デジタルインナーミラーは、後方視界をクリアにし、車内が人や荷物でいっぱいでも問題なく見えるという最新技術ですが、その実用性には賛否両論があります。
特にノアなどの車種において「デジタルインナーミラーはいらない」と言われるユーザーも少なくありません。
本記事では、デジタルルームミラーを紹介し、メリットとデメリットを、老眼が気になる方が使用する際の距離感の認識や、雨の日の視界の確保など、具体的な使用シーンを交えながら解説します。
そのうえで、いらない理由や、本当にいらないのかを考えていきます。
さらに、後付けできるのか、できるとすれば、おすすめのデジタルルームミラ製品も紹介していきますので、安全かつ快適なドライビングの参考にしてください。
- デジタルインナーミラーとはどういうものか
- デジタルインナーミラーの評判とメリット、デメリット
- いらない理由と本当にいらないのか
- デジタルインナーミラーの後付けとおすすめ製品
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いらないと言われるデジタルインナーミラーはどんなもの?
最初に、いらないと言われるデジタルインナーミラーはどんなものか説明したうえで、口コミを見てメリット、デメリットをチェックしていきましょう。
- デジタルインナーミラーとは?
- デジタルインナーミラーの評判は?(口コミから)
- デジタルインナーミラーのメリットとデメリットは?
デジタルインナーミラーとは?
まず、デジタルインナーミラーとはどんなものかです。
デジタルインナーミラーは、従来のルームミラー(後部を映す鏡)とは異なり、車両後方に取り付けられたカメラからの映像を内部のモニターで表示する技術です。
引用元:https://kinto-jp.com/magazine/k20231201-1/
見た目は従来のルームミラーと大して変わりませんが、鏡で反射するのではなく、後方カメラの画像を映し出しています。
トヨタの場合は、後方のカメラに前方カメラを加えて、ドライブレコーダー機能も持たせている場合もあります。
引用元:https://www.gtoyota.co.jp/lineup/aqua/safety
このシステムによって、後部座席に人が多く座っていたり、荷物が多く積まれて視界が遮られがちな状況でも、カメラを通じてクリアな後方視界を確保できます。
従来のミラーでは見えにくい部分も、デジタルインナーミラーを使えば、モニター上で広範囲をカバーできるため、特に大型車やミニバンなどでの使用が効果的です。
また、夜間や悪天候時でも、カメラの性能により明るくはっきりとした画像を得ることが可能です。
ただ、デジタルインナーミラーは画像をモニターに表示するため、従来の鏡に比べて焦点距離や視点の感覚が異なるため、使用する際には少し慣れが必要です。
また、従来のルームミラーはまず壊れることはありませんが、デジタルインナーミラーは電子機器のため故障のリスクもあり、修理や交換が必要になる場合も考慮する必要があります。
デジタルインナーミラーの評判は?(口コミから)
次は、デジタルインナーミラーの評判はどうなのか、口コミから見ていきましょう。
デジタルインナーミラーは利用者からの評価が分かれています。
支持する声としては、「後方視界が広がり安全性が向上した」との意見が多い一方で、「画面が明るすぎるため夜間に眩しい」「ちらつく」などと感じるユーザーもいます。
また、画像の遅延が少ないことで、リアルタイムでの状況把握がしやすいという意見もありますが、遅延を感じるという声もあります。
雨天時には視界が悪化することもあるため、その点は使用環境によって意見が異なります。
ここでは、ポジティブな評価とネガティブな評価をそれぞれ数件紹介していきます。
ポジティブな口コミ
ポジティブな口コミを見てみましょう。
- 後方視界が広がり、大きな荷物を積んでも安心して運転できる
- 夜でも明るくクリアな映像で、後続車がよく見えるので安心して運転できる
- ドライブレコーダー機能がついているのもいい
- カメラが広角なのか、通常のミラーよりも多くの情報を捉えられている気がする
- 画像の拡大で遠くの車も詳細に見えるため、高速道路での運転が楽になりった
- 雨の日でもワイパーがレンズ付近をきれいしてくれるので視界が保たれる
- 画像の遅延もなくリアルタイムで後方視界を確保できる
- 設定が簡単で、好みに応じて画面の明るさやコントラストを調整できる
ネガティブな口コミ
今度はネガティブな口コミです。
- 夜は画面が明るすぎて目が疲れ、眩しいこともある
- 画像が遅延することがあり、特に速度が速いときに違和感を感じる
- 価格が高い割には効果はそう大きくなく、コストパフォーマンスを考えれば不要
- 雨天時にレンズ付近が濡れると、画質が著しく落ちて何も見えなくなることも
- 画像のピントが合わせにくい場合があり、年配の方には不評
- 寒い時期などでレンズが曇ると全く使えない
- 日中は車内のモニターが反射して見にくいことがある
- 従来のミラーに比べて直感的な使い勝手が悪い
デジタルインナーミラーのメリットとデメリットは?
次は、ディスプレイオーディオのメリット、デメリットです。
デジタルインナーミラーは、革新的な技術を車両に取り入れることで、従来のルームミラーでは実現できなかった利点を提供します。
しかし、その一方で、いくつかのデメリットも存在します。
先ほどの口コミも見ながら、これらのメリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット
メリットは以下の5点です。
常にクリアな後方視界を提供
デジタルインナーミラーは、リアカメラが捉えた映像を鮮明に表示するため、後方の視界が常にクリアです。
これにより、天候や光の条件に左右されずに安定した視界を確保できます。
視界の遮蔽を最小限に抑える
乗員や荷物で後方視界が遮られがちな従来のミラーと違い、デジタルインナーミラーはその影響を受けにくいという特徴があります。
後方全体を広範囲にわたってカバーできるため、視界の遮蔽問題を抜本的に可決します。
視野角の調整が可能
一部のデジタルインナーミラーは視野角を調整できる機能を備えており、運転者の好みや必要に応じて、視界をカスタマイズすることが可能です。
また、画像の拡大もできます。
これにより、個々の運転状況に最適な視界を提供してくれます。
画像を明るくできる
従来のルームミラーはミラーに映る映像を明るくはできませんでしたが、デジタルインナーミラーであればより明るく見やすくすることも可能です。
ドライバーが代わっても角度調整不要
デジタルミラーの映像は鏡ではなく、テレビの画面と同じなので、見る角度が変わっても画像は変わらず、ドライバーが代わっても角度を微調整する必要がないのです。
デメリット
デメリットは以下の5点です。
コストが高い
デジタルインナーミラーの導入にはそれなりのコストがかかります。初期設置費用は当然割高(例えばアルファードの場合で44,000円)になりますが、思ったほど高価ではありません。
修理や交換が困難
デジタルインナーミラーは複雑な技術を使用しているため、故障した際の修理や部品の交換が困難です。
一般的には丸ごとの交換になしますし、修理するとなると専門の技術者に依頼する必要があり、時間がかかることもあります。
この点、従来型のミラーが壊れることはまずありません。
距離感がつかみにくい
従来のミラーと比較して、デジタルインナーミラーは映像を通じて後方を映し出すため、距離感を掴むのが難しいという問題があります。
これにより、特に初めて使用する運転者は適応するまでに時間がかかることがあります。
焦点が合わせにくい
デジタルインナーミラーは焦点が液晶面になるため、目のピントが合わせにくく、合うのも遅れがちという問題があります。
運転中は遠方に焦点を合わせていますが、従来型のルームミラーの焦点は鏡越しの遠方にあるので、ミラーを見ても焦点距離はそう変わりません。
デジタルインナーミラーは焦点距離が近いので、視線移動をした時に、特に焦点調節機能が衰えた高齢者では瞬時に追従できないのです。
慣れによって改善されますが、慣れない方もおられるようなのです。
ちらつきが出る製品もある
デジタルインナーミラーに限らずデジタル画像は、静止画を連続再生して動画に見せています。
この方式だと、ウインカーなどの点滅しているランプの映像がちらつく現象、いわゆる「フリッカー現象」が称することがあります。
これが出ると、後続車などがウインカーを出したと勘違いすることもあり、一瞬ひやっとしますし、あまり気持ちのいいものではないのです。
デジタルインナーミラーがいらない理由と本当にいらないの?
ここでは、トデジタルインナーミラーがいらない理由を整理し、本当にいらないのかを考えていきます。
また、デジタルインナーミラーは後付け可能なのか、可能ならおすすめ製品にはどんなものがあるかも説明していきましょう。
- いらない理由は?
- 本当にいらないの?
- 後付けは可能?おすすめの後付けミラーは?
いらない理由は?
まず、いらない理由は何かですが、デジタルインナーミラーが不要とされる主な理由を整理していきましょう。
デジタルインナーミラーは最新技術を駆使した便利な装備ですが、すべてのドライバーに受け入れられているわけではありません。
以下では、この装備が必要ないと感じる人々の主な理由を詳しく解説します。
高コストがネックに
デジタルインナーミラーの導入にはそれなりに高額なコストが伴います。
あのアルファードにしてもエグゼクティブラウンジ系以外は未だにオプションです。
オプション代は44,000円ですからわずかの追加で標準装備にできそうなものですが、この高価な車でも44,000円に見合うコストパフォーマンスがないのでしょうか。
従来のミラーで十分と感じるドライバーが大多数
多くのドライバーは、従来のルームミラーで後方視界が十分確保できていると感じています。
特に長年運転に慣れ親しんできたユーザーにとっては、新しい技術に切り替える必要性を感じない場合があります。
技術への抵抗感
デジタル技術に対する抵抗感を持つユーザーもいます。
特に高齢のドライバーや、アナログ操作に慣れ親しんだ人々は、新しいシステムに適応することに不安を感じることがあります。
映像表示の違和感と使用感の問題
デジタルインナーミラーは映像を通じて後方を映し出しますが、この映像には従来のミラーにはないちらつきが発生することがあります。
LEDライトの点滅や他の光源との干渉により、画面上で不快なフリッカー(ちらつき)が生じることがデメリットとして挙げられます。
このような映像の問題は、特に夜間や雨天時に顕著になり、ドライバーにとっては大きなストレスとなり得ます。
また、デジタルインナーミラーはカメラと画面を用いるため、従来の鏡を使用したミラーと比較して、距離感がつかみにくいという問題があります。
このため、特に緊急時の反応において、適切な判断が難しくなる可能性が指摘されています。
これらの理由から、デジタルインナーミラーを導入するかどうかは、ドライバーの個々のニーズや好み、さらには運転環境によって異なると言えます
本当にいらないの?
次に、デジタルインナーミラーは本当にいらないのかです。
デジタルインナーミラーが適している場合
デジタルインナーミラーが「いらない」と一概に断定することは難しいです。
運転環境や個々のニーズ、車種の特性に大きく左右され、適している、必要な場合もあるからです。
人や荷物を多く運ぶドライバーには便利
たとえば、後方視界が人の頭で常に遮られがちな大型車やミニバンの運転者商用車で頻繁に大きな荷物を運ぶドライバーにとって、デジタルインナーミラーは非常に便利です。
リアウインドウが荷物で塞がれている状態でも、クリアな後方視界を確保できます。
後方が見えにくい車種での視界確保
デザイン上の理由でリアウインドウが小さく、従来のミラーでは後方が見えにくい車種も存在します。
このような車種では、デジタルインナーミラーが視界を大きく改善し、安全運転に寄与する場合があります。
車両の安全性向上
デジタルインナーミラーは、夜間や悪天候時でも明瞭な後方画像を提供することができます。
これにより、従来のミラーよりも高い安全性を確保できるため、特に視界の確保が重要な運転条件下では有効です。
コストとシンプルさを求めるドライバーには不要かも
シンプルな運転環境を好むユーザーや、コストを最も重視するユーザーにとっては、デジタルインナーミラーは必ずしも必要な装備ではないかもしれません。
従来のルームミラーで十分な後方視界が確保できる場合、追加の投資を避けたいと考えるユーザーも少なくありません。
先ほどアルファードのオプション代がわずか44,000円程度の装備であるにもかかわらず、エグゼクティブラウンジ系以外は標準装備していないと言いました。
あの高価なアルファードにしても価格が数万円上がるに見合うメリットがないのかもしれません。
後付けは可能?おすすめの後付けミラーは?
次は、デジタルインナーミラーの後付けは可能なのか、おすすめの後付けミラーにはどんなものがあるかです。
後付けは可能?
デジタルインナーミラーの後付けは可能で、多くの自動車アクセサリーショップやオンラインストアで取り扱われています。
ただ、例えばアルファードのオプション代44,000円と比べて、決して安いものではないことは認識しておいた方がいいかもしれません。
動画で紹介しておきますが、インパネやAピラーの内張を外せる程度のスキルがあればどうにかなりそうです。
既存のルームミラーにゴムバンドのようなもので取り付ける製品もありますが、これはミラーごと交換するタイプです。
おすすめの後付けデジタルインナーミラー
後付けミラーの選び方には、ディスプレイの解像度、カメラの視野角、昼夜の画像クリアランス、取り付けやすさなど、さまざまな要素が考慮されるべきです。
市場にはさまざまなブランドから多様なモデルが出ていますが、セルスター、アルパイン、ケンウッド、コムテックなどが特に評価が高いとされています。
これらの製品は、高解像度の映像提供と安定した動作が魅力です。また、設置が比較的簡単で、多くの車種に対応可能なモデルもあります。
ここでは、取り付けの容易さ、コストパフォーマンス、そしてユーザーレビューを基に、特におすすめの製品をいくつか紹介します。
アルパインDVR-DM1200A-IC
デジタルインナーミラーでは定評のあるアルパインの製品です。
12インチサイズで、純正のミラーを置き換えるタイプです。
車種によって取り付けキットが違うのですが、30系アルファード用で税・送料込み68.460円です。
これは、DVR-DM1000Aという同系統で10インチのモデルをノア&ヴォクシーの純正と比べたものですが、昼間の画像はアルパインが上ですし、夜はもっと違うようです。
もう一点、セルスター CS-1000SMを紹介しておきましょう。
この動画ではセルスター、アルパイン、ケンウッド、コムテックを比較していますが、結局選んだのがセルスターのこの製品でした。
価格はキット込みで税・送料込み40,680円です。
いずれにしても、純正オプション代と変わりませんが、カメラを活かしたドライブレコーダー機能を内蔵している場合がほとんんどです。
総括:デジタルインナーミラーはいらない装備?理由は?
この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。
- デジタルインナーミラーはカメラ映像をモニターで表示するシステム
- 従来のルームミラーと異なり、クリアな後方視界を確保し、車内の人や荷物に視界が遮られる問題を解消
- デメリットはコスト、焦点のあわせにくさ、ちらつきなど
- 荷物や人をたくさん乗せる人には有効
- 欠点もあり、大多数従来のミラーで十分と感じるドライバーにとってはいらないかも
- 後付けは難しくなく製品もたくさんあるが、数万円ということで純正オプション代と変わらない
新車を限界値引きから更に安く購入する方法!
新車を新車で購入する時、「出来るだけ安く購入したい!」と思いませんか?
新車も安全装備の充実等により軽自動車でも車両本体価格が約200万円超が珍しくなくなっています。
だからこそ、出金を減らしたいと思うのも無理はありません。
例えば、出金を減らす手段として思い浮かべるものは「値引き」ではないでしょうか?
確かに値引き額が大きくなればなるほど出金を減らすことは出来ます。
しかし、人気車の値引きは各メーカーともに大きくありません。値引かなくても売れますからね。
だからといって、諦める必要はありません。
方法はあるのです。
知っている人は「なんだあの方法か!」と思うかもしれませんが、知らない人にとっては「そんなに違うの?」というものです。
詳細を下記の記事で説明していますので確認してみて下さい。
一度、知っている方法か確認してみても損することはありませんよ!
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