ライズとロッキー徹底比較!どっちがいい?

ライズはダイハツのOEM車でロッキーとは形式名もほぼ同じ兄弟車です。

しかし、そうはいっても別の車でもありますからライバル車ですし、買うとなるとどちらがいいのか悩むところです。

ここでは、そんなライズとロッキーを比較してどっちがいいか考えていきます。

また、どっちが売れてるのかもチェックしておきましょう。

ライズ-記事一覧

  • ライズとロッキー両車のデザイン差
  • ライズとロッキーと価格・装備の比較
  • ライズとロッキーの再販価格(リセール)の違い
  • 両者の販売数の差異

ライズとロッキーはどう違ってどっちがいい?

ライズとロッキーはどう違ってどっちがいい?

ライズとロッキーはどう違ってどっちがいいのか、いろんな面で比較して考えていきましょう。

  1. ライズとロッキーはどう違うの?
  2. ライズとロッキーではどっちがいい?

ライズとロッキーはどう違うの?

まず、ライズとロッキーはどう違うのかです。

形式名

ライズとロッキーの形式名は以下のとおりです。

車種 ガソリン車2WD ガソリン車4WD ハイブリッド車
ライズ 5BA-A201A 3BA-A210A 5AA-A202A
ロッキー 5BA-A201S 3BA-A210S 5AA-A202S

下1桁のところがAがライズ、Sがダイハツの違いですが、基本的には同じです。

スタイリング

ライズとロッキーのスタイリングの違いですが、まずフロントです。

ライズ ロッキー

引用元;https://toyota.jp/raize/ https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/

ボディのプレスラインは同じようですが、バンパー形状もグリル形状も、フォグランプの意匠も全く違います

どうやらヘッドランプユニットの形状だけは同じようですね。

ライズはトヨタ車に共通するグリル下まで黒く塗った迫力ある、悪く言えば少し下品なデザインですが、ロッキーの方は控えめで端正な印象です。

そして、リアのデザインです。

 

ライズ ロッキー

引用元;https://toyota.jp/raize/ https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/

リアデザインについては明確な違いは見当たりません

グレード・価格

ライズとロッキーのグレード構成と価格です。

ライズ ロッキー
グレード ガソリン車2WD ガソリン車4WD ハイブリッド車 グレード ガソリン車2WD ガソリン車4WD ハイブリッド車
X 1,717,000円 1,994,800円 1,677,000円 1,954,800円
G 1,867,000円 2,143,700円 2,173,000円 X 1,820,000円 2,096,700円 2,126,000円
Z 2,049,000円 2,309,200円 2,338,000円 プレミアムG 2,068,000円 2,328,200円 2,357,000円

面白いことに、下位グレードではライズの方が高価なのに、上級グレードではロッキーの方が高いのです。

主要装備

ライズとロッキーの主要装備の違いを見ていきます。

以前はライズの最下級グレードには衝突被害軽減ブレーキが無かったり、中級グレードでは液晶メーター、オートエアコンの有無という結構大きな差がありました。

ただ、今は大きな装備の差は見受けられません

中級グレードではライズはメッキのアウトサイドドアハンドル、ツィーターも装備された6スピーカーという違いがあり、その分価格も高くなっているのでしょう。

最上級グレードはライズもロッキーもフル装備ですが、シートライズのファブリックにレッドパイピングに対し、ロッキーはフルファブリック×ソフトレザー調です。

このあたりが価格の差になっているのでしょう。

ボディカラー

ライズとロッキーのボディカラーは以下のとおりです。

ボディカラー 有料色 ライズ ロッキー
シャイニングホワイトパール 33,000円
ブラックマイカメタリック
スムースグレーマイカメタリック
ファイアークォーツレッドメタリック
ナチュラルベージュマイカメタリック
マスタードイエローマイカメタリック
レーザーブルークリスタルシャイン 33,000円
ターコイズブルーマイカメタリック
コンパーノレッド 33,000円
ブラックマイカメタリック/ターコイズブルーマイカメタリック 55,000円
ブラックマイカメタリック/スムースグレーマイカメタリック 55,000円
ブラックマイカメタリック/シャイニングホワイトパール 77,000円
ブラックマイカメタリック/コンパーノレッド 77,000円

ライズとロッキーの違いはターコイズブルーマイカメタリック、コンパーノレッドの有無だけで、2トーンの違いもこのせいです。

値引き

ライズもロッキーも限界値引きは20万円を超えたあたりです。

ほとんど変わりませんが、オプションを含めるとロッキーの方が厳しいかもしれません。

リセール

リセールについてはライズとロッキーには少し差が付いています。

例えば最上級グレードのZであれば3年落ちで80%台半ばのリセールがあるのですが、ロッキーのプレミアムは10~15%ほど低いのです。

その他のグレードでもやはり10%程度の差を付けられているようです。

やはりトヨタと日産のネームバリューの差なのでしょうか。

ライズとロッキーではどっちがいい?

ライズとロッキーは基本的には同じ車ですし、2021年11月1日 の一部改良前のようにライズの最下級グレードだけスマートアシスト無しということもありません。

大きな違いはフロントのデザインだけですから、好みに合う方があなたにとっていい車なのです。

ただ、経済的なことを考えると、特に短期間での乗り換えを考えるならリセールのいいライズがおすすめです。

このような事情から残クレの残価率もライズの方が高くなっています。

ただ、残クレの金利はロッキーの方がずいぶん安いという情報もありますので、残クレを使う場合は詳細な比較が必要です。

ライズとロッキーはどっちがいいかを売上で確認

ライズとロッキーはどっちがいい?売れているのは?

ライズとロッキーはどっちが売れているかは、自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表している「乗用車ブランド通称名別順位」を見ればわかります。

年月 ライズ ロッキー
2023年3月 6,657台 2,616台
2023年2月 5,409台 2,002台
2023年1月 4,447台 1,619台
2022年 83,620台 22,223台
2021年 81,880台 21,392台
2020年 126,038台 31,153台
2019年 16,601台 7,808台

これを見ると、ライズの販売台数がロッキーの4倍もあるのがわかります。

さすがにトヨタのセールス力ですが、ロッキーはかなり健闘しているのです。

例えば同じOEMでみると、2022年のルーミーの販売台数109,236台に対し、トールの販売台数は11,527台と約10分の1なのです。

これをみると、ロッキーはかなり浸透していて、あまり強くないダイハツのマーケティングの中で月販目標の2000台前後の数字を叩き出しているのがわかるのです。

まとめ:ライズとロッキーはどっちがいい?

ライズは販売台数で2020年は2位、2021年は6位、2022年は5位というベストセラーカーです。

また、ダイハツブランドの兄弟車ロッキーもなかなか好調なセールスです。

性能も同じですし、価格や装備にも大きな違いはありませんが、フロントのデザインがかなり違います。

リセールにも少しだけ差がありますが、長く乗るなら見た目が気に入った方を選ぶべきかもしれませんね。

この記事を下記のようにまとめました。

  • ライズとロッキーは兄弟車だがライバル
  • ライズとロッキーはスタイリングに差がある
  • ライズとロッキーはグレード価格が異なる
  • ライズとロッキーの装備に大差なし
  • ライズとロッキーはボディカラーに違いがある
  • ライズとロッキーの値引きはほぼ同じ
  • ライズとロッキーはリセールに差あり
  • ライズとロッキーは販売台数に大差
  • 残クレの条件を比較要。