車のサイドステップが外れた時の修理費用は?縁石にぶつけたりガリ傷補修についても

車のサイドステップというのは意外と外れたり傷が付いたりするものです。

本格的な事故ではなくて、縁石やちょっとした石で擦ることも多いですし、マッドガードが何かに引っかかってサイドステップが外れることもあります。

ここでは、まず車のサイドステップが外れた時の修理費用をチェックします。

また縁石にぶつけた場合やガリ傷の補修についてもどうしたらいいのか、どれくらいかかるのかもあわせてチェックしておきましょう。

車のサイドステップと外れた時の修理費用

まず、車のサイドステップはどんなものなのか、外れた時の修理費用はどれくらいかかるかをチェックしていきましょう。

  1. 車のサイドステップというのはどんなもの?
  2. 外れた時の修理費用はどれくらいかかる?

車のサイドステップというのはどんなもの?

サイドステップというのは、その名前からわかるように、もともとはトラックやSUVのような車高が高い車に乗るときの足置き場、「ステップ」のことでした。

しかし、日本ではこの前輪の後ろから後輪の前の間のドアの下の部分を覆うエアロパーツを「サイドステップ」と呼ぶようになり、今ではこの部分のパーツの呼称として定着したのです。

画像の赤い部分がヴォクシーのサイドステップですが、エアロボディオンリーのヴォクシーではエアロパーツらしいデザインになっています。

引用元:https://toyota.jp/voxy/gallery/?padid=from_voxy_grade_navi-menu_gallery

このようにいかにもエアロパーツらしい流麗な、あるいは迫力あるサイドステップもありますが、比較的シンプルなものもあります。

このパーツはサイドスカート、サイドスポイラー、あるいはサイドシルガーニッシュなどと呼ばれることもあります。

外れた時の修理費用はどれくらいかかる?

サイドステップというのは、思いのほか簡単に外れるものです。

サイドステップが外れるのはどういうとき(縁石が原因でピン留めなので簡単に外れる)?

サイドステップが外れるのは縁石などにサイドステップの先端、あるいは後端をぶつける場合が多いのですが、真ん中あたりでも全体が歪むくらい変形すると外れます。

というのも、サイドステップは数本のビスとプラスチックのピンクリップで留めてある場合が大半で、衝撃で簡単に外れてしまいます

サイドステップ自体はそう高いパーツではありませので、変に頑丈に装着するとボディにダメージが及ぶからかもしれません。

サイドステップが外れたまま走行したらどうなる?

サイドステップが完全に外れてしまったときは、外れたパーツを車に載せてそのまま走っても大きな問題はありません

一番の問題は見た目の悪さで、そのままずっと乗り続ける勇気のある方はおられないでしょうが、ここは覆う前提ですから錆などの問題を考えれば早く修理したほうがいいです。

問題は中途半端にくっついている場合、例えばピンクリップが折れて垂れ下がっているような場合です。

サイドステップ自体は重いパーツではありませんので、走行中に落下することは考えにくいのですが、落下すると破損は免れません

また、後輪に巻き込むと事故の可能性もありますし、後続車に迷惑をかけることも考えられます。

可能であればガムテープなどで落下防止措置をしてできるだけ早くディーラーに持ち込みましょう。

修理費用はどうなる?

外れたサイドステップを再装着するだけなら簡単な作業なので、2、3千円の工賃でやってくれる思います。

問題は大きく傷付いた場合ですが、普通の車の場合なら板金塗装するくらいならパーツを買った方が早いです。

というのもドレスアップパーツでない限りサイドステップ1枚は2~3万円程度のパーツだからです。

おそらく工賃込みで3万円かからないくらいではないでしょうか。

もちろん、モデリスタのような本格的なエアロパーツとしてのサイドスカートが付いていたら、10万円は覚悟しなければならないかもしれません。

サイドステップを縁石にぶつけた場合やガリ傷の補修はどうすればいい?

実際問題として、サイドステップを縁石にぶつけた場合やガリ傷の補修はどうすればいいのでしょうか。

  1. サイドステップの傷を修理に出した場合
  2. サイドステップの傷をDIYで補修する場合

サイドステップの傷を修理に出した場合

サイドステップの傷を修理に出す場合は、いわゆる板金塗装で、歪みがあれば修正し、傷やへこみをパテやサンドペーパーできれいにして塗装するわけです。

この費用がおよそ2~3万円ですから、新品のパーツを装着したほうが安いなんてこともあり得ます

このあたりはディーラーと相談したほうがいいと思います。

サイドステップの傷をDIYで補修する場合

サイドステップの傷をDIYで補修するのは意外と難易度が低いものです。

傷が浅い場合

ごく浅い傷の場合はコンパウンドの細目→極細目→液体の順で磨けば取れる場合もあります。

また、コンパウンド入りのワックスでも取れる可能性があります。

ガリ傷でとりあえず隠せればいい

サイドステップの傷は車体下部にあるので、とりあえず簡便な方法で隠すのも悪くない選択です。

この場合は「シリコンオフ 」のようなもので脂分を落として、タッチアップペンで塗ればいいわけです。

ちなみに色ナンバーは車のコーションプレート(エンジンルームや運転席か助手席のドアピラーなどに貼付)に記載されています。

それを、例えばソフト99なら、下記のサイトで検索すれば該当製品は簡単にわかります

https://www.soft99shop.com/contents/search_color_no

ガリ傷で遠くから見たら目立たないようにしたい

タッチペン修理の問題点は、塗った時の盛り上がりで、近くで見れば一目瞭然で、少し近付けばわかります。

これよりましにしたのなら、エアータッチのようなものにタッチペンを装着してスプレー状に何回かに分けて塗ればいいのです。

専用の仕上げスプレーを使えば元の塗装との境目をぼかしてくれますから完璧です。

完璧に直したい、傷がやや深い

完璧に直したい、あるいは傷がやや深い場合はパテ埋めすれば完璧です。

  1. まず、サンドペーパーで傷をきれいにして、シリコンオフ 等で脂分を落とします
  2. そのうえで「光硬化パテ」という便利なものがありますから、日陰でこれを塗って、硬化したら、耐水サンドペーパーで表面をなめらかに仕上げます。
  3. 再度脂分を落としたうえで先ほど紹介したエアータッチのようなもので何回かに分けて塗します。
  4. 仕上げは エアータッチボカシ剤のようなもので周囲の塗装になじませるのです。

これなら近付いてもまずわかりません。

大きな傷

先ほどと同じですが、以下の工程になります。

  1. 耐水サンドペーパー150番のやや粗いものでで、ささくれをとり、周囲との段差を無くし、樹脂を露出させます。
  2. このままでは塗料の乗りが悪いので「バンパープライマー」のようなものを塗ります
  3. バンパー用のパテを塗り、周囲の塗装面より少し高く盛り上げます
  4. あとは耐水サンドペーパー320番で研磨し、ある程度平滑になったら600番でなめらかに仕上げます
  5. シリコンオフをスプレーしてタオルで拭き取り、塗装面(広めに)以外のマスキングをします。
  6. バンパープライマーをスプレーし、塗装面の密着性を高めるため「プラサフ」というものを数回に分けて塗装していきます。一気に塗ろうとせず、数回に分けて塗り重ねてください。
  7. これを再度研磨し、カラー塗装用に広い範囲をマスキングして、ぼかし材、カラーペイントの順に塗っていきます
  8. そのあとにクリアー塗装、ぼかし剤の順番です。

しかし、ここまでやると半日、資材だけで1万円超になってきます。

まとめ

サイドステップの傷は結構目立つので早めに修理したいのですが、どう修理するかは難しいところです。

というのも新品に交換したところで2万円ちょっとの場合もあるので、修理の仕方の選択が難しいのです。

個人的には遠目にではわからないくらいの修理に留めて、気になれば新品パーツに交換がいいような気がします。

サイドステップを近付いて見る人なんかいませんからね。