていません。
ただ、要するに送風機ですから、サンルーフなんてものと違って物理的には後付けは可能ですし、難易度も高くはありません。
問題はディーラーオプションと違ってパーツがパッケージ化されていませんから、必要なパーツの洗い出しが必要なことです。
また、パーツ代だけでオプション料金を上回りますから、工賃を含めるとかなり割高になりそうです。
そこまでするなら、最初から付けておいた方が良さそうですね、
まとめ:シエンタにサーキュレーターはいらない口コミの内容は?
この記事でお伝えした「シエンタにサーキュレーターはいらない口コミの内容は?」のポイントを簡単にまとめました。
- シエンはエアコン吹き出し口が後席にないため、サーキュレーターをオプションで提供
- サーキュレーターの効果が期待外れだと感じるユーザーも多い
- サーキュレーターのコストパフォーマンスが低いとする意見も
- デザインや音の面でサーキュレーターに不満を持つユーザーも
- サーキュレーターの代替として他のオプションや対策もある
- リアモニターとの同時装着は不可
- サーキュレーターの後付けは可能だがかなり割高
- サーキュレーターなしでも快適に過ごす方法はいろいろとある
シエンタを限界値引きから更に安く購入する方法!
シエンタを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
シエンタも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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