よく「シエンタ170系」なんていう言い方をします。
アルファードでも30系などと言いますが、この170系というのは形式名なのでしょうか。
ここでは、シエンタ170系というのは形式名なのか、もし形式名ならどういう命名ルールがあるのかをまずチェックします。
また、この「シエンタ170系」は2代目のようですが、新型シエンタや初代シエンタは何系なのか、それぞれのプロフィールも含めてチェックしておきましょう。
新車を安く購入する値引以外の方法!
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昨今の新車は安全装備の充実等により軽自動車でも200万円超えは珍しくありませんし、以前では300万円台の車種も500万円以上に価格が跳ね上がっていることも珍しくなくなりました。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
出金を減らす手段は「値引き」だけではありません。
人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
シエンタ170系とは型式名?命名ルールも含めてチェック!
まず、シエンタ170系とは型式名なのか、だとしたら命名ルールはどうなっているかです。
- シエンタ170系というのは型式名なのか?
- 形式名の命名ルールをチェック
シエンタ170系というのは型式名なのか?
シエンタ170系は15年にわたって製造されてきた初代シエンタの後を受けて登場しました。
引用元:https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/SIENTA/
初代と比べて斬新なスタイリングで注目を集め、月販目標台数発表7000台を軽くクリアするセールスでした。
2016年と2019年は年間販売台数が10万台を大きく超え、全体で3位にランキングされました。
モデルチェンジ時点でハイブリッド車も投入され、モデル末期のデータでは半数がハイブリッド車でした。
2代目シエンタの形式名を見ていくと以下のようなものがあるようです。
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確かに右から4番目からの3桁は「170」「172」「175」です。
後述しますが、このうち「170」が基本形ですから、「170系」と呼ばれているのです。
形式名の命名ルールをチェック
では、形式名の命名ルールです。
最初の3桁は国土交通省の定める「自動車排出ガス規制及び低排出ガス車認定の識別記号」
形式名の最初の3桁は国土交通省が定める識別番号です。
自動車排出ガス規制とその規制における低排出ガス車認定を受けたことを表す識別記号なのです。
まず1桁目はどの年の規制において、排出ガスの基準値からどれだけ低減させることができたかで決まります。
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2桁目は燃料の種別とハイブリッドの有無で、ガソリン車の場合はハイブリッドありが「A」、ハイブリッド無しが「D」になります。
3桁目は用途と重量条件などですが、ガソリン車はすべて「A」です。
ハイブリッド車は2018年9月のマイナーチェンジで「平成30年排出ガス基準75 %低減レベル」認定を取得したので1桁目が「D」から「6」に変わりました。
ガソリン車は2020年6月の一部改良で認定を取得したので2WDが「5」、4WDが「3」に変わったのです。
「-」(ハイフン)以下は自動車メーカが独自に決定
「-」(ハイフン)以下は自動車メーカが独自に決定するもので、命名ルールは公表していませんからここかは推測です。
最初の1桁はシエンタ(の仲間)の固有文字で初代から引き継いでいますが、現行の3代目では変わっています。
2桁目はエンジンの違いで、恐らく「S」は「2NRエンジン」、「C」は「1NZエンジン」、「H」はハイブリッドです。
3桁目の「P」はヴィッツやヤリス、先代アクアと同じですから、コンパクトサイズの意味かもしれません。
その後の3桁の数字ですが「170」が2WD、「172」が車椅子仕様、「175」が4WDです。
このように末尾が「0」なら2WD、「5」なら4WDというのはアルファードやノア&ヴォクシーでも使われるトヨタ車ではよくある命名ルールです。
最後の「G」は5ナンバー車ということで、3ナンバーならこれが「W」になります。
新型シエンタや初代シエンタは何系?
では、新型シエンタや初代シエンタは何系なのでしょうか
- 新型シエンタは「10系」
- 初代シエンタは「80系」
新型シエンタは「10系」
新型シエンタの形式名は「5BA-MXPC10G」「6AA-MXPL10G」「6AA-MXPL15G」です。
引用元:https://toyota.jp/sienta/?padid=from_sienta_design_navi_top
「170系」から「10系」に逆転するのはいささか抵抗がありますが、世の中では「10系と呼ばれているようです。
プラットフォームはTNGAテクノロジーのGA-Bプラットフォームに一新され、パワートレインは1.5 Lダイナミックフォースエンジンへ換装されました。
燃費はガソリン車、ハイブリッド車とも大幅に改善され、4WDは新たに投入されたハイブリッドの「E-Four」だけになりました。
2022年8月23日にフルモデルチェンジした10系は10月の販売台数は1万台を超えて第2位、11月も1万台を超えて4位と極めて好調です。
初代シエンタは「80系」
初代シエンタの形式名は「CBA-NCP81G 」「CBA-NCP85G」の2つだけです。
引用元:https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/SIENTA/
ここは素直に「80系」と呼ぶのが妥当でしょうし、実際にそう呼ばれています。
「81」というのは変ですが、当時のヴィッツやファンカーゴは1300ccエンジンが「0」、1500ccエンジンが「1」でしたからその慣習かもしれません。
エンジンは「1NZ型」ですから、「NCP」は2代目シエンタの4WDと全く同じです。
2003年9月に登場した、このクラスにはなかった3列シート、7人乗車可能な、後席両側スライドドアのミニバンでした。
一躍ベストセラーカーになり7年後の2010年8月に販売を終了したのですが、後継モデルのパッソセッテのあまりの不振に9か月後の2011年5月に生産・販売が再開されました。
結局2015年7月まで販売を続けるという15年にわたる長期モデルとなったのです。
まとめ
シエンタの形式名も初代と2代目は2WDの数字の一桁目こそ違いますがほぼ同じです。
3代目は命名ルールが多少変わったようですが、これはトヨタ車全体に言えることです。
「80系」の後が「170系」なのは「NCP」をヴィッツなどと共用していたせいですが、「170系」の後が「10系」はさすがに違和感があります。
しかし、この呼び方もいずれ当たり前のこととして定着していくのでしょうね。
シエンタを限界値引きから更に安く購入する方法!
シエンタを新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
シエンタも安全装備の充実等によりハイブリッドの最上級グレードの車両本体価格が約300万円オーバーと高額になっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、現実は排気量の小さな小型車の値引きは各メーカーともに大きくありません。薄利多売で利益を出す戦略だからですね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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