車のバッテリー寿命が突然死!弱ってる症状や前兆,復活させる方法はある?

  • 2023年4月26日
  • 2023年3月28日
  • その他

車にとってバッテリーはとても重要なパーツで、これが死んだらガソリン車ではエンジンがかかりません。

ハイブリッド車はエンジンの始動にはガソリン車のような「補機バッテリー」は使いませんが、寿命が来たらシステム自体が立ち上がりませんから、もっと深刻です。

ここでは、最近のバッテリーでよく起こるバッテリー寿命の突然死とはどういうもので、弱っている症状や前兆はあるのかをまずチェックします。

また、復活させる方法はあるのかもあわせてチェックしておきましょう。

また、バッテリーを買うならどこが安く、どのくらいの値段なのかもチェックしておきます。

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知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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バッテリーの突然死とはどういうもので、弱っている症状や前兆はあるの?

まず、バッテリーの突然死とはどういうものなのか、弱っている症状や前兆はあるのかをチェックしていきましょう。

  1. 車のバッテリーの突然死とはどういうもの?
  2. バッテリーが弱っている症状や前兆はあるの?

車のバッテリーの突然死とはどういうもの?

まず、車のバッテリーの突然死とその原因です。

最近のバッテリーに発生する突然死(走行中にも)

昔の古いタイプのバッテリーはエンジンの始動などでだんだん元気がなくなっってきて、「そろそろ寿命かな」というプロセスを踏んで寿命を迎えていたものです。

また、バッテリーがだめになるのは寒い朝の始動時などで、ブースターケーブルなどを使って始動すれば、しばらく走って充電することで当座は使えたりしたものです。

ところが、最近のバッテリーは何の前兆もなく、というか普通の人には気付かない前兆だけで、ある日突然死を迎え、走行していくら充電をしても復活しないのです。

また、走行中にアイドリングストップから復帰できないなどの、困った突然死も報告されています。

バッテリーの突然死の原因

最近のバッテリーは求められる性能も高く、高性能化しています。

カルシウムバッテリーなどが一般化し、寿命ギリギリまで設計通りの性能、つまり電圧などを維持するかわりに、最後は一気に寿命を迎えるようです。

寿命の間近まで100%の能力を発揮するのは立派ですが、突然死をされるとユーザーはさすがに困ってしまいますよね。

一説には、車に搭載してあるコンピュータを規定より低い電圧で作動させると回路等の破損の危険があることもあり、性能が維持できなくなると放電を止めるともいわれます。

また、そんなこともあって、多くの外車は規定電流が無ければ始動しない設計ともいいます。

寿命そのものの原因はアイドリングストップ、オートライトの標準装備化、車載電気機器の増加など、バッテリーの負担が著しく増えたからでしょう。

バッテリーが弱っている症状や前兆はあるの?

突然死を迎える最近のバッテリーに弱っている症状や前兆が全く無いわけではありません。

エンジンの始動時に違和感がある

昔は徐々にバッテリーが弱っていき、始動時にわかるほどでしたが、最近のバッテリーは注意深く観察しないとわかりません。

弱り方も小さく日々少しずつ違和感が拡大していくので毎日乗っていると気が付かないものです。

ただ、私の場合もディーラーに別の用事で持ち込んだ時すぐに見抜かれましたから、注意深く始動音を聞いておけばセルの回転が少しだけ頼り無いということがわかるのです。

停車時のライトが暗い

最近の車はLEDかHIDが大半ですが、ハロゲンの場合は発電量が少なくバッテリーに依存する部分が多い停車時には暗くなるものです。

バッテリーそのものの性能低下が僅かなので、昔ほど顕著ではありませんが、暗いようなら寿命が心配です。

ちなみに、走行中は発電が効いていますので、暗くはなりません。

パワーウィンドウの動きが悪い

バッテリーが劣化するとパワーウィンドウの動きが悪くなる場合もあります。

ただ、走行中は影響は出ませんので、停車してエンジンが停止した後閉める時の動作で判断しましょう。

バッテリーのインジケーターを確認する

BOSCHやユアサのバッテリーなどにはインジケーターが付いていますので、これを確認する手もありますが、性能低下は急ですので、ある程度年数が経過したら頻繁な確認が必要です。

引用元:https://gyb.gs-yuasa.com/products/car/grancruise/

また、例えばBOSCHの場合、バッテリ内部の6層のセルの1つしかチェックしていませんから、セルによって劣化にばらつきがある場合は判定不能です。

できれば他の方法と組み合わせて使いましょう

バッテリー点検

ディーラーなりガソリンスタンドなりでバッテリー点検するのが一番確実です。

  • 電圧:正常値は12.5V~13Vで、11.5V~12Vで要注意、11.5V未満になると直ちに交換のレベル(最近のバッテリーは負荷をかけないと低下しない場合あり)
  • 電流値:バッテリーの劣化具合の判断はできないが、現時点でエンジンをかける力がどれほどあるかは測定可能
  • バッテリーの比重:正常値は1.280~1.250で、1.240~1.210で要注意、1.210以下になると直ちに交換のレベル

突然死したバッテリーを復活させる方法はあるの?

では、突然死したバッテリーを復活させる方法はあるのでしょうか。

  1. バッテリーが突然死する原因はサルフェーション(これが無ければ寿命は10年)
  2. サルフェーションを除去すれば復活可能

バッテリーが突然死する原因はサルフェーション(これが無ければ寿命は10年)

ガソリン車のバッテリーやハイブリッド車の補機バッテリーには鉛バッテリーが使われています。

この鉛バッテリーの本来の寿命は約10年と言わていますが、実際にはずっと早く寿命をむかえてしまいます。

その原因はバッテリーの電極の周辺に発生するサルフェーションという硫酸塩、絶縁物が電極を覆ってしまうことなのです。

電極というのは電気を貯め込み、取り出すパーツですから、これが絶縁物質で覆われてしまうと充電もできなくなれば電気も取り出せなくなるのです。

これが10年と言われる本来の寿命を全うできずに突然死する理由なのです。

サルフェーションを除去すれば復活可能

このため、サルフェーションを除去すれば突然死したバッテリーを復活させることは可能です。

ただ、劣化した電極を傷めずにサルフェーションだけを除去する必要があります。

Webでも再生バッテリーが販売されていますが、多くは突然死したか、突然死していないにしろ寿命を迎えつつあるバッテリーを再生させたものです。

再生のしかたはパルス電流で電極に付いたサルフェーションを分解しているようです。

「パルス充電器」というものもあって、Webで1~3万円で売っていて、一定の効果もあるようですが、パルス周波数が低く電極を損傷するという噂もあるので紹介は控えておきます。

また、車に搭載されている状態でサルフェーションを除去して寿命を延ばすという製品もかなり昔から販売されていますね。

バッテリーはどの程度の値段で、どこが安い

最近のバッテリーは高性能なぶん高くて、例えば先代ノアの一部やセレナの使われているS-85というバッテリーはディーラーなら工賃込みで35,000円くらいするはずです。

アイドリングストップ用なので仕方がないのですが、燃費軽減分を超えるような値段です。

アイドリングストップの付いていないヤリスも日本の規格ではないLN規格であるということもあって、例えば「LN1」なら同じような値段です。

WebならLN1が1万2千円程度、S-85の上位互換で先代ノアの大部分で使用されているS-95が1万8千円程度ですからディーラーで2千円くらいの工賃を払って取り付ければいいのです。

まとめ

バッテリーの突然死は私も経験しましたが、ブースターケーブルでエンジンをかけて100キロ走行したのに、エンジンを止めると再始動できませんでした。

ロードサービスを呼ぶと、電気は貯まっているけど取り出せない状況ということで、慌ててディーラーに走りました。

その経験でわかったのは、最近のバッテリーは昔のようにわかりやすい予兆を見せて寿命を迎えないということです。

今のバッテリーには僅かな予兆にも敏感になるべきですし、可能であれば早めのバッテリー交換が重要なようです。

 

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方法はあるのです。

知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。

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