ハリアーとRAV4の価格差は?リセールを考慮するとどっちがいい?

ハリアーもRAV4もトヨタ自慢のクロスオーバーSUVで、どちらもなかなかの人気車です。

となると、どっちを買うかは悩ましいところですね。

ここではそんなハリアーとRAV4の価格差をまずチェックします。

そのうえで、この価格差にリセールバリューを考慮したらどっちがいいかを考えていきましょう。

ハリアーとRAV4の価格差は?

まず、ハリアーとRAV4の価格差ですが、2つの車種の概要をお示ししたうえで価格差をチェックしましょう。

ハリアーとRAV4

ハリアーとRAV4の一番大きな違いはテイストですので、まず画像をご覧ください。

ハリアー	RAV4

引用元：https://toyota.jp/harrier/gallery/?padid=from_harrier_top_navi-menu_gallery  https://toyota.jp/rav4/gallery/?padid=from_rav4_top_navi-menu_gallery

ご覧のように、ハリアーは都会的で洗練された雰囲気、RAV4は思い切りオフロードの味付けで、第一印象はずいぶん違うはずです。

エンジンはハイブリッド車が2.5L、ガソリン車が2.0Lの同じエンジンですし、ハイブリッド、PHVのスペックも同じです。

サイズ的には全長はハリアーが10センチちょっと長いですが、室内長も含めて他はサイズには大差ありません。

ただ、オフロード適性は見た目のとおりRAV4に分があります。

価格差をチェック

ではハリアーとRAV4の価格差をチェックしましょう。

安いグレードではハリアーはRAV4より20万円弱高いくらいですが、高いグレードになると70万円～80万円高くなっています。

PHVの価格差が60万円と大きいのも、それぞれが最高グレードあたりをベース車にしているからだと思われます。

ハリアーの人気グレードはベースグレードより90万円くらい高い「Z」です。

一方RAV4の人気グレードはベースグレードより50万円くらい高い「Adventure」のようです。

となると、ハリアーとRAV4の実質的な価格差は60万円くらいと考えたほうがよさそうです。

ハリアーとRAV4のリセールバリューを踏まえてどちらがいい?

では、この価格差にハリアーとRAV4のリセールバリューを踏まえてどちらがいいのでしょう。

ハリアーのリセールバリュー

ハリアーの残価率をお示ししていますが、ハリアーのリセールバリューは非常に高いものがあります。

7年落ちまではかなりの残価率ですね。

7年落ちで残価率が60%を超える車はあまりありませんよ。

RAV４のリセールバリュー

RAV4の残価率ですが、RAV4の国内販売が再開されたのは2018年からなので、5年落ち以降は30系の経過年数時点での残価率で仮置きしています。

RAV4の3代目、30系までは中古車市場でも値崩れしやすいリセールバリューが低いモデルでした。

しかし、国内再投入された現行50系は非常に高値で、グレードによっては新車価格を上回る査定さえ付くのです。

RAV4はリセールバリューが低いという考え方は頭から捨て去った方が良さそうです。

結局、ハリアーとRAV4はどちらがいい？

結局、ハリアーとRAV4はどちらがいいかですが、リセールバリューを考えれば圧倒的にRAV4です。

現行モデルのハリアーの2年落ちよりは3年落ちのRAV4の方が残価率は10%くらい高いのです。

同じ3年落ちではハリアーが旧モデルとはいえRAV4とは20%を超える残価率の差が出ています。

これでは買った時の価格差が飛ぶどころか逆転してしまうのです。

RAV4はトヨタで一番勢いがあると言いますが、その噂に偽りは無いようです。

まとめ

ハリアーはアルファ―ドとともにリセールバリューの高い車として有名でした。

しかし、現行RAV4のリセールの良さには目を見張るものがあります。

ただ、こうしたリセールバリューは移ろいゆくものです。

実際に売る時の査定額の傾向はまた変わる可能性がありますので、この情報だけでRAV4を選ぶのは危険すぎるこということは申し上げておきます。