プラドディーゼルのリセールが悪い?最新及び今後のリセールはどうなる?

プラドはとてもリセールがいい車です。

しかし、そんなプラドでもディーゼルのリセールが悪いという気になる情報もあるのです。

ここでは、プラドディーゼルのリセールが本当に悪いのか、悪い理由はどこにあるのかを説明していきます。

また、最新リセールや今後のリセールはどうなるのかもチェックしておきましょう。

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プラドのディーゼルのリセールは悪いの?

まず、プラドのリセールの傾向を説明したうえで、ディーゼルのリセールは本当に悪いのか、それはなぜかを説明していきます。

  1. プラドのリセールはどうなの?
  2. ディーゼルのリセールは悪いの?
  3. なぜディーゼルのリセールは悪いの?

プラドのリセールはどうなの?

最初に、プラドのリセールの傾向です。

国産車の中でもランクルとプラドのリセールは圧倒的です。

1年落ちや3年落ちくらいの車の場合、半導体の不足などによる納車遅延の影響で大きく高騰し、新車価格を上回る場合もありましたが、ランクルは安定した高リセールです。

しかも、他の車と違って、7年落ち、10年落ちでも高いリセールを誇るのが特徴で、車両本体価格は高いものの、トータルのコストではむしろ割安とさえ言われているのです。

ディーゼルのリセールは悪いの?

次に、肝心なディーゼルのリセールは悪いのかという問題です。

プラドのディーゼルのリセールが悪いというのはガソリン車と比較した場合です。

3年落ちくらいまでは変わらないのですが、5年落ちくらいで差が開き始めてくるのです。

とはいっても、7年落ちで数ポイント差で、それでも同じトヨタで高リセール車のアルファードよりも十数ポイント上回る高リセールなのです。

なぜディーゼルのリセールは悪いの?

次は、なぜディーゼルのリセールは悪いのかですが、これには大きく分けて2つの理由があります。

  1. 海外では2.7Lガソリンエンジンの人気が高い
  2. 年数が経過したディーゼル車は不安視される

海外では2.7Lガソリンエンジンの人気が高い

重要なのは海外では2.7Lガソリンエンジンの人気が高いことです。

海外でもディーゼルエンジンに対する需要はあるのですが、需要の多い中近東あたりのニーズは2.7Lガソリンエンジンに特化されています。

海外生産モデルには価格の安いこの2.7Lエンジンはなく、安く買えると人気で、それがリセールにも影響しているなのです。

また、最近のディーゼル車は機構が複雑で故障も多く修理も大変なため、海外から敬遠され、輸出の需要が少ないこともマイナスに働いているようです。

年数が経過したディーゼル車は不安視される

もう一つは、年数が経過したディーゼル車は故障などで不安視されることです。

プラドのディーゼルエンジンはターボチャージャーが付いていて、そう簡単に壊れるパーツではありませんが、エンジンに比べれば耐久性が低いのは当然です。

DPR排ガス浄化装置や尿素SCRもディーゼル特有の装置で、ターボチャージャーも含め、交換となると数十万円の費用がかかってしまいます。

中古車市場では年数が経過したハイブリッド車もリセールは悪い傾向があるのですが、ディーゼル車も故障のリスクや高額な修理費がリセールを押し下げているのかもしれません。

プラドのディーゼルの最新リセールや今後のリセールは?

では、プラドの最新リセールはどうなっているのでしょうか。

また、今後のリセールはどうなるのでしょうか。

  1. 最新リセールはどうなっている?
  2. 今後のリセールはどうなるの?

最新リセールはどうなっている?

まず、最新リセールはどうなっているかです。

区分 ガソリン車 ディーゼル車
3年落ち 9割程度 9割程度
5年落ち 9割 9割弱
7年落ち 8割弱 7割ちょっと

3年落ちのリセールをみると、RAV4は9割台半ばと瞬間風速的に高騰しています。

ただ、7年落ちでも7割台を維持しているところはRAV4にはまねできない(RAV4は6割弱)ところです。

先ほども書きましたが、アルファードだって同じようなものです。

ディーゼル車もガソリン車には水を開けられていますが、それでも7年落ちで7割ちょっとのとんでもない高リセールなのです。

ちなみに、2015年以前はディーゼル車の空白期間でディーゼル車はありませんが、ガソリン車の10年落ちでも6割程度のリセールです。

今後のリセールはどうなるの?

次に、今後のリセールはどうなるのかです。

ランドクルーザーのリセールが堅調なのは、現行の150系が2009年9月以降モデルチェンジをしていないことも大きな要因です。

一般的にはモデルチェンジがあるとモデルチェンジ前のモデルのリセールは下がるものなのです。

RAV4で3年落ちが9割台半ばなのに5年落ちが6割弱なのは、納車遅れの影響があるにしても、5年落ちが前のモデルだということも大きいと思われます。

そのモデルチェンジですが、プラドの後継となるランドクルーザー250は2024年前半に発売されることが、既にトヨタからアナウンスされています。

引用元:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/39526630.html

問題は、このモデルに移行することに加え、「プラド」のネーミングが消えてしまうことです。

これまでのプラドはランクルの派生車種という位置づけでした。

それが、ランドクルーザー250となることで、タフで高級なフルサイズフラッグシップ300とともにランドクルーザーの中核を担う車種になるのです。

これはランドクルーザー250の発売はリセール低下につながりそうですが、250はかなり価格も上がり、性格も異なるものとなる可能性があります。

そうなると、逆に現行のプラドは相対的に魅力的かつ割安に映ることも考えられ、リセールが上がることもないとは言えないかもしれません。

まとめ

この記事では、プラドのディーゼルのリセールが悪いのか、悪い理由はどこにあるのかを説明したうえで、最新リセールや今後のリセールについて言及しました。

プラドの場合、ディーゼルのリセールはガソリン車に比べて悪いだけで、リセールそのものは極めて高水準で、ガソリン車との差も大きいものではありません。

少なくとも、リセールが悪いから買うのをやめるほどのものでもありません。

後継のランドクルーザー250の発売が迫り、リセールにどう影響が出るかは気になりますが、現行モデルの出来がいいので、思ったほど大きな影響は出ないかもしれませんね。

 

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