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ホンダのハイブリッド用バッテリー交換費用を駆動用と補機で調査!保証についても

  • 2023年11月15日
  • 2023年11月1日
  • ホンダ
ホンダ

ハイブリッド車は燃費はいいのですが、心配なのは高価と思われるバッテリー交換です。

特に駆動用バッテリーについてはいざ交換するといくらくらいかかるのかは気になりますよね。

ここでは、ホンダのハイブリッド用バッテリーの交換費用を駆動用と補機で調査していきます。

また、メーカー保証等でバッテリー交換が可能なのかについても見ていきましょう。

目次

ホンダのハイブリッド用バッテリーの交換費用は?

まず、ホンダのハイブリッド用バッテリーの交換費用を駆動用と補機それぞれで調べていきます。

  1. 駆動用バッテリーの交換費用は？
  2. 補機バッテリーの交換費用は？

駆動用バッテリーの交換費用は？

最初に駆動用バッテリーの交換費用ですが、ホンダ車の駆動用バッテリーの車種による違いをお示ししたうえで考えていきましょう。

ホンダ車の駆動用バッテリーの違い

まず、ホンダ車の駆動用バッテリーの違いですが、実に様々なバッテリーが使われています。

区分 形式(製造年） システム 排気量 バッテリー形式 容量
フィットハイブリッド GP1/4(2010 – 2013年) Honda IMAシステム 1339cc、1496cc ニッケル水素 5.75Ah(7)
GP5/6(2013年-2020年) SPORT HYBRID i-DCD 1496cc リチウムイオン 5.0Ah(48)
フィット GR3/4(2020年 – ) e:HEV 1.496cc リチウムイオン 5.0Ah(48)
フリードハイブリッド

（スパイク含む）

 GP3(2011年-2016年) Honda IMAシステム 1,496cc ニッケル水素 5.75Ah(7)
GB7/8(2016年-) SPORT HYBRID i-DCD 1,496cc リチウムイオン 5.0Ah(48)
シビック FL（2021年 – ） e:HEV 1.993cc リチウムイオン 1.3kWh(72)
ステップワゴンスパーダ RP5(2017年 – 2022年) e:HEV 1,993cc リチウムイオン 1.3kWh(72)
ステップワゴン RP8(2022年 – ) e:HEV 1,993cc リチウムイオン 1.3kWh(72)
アコードハイブリッド CR5/6/7(2013年-2020年) e:HEV 1,993cc リチウムイオン 5.0Ah(72)
アコード CV3(2020年 – ) e:HEV 1,993cc リチウムイオン 1.3kWh(72)
オデッセイハイブリッド RC4(2016年 – ) e:HEV 1.993cc リチウムイオン 1.3kWh(72)
CR-V RT5/6(2016年-2022年) e:HEV 1,993cc リチウムイオン 1.3kWh(72)
ヴェゼル RU1/2/3/4(2013年-2021) SPORT HYBRID i-DCD 1496cc リチウムイオン 5.0Ah(48)
RV3/4/5/6(2021年-） e:HEV 1496cc リチウムイオン 6.25Ah?(60)
ZR-V RV1/2/3/4(2023年-） e:HEV 1,496cc リチウムイオン 1.3kWh(72)

ホンダの場合は駆動用バッテリーはすべてリチウムイオン電池です。

リチウムイオン電池はエネルギー密度がニッケル水素電池の約2倍と高く、寿命も長いのですが、かなり高価になるのが欠点です。

トヨタも最近は徐々にリチウムイオン電池にシフトしてきていますが、初期のプリウスなどは安価なニッケル水素電池でした。

駆動用バッテリーを交換するといくらかかる?

そんなホンダ車の駆動用バッテリーを交換するとどれくらいかかるかです。

いろんな規格があるのですが、例えばフィットのものだとバッテリー本体が36万円、これに工賃が2万円程度かかるようです。

プリウスの駆動用バッテリーの場合、工賃込みで17万円～18万円といいますから、ホンダが高いというか、リチウムイオン電池が高価なのでしょうね。

フィットの場合はセル数が48ですが、上級車種のセル数は72です。

単純に72/48というわけではないでしょうが、セルが増えれば当然高価になってきます、

ホンダの場合トヨタのように自社でリビルドバッテリーの提供はしてませんが、社外品のリビルドバッテリーががやっと出回り始めているようです。

こういうものを使えば半額から三分の一程度の費用で交換することも可能なようです。

補機バッテリーの交換費用は？

次は、ホンダ車の補機バッテリーの交換費用はいくらかかるかです。

補機バッテリーの規格と積んである場所は？

まず、ホンダのハイブリッド車の補機バッテリーの規格です。

ここでは、代表的な車種の現行モデルのバッテリー規格をお示ししておきます。

車種 補機バッテリーの規格
フィット N-65
フリード N-65
ステップワゴン N-65
ヴェゼル 46B24R
ZR-V 46B24R

N-65が多用され、SUVは46B24Rですが、N-65はアイドリングストップ車用、46B24Rは充電制御車用で、アイドリングストップ車用のQ-65の方が高級で高価なバッテリーです。

搭載場所はエンジンルームの中で、通常のガソリン車と変わりません。

このため、車内に搭載するもののようなハイブリッド専用補機バッテリーは必要ないのです。

補機バッテリーを交換するといくらかかる

ホンダ車の補機バッテリーを交換するといくらかかるかですが、ディーラーで交換するとこんな感じです。

バッテリー名 バッテリー代 工賃
N-65 35,000円 1,000円～2,000円
46B24R 18,000円 1,000円～2,000円

ただ、Webで買えばずいぶん安く買うことが可能です。

N-65

まず、S-65ですが、WebならGSユアサの製品が税・送料込み15,730円で手に入ります。

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46B24R

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交換については、工賃さえ払えばディーラーでもやってくれますし、私も車検時にお願いしています。

また、このエーモンの税・送料込み1,601円のメモリーバックアップツールを使えば自分で交換することも可能ですし、廃バッテリーを引き取ってくれるところはWebも含めいくらでもあります。

ホンダのハイブリッド車のバッテリー保証は?

では、ホンダのハイブリッド車のバッテリー保証はどうなっているのでしょうか。

  1. 駆動用バッテリーの保証は？
  2. 補機バッテリーの保証は？

駆動用バッテリーの保証は？

まず、駆動用バッテリーの保証はどうなっているのでしょうか。

基本的には、ホンダの場合だと新車時のメーカー保証は、新車を登録した日から 5年間かつ走行距離が10万kmまでとなっています。

初期不良等はあり得ますが、基本的にこの期間内で保証で交換する可能性は低いでしょう。

補機バッテリーの保証は?

次に、補機バッテリーの保証ですが、ホンダの新車保証はこのようになっています。

引用元：https://www.honda.co.jp/afterservice/guarantee/

バッテリーはこの一般保証対象外部品で、「部品メーカーが定めた保証基準に従って保証されます」とあります。

となると、新品バッテリーの2年とか3年という保証期間を期待したくなりますが、メーカーの見解は6か月保証だそうです。

まとめ

この記事ではホンダのハイブリッド用バッテリー交換費用を駆動用と補機で調査し、保証についても確認しました。

ホンダの場合は高性能ではあるものの高価なリチウムイオン電池を使っているので、交換費用は少し割高になるようです。

出回り始めたリビルド品を使えば安く交換できるかもしれませんが、リビルド品はセルが新しいわけではありませんので、注意が必要です。

一方で、補機バッテリーはWebで購入すれば安価に交換できますので、あまり費用のことは心配しなくていいでしょう。

保証は駆動用バッテリーが5年10万キロ、補機バッテリーが6か月ですから、初期不良以外でお世話になることは無さそうです。