ヴォクシーをカスタム化するなら、見た目も良く間違いが無いのはモデリスタです。
ただ、モデリスタエアロを装着するとエアロを擦る可能性が高くなるのです。
ここでは、ヴォクシーモデリスタはどんなもので、なぜ擦るのかをまず説明します。
そして擦るのを注意する場面はどんなところで、どこに注意したらいいいのかをチェックしておきましょう。
- ヴォクシーモデリスタエアロキットによる影響
- ヴォクシーモデリスタエアロ装着に地上高が重要性
- ヴォクシーモデリスタ装着後には慎重な運転が必要
- 保護対策の有効性
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人気車種やモデルチェンジ直後など例え値引きが渋くても諦める必要はありません。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので一度確認してみて下さい。
ヴォクシーモデリスタとはどんなもので、なぜ擦るの?
まず、ヴォクシーモデリスタはどんなもので、なぜ擦るのかをチェックしておきましょう。
- ヴォクシーモデリスタとはどんなもの?
- ヴォクシーモデリスタはなぜ擦るの?
ヴォクシーモデリスタとはどんなもの?
モデリスタというのはもともと「トヨタモデリスタインターナショナル」という会社のブランドで、今は統合して「トヨタカスタマイジング&ディベロップメント」という名前になっています。
名前でわかるようにトヨタ自動車グループの企業で、モデリスタのほかにTRDのブランドも有し、レーシングカーの開発や、トヨタ車用のチューニングパーツの製作、販売を行っています。
ヴォクシーのWebサイトにもオプションとして扱われていますから、純正パーツと言ってもいいようなブランドです。
90系ヴォクシーに関しては「MODELLISTA AERO PARTS SET」「MODELLISTA COOL SHINE KIT」「AERO PARTS SET(GR PARTS)」が提供されています。
「MODELLISTA AERO PARTS SET」「AERO PARTS SET(GR PARTS)」はフロント、サイド、リアのエアロをベースにする本格的なエアロキットです。
「MODELLISTA COOL SHINE KIT」はガーニッシュを中心にしたカスタムキットです。
AMODELLISTA AERO PARTS SET
引用元:https://toyota.jp/voxy/option/?padid=from_voxy_grade_navi-menu_option
MODELLISTA COOL SHINE KIT
引用元:https://toyota.jp/voxy/option/?padid=from_voxy_grade_navi-menu_option
AERO PARTS SET(GR PARTS)
引用元:https://toyota.jp/voxy/option/?padid=from_voxy_grade_navi-menu_option
ヴォクシーモデリスタはなぜ擦るの?
ヴォクシーモデリスタはなぜ擦るのかというと、エアロ部分の地上高が低くなるからです。
「MODELLISTA COOL SHINE KIT」は大丈夫なのですが、「MODELLISTA AERO PARTS SET」「AERO PARTS SET(GR PARTS)」は以下のように明らかに低くなります。
キット | フロント | サイド | リア |
---|---|---|---|
MODELLISTA AERO PARTS SET | 約34mmダウン(全長約53mmプラス) | 約35mmダウン | 約8mmダウン(全長約16mmプラス) |
AERO PARTS SET(GR PARTS) | 約34mmダウン(全長約59mmプラス) | 約28mmダウン | 約17mmダウン(全長約15mmプラス) |
現行ヴォクシーの最低地上高はFFで140mm、4WDで125mmしかありませんから、そんなに下がって大丈夫かと思われるかもしれませんが、そこは大丈夫です。
最低地上高は90mm以上必要ですが、樹脂製バンパーやエアロパーツの場合は地上高が50mmあれば大丈夫だからです。
ただ、エアロ部分の地上高が低くなりますから、これがヴォクシーモデリスタが下を擦る原因です。
また、全長も長くなりますので、アプローチアングルやデパーチャーアングルも小さくなります。
引用元:https://faq.toyota.jp/faq/show?id=437&site_domain=default
これが小さくなると坂道に入った時に傾斜にフロントがぶつかってしまうのです。
エアロにより全長が長くなることも擦る原因なのです。
ヴォクシーモデリスタが擦るのを注意する場面と対策
では、ヴォクシーモデリスタが擦るのを注意する場面と対策です。
- ヴォクシーモデリスタが擦るのを注意する場面
- ヴォクシーモデリスタが擦らないようにするには?
ヴォクシーモデリスタが擦るのを注意する場面
ヴォクシーモデリスタが擦るのを注意する場面はたくさんあります。
凸凹道
ヴォクシーモデリスタは凸凹道はとても苦手です。
砂利道やダートなどミニバンで出かけたくなるシチュエーションは大変危険です。
駐車場と道路の出入り
駐車場と道路の出入りには段差がある場合もありますが、怖いのは駐車場によっては道路に向かって急角度で傾斜していますし、道路も路側に向かって傾いているのです。
ここに最低地上高もアプローチアングルも小さいヴォクシーモデリスタが遭遇したら苦しむのは目に見えています。
立体駐車場、河川敷などへの急坂でのアプローチ
立体駐車場や河川敷などへの進入路は道路交通法の対象外ですから傾斜は急ですし、いきなりフラットになります。
そうなるととヴォクシーモデリスタには厳しい局面です。
雪道
雪道も雪の降り始めは問題ありません。
しかし、走っているうちにタイヤが走る部分だけが溶けて轍になりますから、そうなるとエアロ部分の地上高が低い車はラッセル車状態になってしまいます。
道路の工事、損傷
道路は普通は平坦ですが、破損していたり、工事中で段差がある場合もあります。
こんなときに普通の車なら大丈夫でも、ヴォクシーモデリスタは厳しいかもしれません。
急制動
どんな車でも急制動するとフロントが大きく沈み込むものです。
ヴォクシーモデリスタの場合は、さすがにそれだけでは摺りませんが、他の要因と複合すると厳しい状況になる場合もあるのです。
ヴォクシーモデリスタが擦らないようにするには?
ヴォクシーモデリスタが擦らないようにするには、ダートや河川敷などに行かないようにすることです。
駐車場や急坂では急制動を避け、可能なら真っ直ぐ進入するのではなく斜めに出入りしましょう。
そうすれば急制動による沈み込みも防げますし、車にとっての傾斜角も緩やかになるからです。
冬になると日常的に雪が降り地域にお住まいの方やスキー、スノボに行かれる方はそもそもヴォクシーモデリスタはやめておいた方がいいかもしれません。
ヴォクシーモデリスタがガリっと摺るので困っている方に一つだけいいグッズを紹介しておきましょう。
それは「エアロガード」というもので、エアロの下に両面テープで貼るだけの、誰でもDIYできる製品です。
価格は税・送料込み2,680円ですから、あのガリっという音の精神的ショックと実際の被害を回避できるなら安いものでしょう。
まとめ:ヴォクシーモデリスタが擦るは車高(地上高)が原因?
ヴォクシーモデリスタが装着すると摺りやすいのは事実ですが、もっと大仰なエアロや極端なローダウンが無ければ、そこまで気にする必要はありません。
ただ、駐車場の出入りや立体駐車場の急な上り下りでは摺る可能性がありますので、急制動しなくてすむようにゆっくりと走りましょう。
また、「MODELLISTA COOL SHINE KIT」は地上高も全長も変わりませんので、これで我慢する手もありますよ。
最後に、この記事でお伝えした内容のポイントを簡単にまとめました。
- エアロキットで地上高が低下する
- 地上高はエアロで50mm必要
- 全長が長くなり角度が小さくなる
- 凸凹道や砂利道では苦手
- 急制動時に沈み込みが問題
- 段差のある出入り口に注意
- 雪道ではラッセル車状態に
- 斜めに進入して沈み込み防止
- エアロガードで擦り傷防止
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だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
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