シエンタのリフトアップ費用をキットを含めて調査!車検は通る?

シエンタに限らずリフトアップはただカッコよくするためだけではありません。

悪路走破性の向上や視界の改善など、実用的なメリットも多く存在します。

しかし、シエンタといえばファミリーカーがゆえにリフトアップによるメリットとデメリットがあるためよく検討しなければなりません。

また、どれくらいの費用がかかるのか気になるところです。

この記事では、シエンタのリフトアップに必要なキットの種類や費用、さらには車検に通るかどうかという点について、詳細に調査しました。

リフトアップにかかる総費用から、必要なキットの選び方、そして車検の対策まで、シエンタのリフトアップを考える上で知っておくべき情報をお伝えしていきます。

シエンタ-記事一覧

  • シエンタをリフトアップする方法とその費用について
  • シエンタをリフトアップすることのメリットとデメリット
  • シエンタをリフトアップに適したキットの種類と価格
  • リフトアップが車検に与える影響とその対策

新車を安く購入する値引以外の方法!

新車を購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。

人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。

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シエンタのキットを含めたリフトアップ費用

シエンタのキットを含めたリフトアップ費用

まず、シエンタをリフトアップしたらどうなるかを見たうえで、キットも含めたリフトアップ費用を調べていきましょう。

  1. シエンタのリフトアップ
  2. シエンタのリフトアップ費用

シエンタのリフトアップ

リフトアップというものがどんなものであるかを簡単に説明したうえで、シエンタをリフトアップした姿をみていきましょう。

リフトアップとは

リフトアップというのは、サスペンションのスプリングを変えたり、スペーサーをかましたりして、車を垂直方向に持ち上げることを言います。

引用元:https://faq.toyota.jp/faq/show?id=437&site_domain=default

その結果、最低地上高が高くなるので、悪路走破性が上がりますが、悪路走破性に大事なアプローチアングルやデパーチャーアングルも大きくなります

このように、リフトアップの本来の目的はオフロードにおける性能アップですが、座席位置が高くなることによって視界が良くなるというメリットもあります。

しかし、何よりのメリットはオフローダーとしてのテイストが強くなることと見た目の迫力が出ることで、大抵の方はこの目的でリフトアップしているのです。

ただ、リフトアップすることによって車体の安定性は著しく悪化し、横風には極めて弱くなります

また、車に近い背の低いもの、例えばお子さんなんかに対する視認性も皆無になりますので、いいことばかりではないということは認識すべきです。

シエンタをリフトアップすると

ではシエンタをリフトアップとするとどうなるのでしょうか。

シエンタ2代目(170系)前期リフトアップ シエンタ2代目(170系)前期純正

引用元:https://papamama-cars.com/car_selection/sienta_hybrid/ https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/column/20180924_sienta

リフトアップはカスタムを手掛ける「PapaMama CAR’S」というところの画像ですが、タイヤとホイールハウス上端の隙間がぐっと大きくなっていることがわかります。

バンパー下の地面からの高さも高くなって、他のカスタム化もあわせてぐっとSUVらしさ、オフローダーらしさが出ていますよね。

こうなると、ミニバンにしては全高が高くないシエンタのスタイリングがリフトアップにとても向いていることがわかりますね。

ちなみに、ホイールハウスを見ればリフトアップの加減がわかります。

引用元:https://papamama-cars.com/car_selection/sienta_hybrid/

ホワイトレターも鮮やかなマッドタイヤがまたいいですね。

シエンタのリフトアップ費用

ランドクルーザーやジムニーのような本格オフローダーはラダーフレームなのでボディブロックを使うのですが、モノコックボディのシエンタには使えません。

シエンタの場合は、サスペンションの純正のスプリングをリフトアップ用の長いスプリングに交換するか、リフトアップ用のスペーサーを使うかです。

リフトアップ用のスプリングキット

まず、リフトアップ用のスプリングキットを紹介しましょう。

《初代(80系)2WD用》

まず、初代80系のNCP81G用ですから2WD用が税・送料込み35,035円です。

「アゲサス」といって30mmほどリフトアップするためのスプリングが1台分入っています。

《2代目(170系)2WD用》

また、2代目170系のNSP170GとNHP170Gですから、ガソリン車、ハイブリッドの2WD用が税・送料込み37,180円です。

これも「アゲサス」で30mmほどリフトアップ可能です。

リフトアップ用のスペーサー

製品名は「リフトアップブロックキット」と称していますが、サスペンションは純正のものを使うスペーサーだと思います。

初代(81系)だけですが、2WD  税・送料込み37,800円で見付かりました。

《初代(81系)2WD用》

MB-NCP81 リフトアップブロックキット NCP81G シエンタ(2WD)40mmアップ ※日本製
引用元:amazon
MB-NCP81 リフトアップブロックキット NCP81G シエンタ(2WD)40mmアップ

 

リフトアップ費用

シエンタのリフトアップキットがだいたい4万円弱ですよね。

これに工賃が2万5千円程度アライメント調整に3万円程度はかかるものと思われます。

コミコミで6万円で上げたという話もありますから、2万円ちょっとのスプリングに3万円ちょっとの工賃もあり得るのかもしれません。

また、セーフティセンスはリフトアップすると誤作動のおそれがあり、30mmや40mmは大丈夫だと思いますが、ダメな場合はエーミングという再調整作業に22,000円かかります。

光軸調整は数千円ですのでやっておいた方がいいでしょう。

シエンタのリフトアップで車検はどうなる?

シエンタのリフトアップで車検はどうなる?

では、シエンタをリフトアップ場合、車検はどうなるのでしょうか?

  1. 40mmを超えたリフトアップは構造変更申請が必要
  2. 光軸調整やセーフティセンスの調整が必要な場合も

40mmを超えたリフトアップは構造変更申請が必要

自動車の場合、長さ、幅、高さ及び重量は「一定の範囲内」において自由な変更が認められています。

乗用車の場合車高についてはプラスマイナス40mmが「一定の範囲」なので、40mmまでのリフトアップならそのままで車検には通るのです。

ただ、リフトアップは大径のマッドタイヤとセットで行う場合もあり、そうなるとタイヤ換装で車高が上がってしまいます。

タイヤ交換による車高アップと合計で40mmですのでご注意を

なお、40mmを上回るリフトアップをお勧めするわけではないのですが、仮に40mmを超えても構造変更申請をして認められれば問題ありません

ただ、申請にはそれなりの経費がかかりますし、任意保険の引き受け会社に事前に連絡して継続できること、保険料の変更の有無についても確認しておきましょう

光軸調整やセーフティセンスの調整が必要な場合も

自動車の車高が変わった場合、光軸がずれれば整備不良で違反切符を切られますし、車検にも通りません

2~3千円のことなので。必ず光軸調整はしておきましょう。

自動ブレーキ等の安全装置は車高が変わると正常に動かない場合がありますので、作動を確認し、誤作動するようなら調整が必要です。

なお、2021年10月以降の新型車は2024年10月から車検時に自動ブレーキなど電子制御装置の検査が導入されますので、正常動作しなければ車検に通りません。

まとめ:シエンタのリフトアップ費用をキットを含めて調査!車検は通る?

シエンタのリフトアップそのものは車検に問題の無い程度なら10万円程度でせきるカスタム化です。

40mmを超えることは可能ですが、費用もぐっと高くなりますし、構造変更も必要です。

そして、車の安定性などデメリットが顕在化しますから、40mm以下のリフトアップに留めておいたほうがいいと思いますよ。

最後にこの記事でお伝えした内容のポイントを簡単にまとめます。

  • シエンタのリフトアップはサスペンションの変更やスペーサー追加で行われる
  • リフトアップにより最低地上高が上がり、オフロード性能が向上する
  • 視界が良くなるが、車体の安定性は悪化し横風に弱くなる
  • 初代80系2WD用リフトアップスプリングキットの費用は約35,035円
  • 2代目170系2WD用リフトアップスプリングキットの費用は約37,180円
  • リフトアップブロックキットで40mmアップの場合、費用は約37,800円
  • 全体の費用はリフトアップキット、工賃、アライメント調整を含めて6万円程度が目安
  • リフトアップによる車検の問題は40mmまでなら構造変更申請不要
  • 40mmを超えるリフトアップでは構造変更申請が必要になる
  • 光軸調整やセーフティセンスの調整がリフトアップ後に必要になる場合がある

 

シエンタを限界値引きから更に安く購入する方法!

シエンタを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?

シエンタも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。

だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。

例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?

確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。

しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。

だからといって、諦める必要はありません。

方法はあるのです。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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